elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

FIFA18に日本代表が収録される可能性はあるか

FIFAシリーズ最新作であるFIFA18の発売が決まり、サッカーゲームファンは沸き立っている。毎年恒例の話題なのだがやはりFIFAに来年の数字が付くと新シーズンに対してときめきを感じられずにはいられない。

 

そんなFIFA18において日本人ユーザーにとって最大の注目点がサッカー日本代表が収録されるか否かである。前作のFIFA17では遂にJリーグが実装され再び本格的サッカーゲームで日本のサッカーチームがプレーできるようになった。

そうなれば誰もが期待するであろう、次は日本代表なのではないかと。

 

現状FIFA18において日本代表が追加されることは確定しておらず次の選考配信で明らかになるとされているが、いずれにせよまだ追加されるかどうかは決まったわけではなくポジティブに考えれば追加される可能性があるとも言える。

 

既にこれまで日本代表を収録してきたウイニングイレブンはライセンス契約に難航しており次回作でその版権がEAのFIFAシリーズに行き渡る可能性は否定できない。

ウイニングイレブンのユーザーとすれば「長年の牙城が陥落してしまった」ともいえるし、FIFAのユーザーとすれば「ついにFIFAシリーズに日本代表が来た」とも言うことができる。

仮に次回作において日本代表が収録されれば日本におけるFIFAシリーズ知名度や普及度は飛躍的に高まるものと予想される。いよいよ世界的なビッグタイトルであるFIFAが"黒船"として日本に入港するかもしれない。

FIFA18

FIFAユーザーとしては次のFIFA18において一刻も早く日本代表の収録を願っているであろう。

日本人のFIFAユーザーも海外ゲームだから信仰しているわけではなく、できる事ならば日本代表や日本人選手が収録されたいと願っているしFIFAの世界観において日本代表と各国の代表が対戦できることを望んでいる。

 

FIFAウイニングイレブンの後塵を拝していた部分は日本代表やJリーグ関連、そしてUEFAチャンピオンズリーグの部分だった。JリーグFIFAに内蔵された今残すのは日本代表だけとなっており、FIFAユーザーはその収録に関して期待している。

日本代表さえ来れば文句なしという程今や日本でさえもFIFAウイニングイレブンを破竹の勢いで追従しており、もはやサッカーゲームといえばFIFAとなっている。

 

やはりライセンスの問題は大きく、FIFAシリーズはこの部分を重要視している。アジアでは韓国代表どころか、インド代表まで収録されていたことがありアジアの強豪国である日本代表をFIFAの一員に加える事には大きな意味がある。

 

「ゲームでその国の代表選手を知った」という人は世界中に多く、自分自身サッカーゲームで覚えたり好きになった選手は多い。リアルのサッカーをもちろん見てはいるが、サッカーゲームからアイデアや知識を得ることはもはや現代のサッカー文化において世界基準となっている。

日本人はこのFIFAというシリーズがゲームにおける世界的なビッグタイトルだということをまだ認識していないが、実はこの世界最大級のゲームタイトルにおいて日本代表が収録されることの意味は日本人以外にとっても大きい。

JリーグFIFAに収録されたことは日本サッカーにとって第一歩であり、次は日本代表となる。

現実に日本でも着実とセールスを伸ばしており、もはや日本代表の収録は日本、そして世界においても大きな意味を持つだろう。

 

「なんとなく侍、忍者という日本文化が好きでFIFAで日本代表を使っていたらいろんな選手を覚えた」というファンがこれから現れるかもしれないし、自分自身そうやって東欧やアフリカのマイナー国の選手を覚えた経緯がある。

サッカーというのは世界的な共通項や教養であり、この部分で日本が立ち遅れていることは国際感覚という視点で見たときあまり良いことだとは言えない。

世界的なサッカーの流行を迎える時代に加え、ゲーム文化の時代が到来している現代においてFIFAシリーズに日本代表が収録されていないという事はあってはならない、そう考えてもはや大袈裟なことではないだろう。

ゲームという文化も、サッカーという文化もかつてないほど世界中に普及しておりこの二つが組み合わさるFIFAシリーズによる影響は日本人が考えている以上に大きい。

 

もしFIFA18で日本代表が収録されれば日本におけるサッカーゲームの文化、そして世界におけるサッカー文化そのものに大きな影響を与えるはずだ。現在日本はソーシャルゲーム全盛の時代になっているがFIFA18の流行次第ではかつてスポーツゲームコンシューマーゲームに盛り上がった文化が再び訪れるかもしれない。

現代はスポーツとゲームを明確に区分する時代ではなくなっており「ゲームもスポーツの一部」と考えられ、「スポーツもゲームの一部」だと考えられるようになってきている。

まさにその最先端の融合がFIFAシリーズであり世界的なビッグタイトルの一つとして数えられている。このFIFAシリーズに日本代表が収録されることは非常に大きな意味がありFIFA18においてその実現が期待される。まずは次なる続報がどうなる見てみよう。

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悲報:SMAPは完全に分裂し稲垣、草なぎ、香取の退所が確定

去年から世間を騒がせていたSMAP解散騒動は誰もが望んでいなかった結末を迎えた。理想はSMAPが再結成されることであり、現実的には5人全員がジャニーズ事務所に留まりそれぞれ個人の活動を充実させていくということが目標だった。

そして仮に退所するにしても木村拓哉だけが残り、4人がまとまって何かを始めることが最低限の願いだったのかもしれない。

 

しかし「これまでのような日々」は永遠に続くとは限らない。

現実にはSMAPとしての活動が再開することはなかった。4人一緒に何か活動をすることもなく事務所に忠誠を誓った木村拓哉とSMAP解散後も仕事に恵まれていた中居正広が契約を延長し、その恩恵から漏れた草なぎ剛、香取慎吾、稲垣吾郎の3人が退所することになった。

 

賛否両論はあるが一般論のイメージでいうところの「木村拓哉に裏切られた4人」という構図だったものが、まさか中居正広までジャニーズ側に付き添う事を決めたのだから芸能界というのはやはり"大人の事情"が支配する世の中なのだろう。

「裏切り者」である木村拓哉に対して「忠義に厚い男」というイメージで語られていた中居正広が、まさか木村拓哉と共にジャニーズ事務所に恭順するのだからこの現象は"複雑怪奇"である。

 

この状況と非常に似たことが歴史では起きたことがある。

今回はまるでドイツを率いるアドルフ・ヒトラーとソビエト連邦を率いるヨシフ・スターリンが独ソ不可侵条約を結んだ時と同じだ。全体主義と共産主義という相反する政治体制を掲げ互いに批判し合っており世界から犬猿の仲とされていたドイツとソ連が同盟を結んだように、今回木村拓哉と中居正広が"同盟"を結んだ。

 

当時の平沼内閣は「欧州情勢は複雑怪奇なり」とドイツとソビエトの接近に衝撃を受け総辞職することになるが、実は真に欧州情勢を理解している者ならば独ソが接近することは予想できたのである。

(ちなみにこの後ヒトラーとスターリンの二大巨頭は不可侵条約を破棄し互いを滅ぼしあう全面戦争を行い、独ソ戦は歴史上最大規模の惨事へと発展していくのだがそれが何かこれからの二人の暗示であるように思えてならない。)

 

それと同じで事務所に恩義を感じている木村拓哉がジャニーズに留まり、冠番組を多く抱える中居正広も同じく現状の立ち位置に留まることは大人の事情を理解している者ならば予想できたことなのかもしれない。

 

しかし自分はまさに当時の平沼総理と同じであり、この状況を複雑怪奇だと捉え衝撃を受けている。自分はまだ芸能界という物を理解していなかった、結局芸能界というのはこういった大人の事情やしがらみで動いている。

中居正広が"男気"を押し通して、稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛と共に新しいストーリーを始めるというのは少年漫画の中でしかありえないような子供じみた展開だったのだろう。

中居正広「仲間だろうが!」

こんなことは現実にはありえず、中居正広が木村拓哉やジャニーズ事務所についていくのである。

SMAP

芸能界の光と影を知り尽くす中居正広はこの状況でジャニーズ事務所残留を選んだ。

彼らに言わせれば「これが大人の決断」なのかもしれない

中居正広「SMAPの歌は好きだったがね、だが世界は歌のようにやさしくはない」

 

まるで少年のような心を持つ香取慎吾のような人に芸能界はあまりに惨たらしい世界だった。まるで戦国時代のように、まるで帝国主義の時代のように純粋なピュアな心を持つ人間はこの社会では損をする。

母親のように育ててくれたマネージャーに義理を感じ添い遂げようとした香取慎吾はまさに「損をしやすいタイプ」の典型例なのだろう。この社会は優しく義理のある人間に生きやすいようにはできていない。騙し合い裏切りあい、最後にその競争に勝ち抜いた者だけが生き残る。

人間は使えるか使えないかだけで相手を判断し、付き合う相手は利益で選ぶ、香取慎吾は40歳になってもそのことがわからなかったのかもしれない。インターネット上ですらそうなのだから芸能界がどういった世界なのかは推して図るべきなのだろう。

 

しかしその香取慎吾にもついてきてくれたような人がいた。

草なぎ剛である。

 

香取慎吾は「芸能界には草なぎしか友達がいない」と以前から語っていた。頑なに芸能人を信用してこなかった香取が唯一信用した芸能人が草なぎ剛だった。

今回その友情が証明されたことになる。

香取慎吾と草なぎ剛の間に合った信頼関係は本物だった。

いざという時にも裏切らない、そんな友人が香取慎吾には一人いた。それだけでもきっと幸せであり、芸能界やジャニーズ事務所という世界でそんなかけがえのない友人に出会えたことは唯一の救いかもしれない。

 

いや、もう一人いた。

稲垣吾郎、実は彼も男気溢れる人情家だった。

一番風見鶏に近いタイプだと思われていた稲垣吾郎が対処する仲間と命運を共にした。

 

彼ら三人の行方がどうなっていくのかは誰も知らない。

明日に向かって生きていくのさ、先の事なんて誰も知らない。

 

ジャニーズ事務所は根回しし彼らが活躍しにくい状況を作るだろう。

中居正広まで事務所に留まるともなれば残された3人にもはやこの逆境を打開する力はそれほど多くは無い。

本当に起きてほしくないことが起きてしまった。SMAPが自分の応援しているグループでないという人も、自分の応援しているグループに置き換えて考えて見るとその悲壮に共感できる。有力な2人のメンバーだけが事務所に残り、残りのメンバーは全員切り捨てられ芸能界の荒波に投棄される。

今SMAPやSMAPファンが直面しているのはそういった状況なのである。

なぜこんなことになってしまったのか、どの時点に戻ればやりなおせるのだろうか、そんなことを考えても答えは見つからない。

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本田圭佑のアーセナル移籍とかいう飛ばし記事www

相変わらず本田圭佑の移籍先を巡る情報は活況としているが、さすがに今回のアーセナル移籍」は明らかに飛ばし記事だとわかる。

"エアオファー"の達人である本田圭佑ファンはその移籍に信憑性があるかないかをもはや本能で判別することができる。

CSKAモスクワ時代ならばまだ盛り上がることはできたが、さすがに今はあり得ないことに気付く。もう今は2017年でありCSKAモスクワにいたのは4年も前の話だ。

 

何でもそのアジア戦略における知名度やブランド力、マーケティング力をアーセナルが重視しているらしくアジアでは知名度の高い本田圭佑に白羽の矢を立てたのだという。

恒例の「マーケティングマン」扱いの移籍だが、正直こういった話はもうACミラン時代でうんざりしているのが本田ファンの正直な本音でもある。

 

ただその可能性を全否定することはできず、こういったなさそうな移籍が思いがけなく成立してしまうことがあるのもサッカーの世界でありいくつかの根拠は存在する。

本田圭佑 移籍

1:アーセナル移籍自体は難しくない

これまで日本人選手でも稲本潤一宮市亮浅野拓磨らがアーセナルへの移籍を果たしており所属すること自体はそこまで難しい物でもない。

入るのは簡単、しかし定着して活躍するのは難しい、そういったクラブがアーセナルでもある。

またアジアでは韓国代表パク・チュヨンも一瞬在籍していたことがあり監督のアーセン・ベンゲル自体がアジア人を評価している部分もある。

 

宮市や浅野の場合レンタルでの移籍によって流浪のキャリアを辿ることになったが、本田の場合マーケティング目的なのであればもうレンタル移籍ということはありえないだろう。そもそもレンタル修行に出して成長が見込める年齢でもなく、万が一にも移籍が成立するならばトップチームの戦力として計算されるものだと思われる。

現実にプレミアリーグは非常に過密日程であり出場機会が全くと言っていいほどないわけではない。「カップ戦要員」として少しでも出場すればアーセナルで活躍する本田圭佑を見ること自体はできる上に仮に活躍すればプレミアリーグでの出場も廻ってくるかもしれない。

しかし現実的には「パク・チュヨンの再来」となる可能性が高く、アーセナルにおけるアジア人選手の系譜が確立される結果になるかもしれない。

 

2:アーセナルFCがアジア戦略を重視しているのは事実

プレミアリーグがこれほど世界的に人気な理由はアジア市場を重視しているからであり、日本が例外的なだけでほとんどのアジア諸国ではプレミアリーグが圧倒的な人気を誇っている。

現実にマンチェスター・ユナイテッド「世界で最も資産価値の高いクラブ」になっており、かつてほどの栄光を失った現代界においてもレアル・マドリードバルセロナを上回る資産価値を兼ね備えている。

この現代においてプレミアリーグのチームがアジア戦略を軽視できるはずもなく、特に日本で人気の高いアーセナルはそのアジア戦略のメインを日本だと考えていてもおかしくない。

 

日本が他のアジア諸国と違うのはイタリアやスペインがイングランドと同等かそれ以上に人気な事、そしてそのイングランドの中ではアーセナルが人気という事である。

プレミアリーグで最も人気なチームがアーセナルFCというのはアジアの中ではかなり珍しく、その希少な国をアーセナルが重要視していないはずがない。

またベンゲル監督はJリーグ名古屋グランパスで監督を務めていたこともあり、その縁もあってアーセナルサポーターの日本人が多いという事情もある。そしてその名古屋グランパスに所属していたのが実は本田圭佑であり、もし移籍が成立した場合「元名古屋グランパス」の監督と選手がそろうことになる。

このことがマーケティングに与える影響は大きく、仮にカップ戦に出場するだけでもその効果は計り知れない。

 

またかつて香川真司マンチェスター・ユナイテッドに在籍していた時は日本企業のスポンサーも数多く進出し日本代表レベルの選手を獲得することの意味の大きさは理解しているだろう。

 

3:現実的にはアーセナルではなくハル・シティ

しかしどれだけ肯定的な理由を探したところで現実的には移籍シーズン恒例の飛ばし記事だと考えたほうが自然である。

本田圭佑自信は「出場を優先して移籍したことは無い」と語っており、成長を優先しているが今この年齢でアーセナルに移籍して成長が見込めるかは不透明である。

 

アーセナルに移籍して"環境先行型"と公言するスタイルによって成長して、果たしてそのクラブでどういったゴールが待っているのかと考えたときに希望的観測は難しい。こちらもまた移籍が騒がれている選手だが、そのメスト・エジルからポジションを奪う事は絶望的に不可能だと言っていい。

今のアーセナルはスタジアム建設費を完済したことで予算が潤沢になっておりビッグネームが続々とやってくるクラブにもなっている。またベンゲル自体若手を優先する傾向もあり、中盤が激戦区でもあるアーセナル本田圭佑に巡ってくる出場機会はそれほど多くないだろう。

ACミラン時代のようにベンチを温める日がまた繰り返されるかもしれない。いや、ACミラン以上に競争が厳しいビッグクラブであり次々と世界中から有力な選手がやってくる。

 

その一方でイングランドの2部にあたるチャンピオンシップを戦うことが決まっているハル・シティからのオファーがあるとも言われている。

以前実際にオファーをだし本田サイドが断った経緯があるが、今回CSKAモスクワ時代の恩師レオニード・スルツキーが新監督に就任したことで新たな展開が起こり得る可能性もある。

イングランド2部は下部リーグでありながらも予算は潤沢であり、決して悪い条件のオファーではない。問題はその2部の荒削りのフィジカル的なスタイルで、古き良きイングリッシュフットボールの面影を残しているという事である。

フィジカル的に下り坂にある本田圭佑が、フィジカル重視を前面に打ち出すイングランドらしい2部リーグでどれだけ活躍できるかは未知数だと言える。

 

その一方で本田圭佑といえばオランダリーグ2部でVVVフェンロを昇格に導いたこともあり、本田圭佑が最も華やかな活躍をしていた時代でもある。2部リーグということでVVVフェンロ時代のような姿が見られるならば本田ファンとしては楽しみでもあり、仮に2部で優勝しプレミアリーグに昇格することができればイングランドの小さな町の英雄になれるだろう。

実際現地メディアの報道によると「あの本田圭佑が来てくれるのか」という論調であり、日本人はプレミア2部を過大評価しており現地も人々もまた本田圭佑を過大評価している。

日本人からすればプレミア2部に本田圭佑が行けるのかという感覚であるが、現地の人々は「ハルシティはそんな大げさなクラブではない」と思っており、逆に日本人もまた「本田圭佑はそんな大げさな選手ではない」とも思っている。

 

そう考えたときに意外と相性が良さそうな気もしてくるし、スルツキーと2部優勝や昇格を目指してという野心的なプロジェクトをするならばやりがいもあるかもしれない。英語が通用するという事と、サッカーの本場であり2部リーグも情熱的なサポーターが多いという事と、そして昇格すればプレミアリーグに参入できるという事も含めれば魅力的な挑戦かもしれない。

 

スペインの降格圏のチームや2部のチームの劣悪な施設で過ごしたりアーセナルに移籍し第二のパク・チュヨンになるよりはハルシティの方が快適かつ野心のあるチャレンジもできる。

本田圭佑は「自分が組織を動かし変わっていく過程が面白い」と語っているが、ハルシティならば降格に沈んでしまったチームを再びプレミアリーグに戻れるチームに改革するというプロジェクトに挑める。

本田圭佑が挑戦として選ぶのはよりハイレベルな高みに挑めるアーセナルか、それとも組織改革に挑めるハルシティか。はたまた別の国のチームか、どうなるか見てみよう。

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永瀬廉はジャニーズとしての才能が半端無い

ジャニーズであるためには、ジャニーズとしての才能が無ければならない。

それは具体的にどうこう説明するものというよりも、とにかく「ジャニーズ」でなければならないとしか言いようがない曖昧なものだ。

 

抜群のルックスを持っていればいいかというと、それだけではジャニーズになれないし歌唱力が高いからといってそれもジャニーズであることを意味しない。

なぜだかわからないがジャニーズには、ジャニーズ特有の特殊な能力や雰囲気が必要なのである。

 

それは例えば、スポーツのサッカーでいえば身体能力が高い選手が良いとは限らないし、単純にリフティングのようなボール扱いが上手いからと言っていい選手とは限らないのと同じ理屈だ。

サッカーをわかっている「サッカー脳」のような物が必要とされる。

 

その意味でいえば、King & Princeの永瀬廉にはその才能があるように思う。

すなわち、ジャニーズ特有の才能や雰囲気のような物がある。

仮に永瀬廉がモデルや俳優として通用するかと言えばそれは回答に戸惑うが、ジャニーズとして通用するかと言えばそれは即答できる。

現に永瀬廉はジャニーズJr.屈指の人気を誇っており、次世代のジャニーズを担うエースだ。

 

永瀬廉の何がそこまで人を引き付けるかと言えば、それは抽象的だが「モテそうな感じ」だろうか。

こういう奴が結局一番モテるというような雰囲気が永瀬廉にはある、中々説明しにくいような不思議な魅力があるのかもしれない。

 

永瀬廉について自分が一番評価しているのは、その歌唱力や声質にある。

もっと厳密にいうならば、声が非常に色っぽくこれは間違いなく彼の才能そのものだ。歌というのは結局のところ技術が高いかどうかはもちろんとして、最終的に行き着くのは声が好みであるかどうかにあると思う。

 

永瀬廉の声というのはセクシーというか、しっとりしているというか、聞きこんでしまうような良さがある。

世界観に誘う、あるいは世界観を再現する、その能力に長けている。

いや、それほど美化するものではないかもしれない。

とにかくもうこれは生まれ持った才能であり、努力という概念を超越する。

良い声だからかっこいいとしか言いようがないし、才能があるから普段の素行や正確についても許せてしまう。

 

むしろ最近のジャニーズは従来のジャニーズに比べて、性格が重視されるような傾向になっているしメンバーの仲も重視されるようになっている。

不良がモテない時代と言われているが、イキッったりトガったりしている「かっこつけ系」のジャニーズは今の時代もはや絶滅危惧種になろうとしている。

そういう意味で永瀬廉は今風でありながら、ジャニーズらしい伝統をも併せ持つタイプだと言えるかもしれない。

やはりジャニーズというのはかっこつけてナンボであり、自分が世界で一番かっこいいと思っている勘違いナルシストなぐらいが良い。

山田涼介や中島健人がナルシストであることを自覚しながら、それでもナルシストを貫くタイプならば、永瀬廉は自覚のないナルシストとも言えるだろうか。

思春期や青春期のような、素でイキッってかっこつけているタイプだ。

 

とにかくかっこつけたくて仕方がないし自分がかっこよくて好きだと信じきる事、これが何よりもジャニーズの才能でありファンはそういった姿を見たがっている。

そしてそれがいざ大きな舞台になると、それはオーラになる。

疑いようも無く自分がかっこいいと思い、ためらいも無くかっこつけたり、時にはすかしたりする。

そして実際にモテるからこそ、更に磨きがかかるという好循環が男を輝かせる。

永瀬廉には今まさにそのようなオーラがある。

とにかくかっこよく、ジャニーズとしての天性の才能があり、伝統を受け継いでいる。

山下智久や亀梨和也が全盛期だった時代の、森田剛や松本潤が頭角を現し始めたころのジャニーズがまるで現代に現れたかのような存在だ。

もし最近のジャニーズにはジャニーズらしさが足りないのではないかと思うのであれば、永瀬廉の名を知ることは決して損ではない。

なんで伊野尾慧ってここまで人気なんだろうな

今年も伊野尾慧のニュースはやはり尽きない。

伊野尾の話題にされる能力は異常というぐらい、話題になる能力だけはやたら高い。

運動神経はなくとも話題にされる能力はHey! Say! JUMPの中でも突出している。

つい最近もAKB48宮脇咲良が伊野尾ファンだということが発覚したりとか、卓球の平野美宇が伊野尾と共演してそれが少し叩かれたりとか相変わらず話題に上る能力は一流でありトラブルメーカーでもある。

 

それにしてもなぜこれほど伊野尾慧は人気なのだろうか。

伊野尾さんが散々「ヤバイ奴」だってことはもうこれまででも明らかなのにその人気は衰えないどころか着実にその人気を伸ばしている。

卓球の平野美宇よ、こいつを好きになるとヤバイぞ・・・

伊野尾もヤバイが、伊野尾ファンもヤバイためファンを公言することは勇気100%がいるだろう。

 

とはいえ自分も担当とまでは言わないものの伊野尾慧ファンであり定期的に「伊野尾不足」に陥ることがある。伊野尾成分が足りない時がたまにやってくるため、そういう時は映像を見て補給するのが自分の日課である。

あの絶妙なウザさは一度はまれば癖になる。

 

そもそも自分は「ウザいジャニーズ」が大好きであり、好きになるジャニーズのほとんどが「ウザい奴」である。

むしろ"ウザい"というのは褒め言葉であり、図々しい奴やしつこい奴、我の強い奴、キャラの濃い奴、空気読めない奴、そういう人間はたまらなく好きなのが自分であり、伊野尾慧もまさにこの条件に当てはまる。

スポーツや芸能などでも、何もしようとしない人やテンプレ行動しかとれない人よりも、自分独自の面白いことをやろうとする人間の方が、時としてウザがられても自分は好きだなと思う。

 

伊野尾慧の真の魅力は実はこう見えて不遇時代や日の当たらない時代を経験していることであり、ほんとここ2年ぐらいで急に伸びてきた印象がある。

こういう成り上がり方は燻ってる他のジャニーズメンバーの参考にもなると思うし、そうやって活性化していくこと自体がジャニーズ事務所全体を元気にしていくとも思う。伊野尾慧は早熟の天才ではなくやや遅咲きに近いタイプだと言える。

 

今の時代に個人の自由時間の使い方というのはそれぞれがが自由に選べる時代になっており、テレビやジャニーズ以外にもいくらでも面白いものがある厳しい時代になっている。

そういう時代にジャニーズが生き残っていくには確実にキャラの濃さが必要で、現状を打開、いや打破するぐらいの勢いを持ったメンバーが出てこないといけない。

いろいろ問題を起こしたり散々悪口も言われる伊野尾慧だけどもそういった打開力は紛れもなく本人の勇気によって支えられてるし、 批判覚悟で何かをやろうとする人間でなければ今の時代は生き残っていけない。

 

確かに伊野尾は批判される部分もウザイ部分もあり「剛力の次は伊野尾が来たか」と言われるぐらい世間ではウザがられてる一面もある。

その一方で確実にそのウザさの虜になっているファンはいるし、見ていてこういう個性の強いメンバーは面白い。注目されない不遇時代を長期間経験しているからその重要性も頭では理解していると思う。ああ見えて実は非常にインテリで頭の回るタイプでもある。

松木安太郎が地上波実況の時はハイテンションなのに、専門チャンネルの実況の時はかなり冷静なの似ているかもしれない。実は伊野尾慧も計算してハイテンションなウザキャラになっている部分もあり、ふと冷静になっている伊野尾慧も実は存在する。本当はそのちょっと冷めて引いた目で見ている伊野尾慧の魅力に多くのファンがはまっているのかもしれない。

 

自分が伊野尾慧を評価しているのはもしかしたらそういう頭の良さや内に秘めた冷静さ、一歩引いて見る感じのメンタルに要員があるとも思う。その二つを高度に両立している伊野尾慧の事は「只者ではないな」と思うし見ていて面白いことは間違いない。

何を考えているのか読めない、そして行動も読めない。

それゆえに度々驚かされる、そんな見ていて飽きない伊野尾慧の魅力は今後も衰えることは無いだろう。

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