elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

VS嵐に「ここさけチーム」で中島健人が出演

セクシー旋風がまた吹き荒れた.。

そんな印象を抱いた中島健人のVS嵐出演だった。

Sexy Zoneの中島健人と言えば実はグループとして過去にVS嵐に出演している。ちょうどジャニーズの派閥問題が新しい方向に向かい始めていた頃だったと思う。

 

それからしばらくの時を経て、今度は「ここさけチーム」として出演することになる。

映画「心が叫びたがっているんだ」の略称としての"ここさけ"主演者として、今回チームを率いる形でVS嵐に出演した。

 

まず今回の出演で面白かったのがテロップで「迷言連発で嵐も唖然」と書かれていたこと。もうケンティのネタキャラ化進行しすぎでしょ笑

ここさけTシャツも相まっていろいろシュールな光景が見れた。

中島健人といえばいい意味で意味不明な発言を連発する"面白ナルシスト"でもある。発言センスやお言葉の面白さはまさに最上級であり、もはやカルタや名言集でも発売したほうがいいのではないかという領域にある。

 

中島健人名言付き日めくりカレンダーが発売されたら迷わず毎年買うだろうね、という程にその言葉の面白さに自分は心酔している。松岡修造カレンダー並にヒットしてもおかしくはない笑

Sexy Zone中島健人という人間の真の面白さはその言葉選びや言語センスにある。

何を言うかわからない面白さは見ていてワクワクさせられる。

 

相葉雅紀が「いちいちセクシーな奴には負けてられない」とイジり、櫻井翔が「さよならセクシーしたいよね」とその代名詞を使う。

前回のVS嵐出演でもSexyの渦を巻き起こし、もう何でもセクシーとつける流れになっていた。

「中島健人=いつもセクシーと言っている人」この認識で間違いない。

ジャニーさんの気まぐれで意味不明なグループ名をつけられたにもかかわらず、最大限にその魅力を引き出しているのが中島健人でもある。

セクシーゾーンというグループ名には賛否両論あるけども、殊この男、中島健人にとってはいわばこの言葉との邂逅は運命(さだめ)だったのかもしれない。

 

面白かったのが「セクシーサンキュー」という言葉の発祥が2013年だったというシーン

相葉雅紀「Sexyセンキューはいつ生まれたの?」

中島健人「2013年ですね」

櫻井翔「ちゃんと誕生の日があるんだ!」

 

更に中島健人イジりはこの後も続く。

実はこの前に「嵐のワクワク学校」という恒例の舞台で共演しており、ラジオでも「嵐さんと共演していろいろなことを学ばせてもらった」とSexy Zoneのメンバーは語っている。

嵐というグループは後輩グループにも親密で「緊張しないでいいから」とフレンドリーに接してくれて、凄く気遣いができる先輩として多くのメンバーが話している。

 

そんなSexy Zoneの関係性が実は裏にはあり、特に櫻井翔は昔から気にかけてくれている。何気ないシーンでもSexy Zoneのデビュー曲の振り付けを披露してくれて、中島健人がありがとうございますと手を合わせるシーンが後半に合ったことは密かな見どころだった。

 

また二宮和也はメールでのエピソードとして「凄く礼節を凄くわきまえている人だけど、メールの最後に突然セクシーサンキュー!とあって面白かった」と教えてくれたり、大野智が「礼儀正しすぎてなかなか大ちゃんと呼んでくれない」というワクワク学校関連の話も凄く面白かった。

前の出演の時と距離感が違っていたのはワクワク学校の共演があったからかもしれない。

そんな"後輩イジり"で面白かったのが松本潤の「アイツ折れねぇな」発言で、「鋼のメンタル」と紹介されていたシーンも地味ながら個人的には結構壺だった。

松潤と言えば今回ここさけ共演者の寛一郎とのエピソードで「俺10歳ぐらいのころから知ってて、小学校に送ったこともあるんだよ」という話が面白かった。

しかもその時サングラスをかけていて小学生から「あの人誰?」と思われていたらしい。この頃のMJといえばトガっていて、さすがあだ名が「キング」だった時期でもある。

 

ちなみにキングはこの日キッキングスナイパーで大活躍し嵐チームの需要な得点源にもなっていて、「やっぱキングかっけぇな」と松潤を見て思った。

そんなここさけ共演者の寛一郎は撮影中もケンティといちゃついており、あらぬ疑惑を芳根京子や石井杏奈からかけられているらしい笑

 

そしてこの競技で中島健人は全く活躍できず、前回出演時のVTRも出されて「サッカー部出身ですけどキーパーなんで・・・」と情けなく言い訳しつつも「キーパーもボールを蹴るだろ!」「なんだよあの優雅なあっさり蹴り笑」と突っ込まれていた。

 

どうやらケンティはこの競技が苦手なのかもしれない、むしろ後半のボーリングの方がよほど得意だった。現代サッカーにおいてキーパーは足元の技術も求められてるから、足でのボール扱いが苦手なことは言い訳にはならないぜ!笑

中島健人「俺の時代はノイアーではなくカーンだったから・・・・(小声)」

 

更に中島健人イジりで面白かったのが今回ビジュアル系バンドのhaderuという設定で出演していたロンブー淳で、実は違う局のテレビ番組でも度々共演していて縁がある。

 

「でたな、セクシーすべり!俺よく見てるんだよ」とロンブー淳にも中島健人の""迷言"を熟知しているのはうれしかった。もはやセクシーすべり扱いされるほど共演者には彼の意味不明な言語センスが定着している。ファンとしてはむしろ見ていて歓迎で、中島健人が独特の言葉を駆使して、それが面白い展開になることが見ていて楽しい。

そんな中島健人だけども実は「スベるかも」と不安に思っているようだ。

むしろそれを言うならば「中島健人というキャラクターはスベッってナンボでしょ」という思いもある。スベることまで含めて様式美であり、サッカーの一流フォワードでも試合中に何回も外す。

ドスベリ王子と言われてもいいから面白いことを果敢に言おうとしてほしいし、わけのわからないことを言っている中島健人という姿が魅力もなっている。

セクシーすべりアイドル、それが我らが中島師匠である。

 

そんなことを言えば自分も様々な局面でスベッてますよ。

本人が意味不明なことをいってスベるのであれば、ファンも堂々とわけのわからないことを言ってスベればいい。いや、むしろ弟子は師匠学んでスベるべき。

 

中島健人から学んだことは「スベることを恐れない」という精神かもしれない。守りに入って空気を読むと面白くない。

意味不明な奴だと思われることを怖がってはいけないし、世の中"わけのわからない奴"ほど面白い。その象徴が中島健人だとも言えるしその不可思議なキャラクターを求めている人は多い。

 

そんな今回のVS嵐出演で、最もかっこいいと思ったシーンが恒例の負けているゲストチームへの"ハンデ"を拒否したことだった。

中島健人「ハンデをもらうのはセクシーじゃない」

序盤明らかに躓き大差をつけられて負けが実質的に確定していたにもかかわらず、そのハンデを受け入れず最後のボンバーストライカーというボーリング競技に最後の命運をかけた。

この時の中島健人はこの絶望の状況下で本気で勝ちに行こうとしており、もしかしたらSexy Zoneというチームとして出演して敗退していた時のことも思い起こしていたのかもしれない。

 

「ハンデをもらって勝ってもうれしくない」という最後のプライドを感じたところに個人的には凄く中島健人らしさを感じた。今回のVS嵐出演で最も尊敬したシーンは間違いなく自分にとってこのシーンで、映画の主演を背負ってキャプテンとして出演してボロボロの状況下で最後のプライドを捨てなかったというのは滅茶苦茶かっこよかった。

美しく勝利すること以外真の栄光にはならない、そんな信念が伝わってきた。

美学に背いてまで勝つぐらいなら負けるとわかっていても潔く最後まで戦う、それが中島健人の哲学なのかもしれない。

言ってみればただ単なるバラエティ番組のお祭り企画なのかもしれない、ただそれでも背負ってる物を軽んじず本気で勝とうと挑んでいた姿勢はかっこよかったと思う。

最後のボーリング企画の時はマジになっててかなりかっこよさに磨きがかかってた。

 

キッキングスナイパーの時のミスを取り返そうと挑んで本気でガッツポーズしてた姿は、FIFAワールドカップでもそう簡単に見れる物ではなかったし中島健人が憧れるオリーバー・カーンやイケル・カシージャスがPKを阻止したときの気迫にも似たものを感じた。

最後外したシーンの本気の悔しがり方もスポーツの重要な試合でなければ見れないぐらい眼光が滲んでいたように思う。

 

多少大袈裟かもしれないけども、中島健人が自身の主演映画を背負って嵐という偉大なチームに挑んでいたことは少なくとも自分には伝わってきた。

こんな気迫を感じたというのは久しぶりなぐらいに鋭い目をしていたし、世界最高の舞台でもあの目つきを見れることはなかなかない。

中島健人の魅力はこういう本気になったときの顔の精悍さもあると思う。

 

全体の展開としては本人の面白さを嵐のメンバーに引き出してもらって、試合としても序盤のイジられ展開から最後逆転のチャンスがあるんじゃないかなという面白さがあって楽しかった。

また嵐に負けてしまったけども、本人としては「ここさけ2」で出る予定らしく三度参戦の機会がやってくるかもしれない。

その時はまた嵐のメンバーとセクシーな激闘と繰り広げてほしいなと楽しみにせずにはいられない!

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ネイマールは本当にPSGに移籍してしまうのだろうか

最初は良くある飛ばし記事の一つでしかないように見えたネイマールのPSG移籍報道だが、徐々に現実味を帯び始めてきている。

バルセロナにとってはメッシの次の時代のエースを託すつもりでいたはずのネイマールがパリ・サンジェルマンを新天地に選ぶことは衝撃だろう。

 

少し前までは「ネイマールがパリに行くことは200%無い」という論調だったが、ここ最近は「半々」という状況になっており、ブラジルメディアは既に合意したと報道している。

 

バルセロニスタ「ありのままに起こってることを話すぜ。来シーズンに向けた補強にワクワクしていたら、主力のエースが出て行こうとしている。何を言ってるかわからねぇと思うが恐ろしいものの片鱗を味わうことになりそうだぜ。」

 

正直なところ自分も今回ばかりは不安になっており、ついにMSN終焉の時、いやバルセロナやスペインサッカーの時代が終わるのではないかという危機感もある。

報道されている移籍金の額は280億円とも言われており、パリ・サンジェルマンが本気を出せばこの金額を支払う事さえ厭わない姿勢に驚愕せずにはいられない。

世界のサッカー勢力図が巨額のマネーによって移り変わろうとしており、もはやスペインの二大メガクラブでさえも太刀打ちできない時代に突入しようとしている。

 

元々ブラジル人選手や南米のサッカー選手は、給与目的の移籍が多いがネイマールもその系譜に連なる存在なのだろう。覚悟していた部分はあるが、まさか本当にここまで現実味がある話になるとは思っていなかったのが正直なところだ。

 

数年後UEFAチャンピオンズリーグでは「シミュレーションもサッカーの一部だ」と擁護していたバルセロニスタが、ネイマールのダイブ行為を目の前でみせられることになるかもしれない。

 

仮にこの移籍が実現するとしてネイマールjrの立場で考えてみると、それは必然のようにも思う。

バルセロナにはリオネル・メッシという絶対的な選手がおり、もともとネイマールが移籍した理由の一つでもあり相性自体はとても良い。しかしそのメッシがいるゆえにいつまでも主役になれないというジレンマも存在する。

メッシがいるから活躍できているが、メッシの存在があるから主人公になれない。

 

PSGならば絶対的なエースとして自身を扱ってくれる上に、高額の給与も弾む。

現実にブラジル代表においてメッシ無しでも活躍できているため、バルセロナの選手と離れることは大きな問題にはならないどころかCLで優勝すればバロンドールさえも見えてくる。

ネイマールほどの選手が一度もバロンドールやワールドカップに恵まれなければ、ペレから「結局ワシを越えられなかった」とお決まりの言葉を受けることにもなる。

燦然と輝くセレソンの歴史に名を残すのであれば、ここで大きなチャレンジが必要となるかもしれない。

更にバルセロナより規模の大きい世界屈指の都市パリで活躍することは自身のブランドイメージを高めることにもなる。

ネイマール

またバルセロナの立場として考えても実はこの移籍は悪い事ではない。

確かにネイマールのプレーはファンタジーに溢れておりその攻撃力に大きな影響を与えていた。サッカーの歴史上最高の3トップとも言われるメッシ、スアレス、ネイマールのトリデンテの一翼を担っていたことは間違いない。

 

その一方でMSNトリオには大きな問題があった。

それはMSNの誰かが不調に陥ったときや代役が見つからない時にバルセロナ自体が弱体化する傾向にあることや、年々影響力を持ち財源の面で大きな負担になっていたという側面もある。MSNが絶対的であり、なおかつ3人とも出場することを強く望む選手であるがゆえに中々新しい選手が移籍してこないという問題もあった。

3人のコンディションが絶好調ならば最高の破壊力を発揮するが、チームが彼ら頼みになっているため時として機能不全に陥ることもあった。

特にネイマールはドリブルでボールを持ちたがる傾向があり、それが打開力になっていることは事実だが時として円滑な連携を阻害する原因になっていたこともあった。

 

未だにバルセロナファンの中でも「MSNよりMVPの方が美しかった」との呼び声は高い。すなわちペップバルサ時代のメッシ、ヴィジャ、ペドロのトリデンテかもしくはアレクシス・サンチェスが加わっていたネイマール以前の時代も同様に人気が高く圧倒的な強さと機能美を誇っていた。

 

逆に今のMSNは彼ら3人が別格過ぎていわば前後分断サッカーのような形になっていた。南米出身の3人にパスを出してあとは彼らのコンビネーションで自由に点を取ってもらうというスタイルがここ数年のバルセロナの戦術でもあり、グアルディオラ時代を知る人々からは本来の姿ではないとも批判されていた。

かつてヨハン・クライフはネイマール獲得時に「チームに船頭は2人も必要ない」と語っていたが、再びメッシを中心にする時代や中盤を重視する時代に戻るのであればバルサらしさも取り戻せるだろう。

現にサンチャゴ・ベルナベウで行われた直近のエル・クラシコはネイマール無しでレアル・マドリードに打ち勝つことができた。必要に見えて必要ではない、それがネイマールなのではないか。

 

仮に280億もの移籍金が支払われ、高給を常に要求していたネイマールが去ることになればバルサの財源は大きく潤うだろう。むしろその資金で有力な選手を獲得したほうがチーム全体としては強化される可能性もある。

例えばネイマールの位置にアルダ・トゥランを起用すれば新しい選手の補強も必要ないだろう。トゥランは高い位置で起用されたときは結果を出していた選手であり、イニエスタのサイドでの起用という奇策もありかもしれない。

また補強という意味ではチェルシーのエデン・アザールやドルトムントのウスマン・デンベレ、ユベントスのディバラは有力候補になる。

「MSNがいるから自分は控えになるしかない」と移籍を断ってきた選手が次々とバルセロナを移籍先の候補として選ぶようになるのではないか。

 

更に中盤の補強もこれで有利に進めることができる。

例えばマルコ・ヴェラッティをトレードする形でPSGから呼び寄せることができればむしろチーム全体としては強化されるかもしれない。280億でアザールかディバラのどちらかとヴェラッティを獲得できればネイマールが残るよりもチームとして向上し、再びCL優勝を果たすことができるのではないか。

現在バルサが宿敵レアル・マドリードの後塵を拝している理由はチーム全体としての戦力の違いにある。MSNは世界最高だが、それ以外の戦力で全盛期の輝きを見せることができなくなっている。

MSN依存の前後分断サッカーから脱却できるならばむしろ次なる飛躍のきっかけにさえなる。

 

ネイマールのドリブルや創造性が強豪チームに対する打開策となっているとの見方もできるが、ネイマールがいるから中盤軽視のサッカーになっていた側面もあることは事実だ。

かつてグアルディオラがチームをロナウジーニョの時代から脱却させたように、むしろネイマールの移籍は良い転機になる可能性すらある。

 

ただ問題はPSGが本当にヴェラッティの移籍を容認するかどうかで、ネイマールまで来て自分の給与の増額を受け入れてくれればバルサ移籍に傾いていたイタリア人は心変わりするかもしれない。

ディ・マリアもヴェラッティも獲得できないどころか、むしろネイマールを強奪されるとなればカンプ・ノウでの逆転劇に対する最大の復讐劇になる。PSGはバルサに敵対心を抱いており、今回のネイマール獲得もある種の復讐に近い面があるのではないか。

悲観的な予測になってしまうがメッシが下り坂に入れば、これから全盛期を迎えるネイマールを中心に据えたPSGに立場を逆転されてしまう事もあり得る。

これでネイマール退団の代わりに移籍してくる選手がパウリーニョともなればその落差にバルセロニスタは耐えられないだろう。

 

しかし同時に再びバルサの時代に変えるチャンスともなり得るのがこの移籍でもある。

元々バルセロナファンの間でもネイマールの移籍を容認する意見は多かった。

「ネイマールが来てからバルサの戦術も、そしてメッシのファッションや雰囲気もおかしくなった」

「メッシだけでなくネイマールまで特別扱いするようになって給与面でのヒエラルキーが崩壊した」

このままネイマールの特別扱いを続ければ、かつてのロナウジーニョのようになってしまう可能性もあり、これから順調に成長し続けバルセロナのために尽くしてくれるとは限らない。

親子で銭闘をし続ける選手を抱えていれば、バルセロナの選手全体に不満が形成されるという問題もある。

MSNの人件費はもはや膨大なものになっており、その維持のために犠牲にしているものも多かった。

そして今のバルセロナが欧州トップレベルのチームではなくなりつつあることも現実であり、改革が必要な時期に来ている。もし仮にPSGに移籍することになったとしてもそれは必ずしも悲観的な物ではないはずだ。

現地点ではもちろんバルサに留まることを願いたいが、移籍を選ぶのであれば無理に止めることはない、それが率直な感想のように思う。

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TWICEは他の韓国ガールズグループよりも可愛い

TWICEを見ていて思うのがとにかく本当に可愛く、9人とも全員ルックスやファッションのレベルが高いという事だ。

グループとしての完成度が高く、ちょっと見劣るようなメンバーがいないところはAKB48の選抜総選挙を見慣れていると逆に新鮮に映る。本来アイドルというのはこういう本当に可愛い人たちなんだなという感覚を取り戻せるほどに全員のレベルが高い。

 

また日本のアイドルと比べてだけでなく他の韓国のアイドルやガールズユニットと比べたときもそのレベルは高い。

例えばIOIや宇宙少女、DreamChatcher、BLACKPINKなどを見てもどこか作り物のような雰囲気があったり可愛いと言うよりもかっこいいと言ったほうがいいようなグループが多い。

かっこいい路線を目指すとどうしてもメイクが濃くなりがちで、少女時代やKARAも日本デビュー前はメイクが薄かったのに段々と濃くなっていったことがある。

 

最近日本ではナチュラルメイクのほうが流行っていて薄くなりがちな傾向があるところに、TWICEのメンバーは濃すぎず薄すぎずちょうどいい雰囲気がある。

そもそも日本人メンバーがいるというのもあるけど、日本人感覚にも合うような可愛さがあってそれが韓流だけではないブームになっているのかなという印象を受ける。

 

TWICEは純粋な韓流というよりも国際色が豊かでツウィのような子もいればミサモもいるし、ダヒョンやチェヨンのように韓国の子もいる。

韓国人が一番かわいいのはむしろダヒョンのような顔で、韓国の芸能界はむしろこういう子をもっと推していくべき!(熱いダヒョン推し)

作り物感あるような子よりこういう自然な子が活躍してるから今までにない流行を生み出しているんじゃないかなと思う。

 

そしてかわいいだけじゃなくもちろんかっこよくスタイリッシュなところにもTWICEの魅力はある。

個人的にTWICEは少女時代とKARAのいいとこどりをしているというような印象を受ける。日本におけるSNSDのブームはかっこいい女性としてのハイレベルなパフォーマンスにあって、KARAは少女時代と比べると可愛い目のイメージがあった。

その一方で少女時代には日本人受けするような可愛さが少し欠けていて、KARAにはかっこいいファッションアイコンとして受ける要素がSNSDに比べて少なかった。

TWICEは可愛さもあるしファッションとしてのかっこよさも両方備えているように思う。例えばKARAが流行っていた頃にKARAのメイクやファッションを参考にする子は少なかったけども、TWICEは可愛いアイドルだけでなくファッションの憧れにもなっているところに違いがある。

ある意味韓国ガールズグループの完成形でいろんな魅力が一つのグループに凝縮されている。

例えば可愛いからと言ってそれだけで生きているグループではなく、むしろ厳しいオーディションを勝ち抜いたスキルの高いグループでダンスの完成度はまさに圧巻。

TWICEがかっこかわいいのはただのアイドルだけではなくパフォーマンスをすれば本当にそのレベルが高いことにも要因がある。例えばチェヨンは一見「赤ちゃん猛獣」みたいに愛嬌のある子かと思いきやラップをすれば本当にかっこよく別人のように変わる。

ジョンヨンも普段は面白いキャラだけどいざステージに立つと本当にイケメンでガールクラッシュな魅力がある。

普段は普通の女の子なのにステージに立つと別人のようにプロフェッショナルなグループに様変わりするギャップが凄い。

AKB48は普段は普通の女の子でステージに立っても普通の女の子ならば、TWICEはステージ上の時は本当に技術の高いプロ集団というところに最大の違いがある。

それがかわいさかっこよさを両立している要因ではないか。

 

そしてファッションやステージ衣装などのレベルも日本人に合うような可愛さがある。

少女時代やKARAの衣装は確かにカッコイイけれども、韓流の世界の衣装という感じがした。宝塚の衣装が独特な世界の物なのと同じで、韓流の衣装もちょっと独特なところがあった。

ただTWICEの衣装は普通に可愛いし、メイクもあまり大きく違わないところが少女時代とは違っているように思う。実際少女時代で一番日本で人気だったメンバーはユナで、なぜ人気だったかと言えばそれは日本人の美的感覚や憧れに近いところがあったからでもある。

TWICEはまさにグループ全体として日本人の感覚に近いながらも、もちろん韓国の良さも残しているところにある。

そういう日韓台のいいところを集めたような可愛さの完成形としての魅力がTWICEが受けている一番の理由かもしれない。

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防弾少年団は韓国版ビートルズなのだろうか

現在韓国のアイドルで流行を席巻していると言えば女性グループではTWICE、そして男性グループでは防弾少年団だ。

自分は良く書店で雑誌コーナーを見ることが多いのだが、そこにおいてあったK-POP関連の雑誌を1年ほど前に読んだ時「防弾少年団」というグループ名を見かけた。

その時は不思議な名前だなと思ったことを覚えている。

そしてこれほど人気が高まることは全く予想していなかった。中には東方神起を超えたという意見もあるほどでその人気の勢い派すさまじい。

 

韓国と言えばこういった漢字でのグループ名が多く、東方神起、大国男児、超新星、神話など独特な名前が多い。

日本のジャニーズで言えば「嵐」がその筆頭だが、アルファベットだけではなく自国の言葉に拘る姿勢は韓国は凄く強く感じる。

街の看板などを見ても日本ほどアルファベット表記は多く見かけず、外国人観光客が多い都会であってもハングルで書かれている事が非常に多い。

 

その中でも防弾少年団は更に不思議な名前をしている。

意味は10代や20代に対しての社会の抑圧を防ぎ、自分たちの音楽スタイルを弾き出していく物らしく、「東方の神が起こる」という意味の東方神起のように近い。

アルファベットの音楽グループ名が多くなりつつある今、漢字でもカッコイイというのはアジアのグループにとっては今後のトレンドになっていくかもしれない。

 

防弾少年団

そしてそのアジアのグループとして防弾少年団は今新しい壁を越えつつある。

これまでのK-POPグループとの違いは、日本やアジアだけでなく欧米で受けているというところにあり、かつてイギリス出身のビートルズが世界の音楽シーンを席巻したことに例えられてさえいる。

また近年ではONE DIRECTIONのように若い男性グループがアイドル的に世界で人気が出始めている。これは「ブリティッシュ・インヴェイジョン」(=イギリスの進出)として音楽用語の一つになっているが、おそらく韓国の芸能界はイギリスのやり方を参考にしているのではないだろうか。

韓国の内需市場は日本やアメリカに比べると小さいためどうしても海外戦略を考えなければならない事情がある。

 

これはジャニーズが海外進出をしない理由と正反対であり、日本の場合はジャニーズが国内で十分にやって行けるため日本に特化しているが韓国の音楽グループは海外に進出していく必要がある。

 

またジャニーズとの違いは国内市場に対する考え方だけではなく音楽性にも反映されている。

防弾少年団は「ヒップホップグループ」という立場を取っており、これが欧米で受けている最大の理由の一つでもある。

K-POPは言葉がわからなくてもダンスや響きで外国人にも分かるように作られているので、韓国語という決して話者数が多いとは言えない言語であっても海外でヒットするような仕組みがある。

世界の流行に合わせている事、そして言葉がわからなくても聞けるように作られている事がジャニーズとの大きな違いになっている。

 

またBTSへの評価では「ダンスが揃っているのがかっこいい」という意見が多く、これはTWICEにも同じことが言える。日本のアイドル文化も最近は顔やキャラクターだけではなく、K-POPの影響でダンスが評価されるようになって来ている。これは日本のグループのレベルが高まるきっかけにもなるので決して悪い事ではない。

 

更に防弾少年団のファン層は主に女性に集中しているので男性から見ると他人事のように聞こえるが、東洋人に対する偏見や人種差別がなくなるきっかけになるという大きな意味もある。

欧米社会を見るとまだアジア人に対する偏見や差別は残っており、スポーツを見ると野球でもサッカーでも釣り目ジェスチャーが問題になることが非常に多い。

そういった現実を見ているとまだアジア人が直面する課題が多いことに気付く、そしてそれは虚通している課題でもある。

だからこそ防弾少年団きっかけでアジア人に対する見方が変わるのであれば、それは日本人にとってもマイナスにはならない。

韓国のグループが欧米で成功していることは、同じアジア人の立場としてむしろ歓迎することですらあるので自分は批判しようとは思わない。

 

例えば黒人音楽をきっかけにアメリカでアフリカ系アメリカ人の地位が向上したように、音楽は時として人種の壁を超える大きな力を持つことがある。

ブルース・リーやジャッキー・チェンが映画によってアジア人への偏見を変え、日本のアニメやゲームもアジアの文化が受け入れられる入口になってきた。

次はヒップホップという音楽を舞台にして防弾少年団やK-POPが欧米社会で地位を築こうとしている。21世紀はアジアの時代とも言われているので、これは歴史を象徴する出来事の一つかもしれない。

 

半世紀前には世界の音楽の舞台でアジア人が主役になることは考えられなかった。

それはビートルズやレッド・ツェッペリンのように白人の物であり、その後黒人音楽のラップやヒップホップなどが受け入れられるようになっていったが、アジアの音楽はサブカルチャーの領域を出ることは無かった。

日本で言えば坂本九の『上を向いて歩こう』や、韓国ではPSYの『カンナムスタイル』のように特定の曲がヒットすることはあっても、一つのジャンルとして確立され続けるまでには至らなかった。

日本のジャニーズもかつては韓国でも人気が高かったが、あくまでアジア圏内のみに受け入れられる文化に留まっていたため、こういったアイドル文化はアジア限定の物だった側面がある。

アジアの音楽はアジア内で完結するというのがこれまでの基本的な傾向であったのは一つの事実だろう。

 

防弾少年団が今後どこまで世界で勢いを伸ばしていくかはわからない。

しかしアジア人の音楽文化がアジア圏以外でもかっこいいクールな物として受け入れられつつあることは、今後のアジア文化の在り方に影響をもたらす可能性が高い。

かつてビートルズがイギリスの音楽が世界に通用することを示したように、防弾少年団もこれまでにはなかった流行の始まりになっていくかもしれない。

 

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中島健人「今夜はナゾトレ」出演の感想

先日「今夜はナゾトレ」というクイズ謎解き番組があり、Sexy Zone 中島健人が出演していた。自分は正直この番組を見たことがこれまでに無く、全体の感想としては面白い謎解き問題が多くて楽しかった。

中島健人が出演した直近の先日の放送で言えば信号機の問題は特に面白く、東大生が考えた問題というのはかなり捻られていて苦戦する問題も多かった、いやむしろほとんどの問題がわからなかったほどに頭を使う内容が多かった。

結構本気で頭良くないなりに謎解きに挑んでいる自分がいた。

 

そんな中これまた最近の定番「高学歴ジャニーズ」として出演したのが中島健人であり、自分はこの番組をケンティ目的で見ていた。

最近、中島健人の番組出演が多く情報を追うのも大変だという贅沢な悩みがある。

 

そんな今夜はナゾトレへの出演は率直な番組全体の流れとしての感想を言えば、中島健人は正直そこまで賢いというイメージには恵まれずむしろオチ要員になっていた感すらある。

 

この番組の司会を務めるくりぃむしちゅー上田は中島健人との最初の絡みでこういっていた。

「この番組にジャニーズの方がいっぱい来てくれるけど、みんなすごい体たらくなのよ。だから簡単にそのハードル越えられると思うよ。」

このとき中島健人は意気揚々と「超えてみせます」と発言するのだが、その期待とは裏腹にこの後の展開で不正解を連発。

 

正直某クイズ番組で「高学歴」と紹介されたにもかかわらずイジられていた同じSexy Zoneのあのお方を思い起こすほどのデジャヴであった。

 

くりぃむしちゅー上田に「君、今まで来た中じゃKAT-TUNの上田君に匹敵するレベルだよ」と評されるほどに体たらくを晒していた。いや、むしろ上田竜也はそんなにこの番組で不正解を連発していたのか・・・と思わされた。KAT-TUNの天然キャラと言えば実は上田君である。

 

KAT-TUNの話で言えば中島健人が「上田さんジャニーズにもっと優しくしてくださいよ」と言ったときに、「ごめん、俺KAT-TUN派だから!」とくりぃむしちゅー上田が言ったのはおそらくニュース番組のGoing!で長年、KAT-TUNの亀梨和也と共演しているから愛着がわいているからなのかもしれない。

こういったちょっとしたところでKAT-TUNへの愛を語る上田晋也に少し嬉しくなった。

 

しかしここまで"体たらく"を晒していた中島健人だったが、後半逆襲の時が迫る。

この番組全体を見ていて思ったのがSexy Zone中島健人という人間は思考型ではなく感性型のタイプであること、すなわち左脳型というよりも右脳型の問題に強い。

実際この番組で中島健人が回答していたのは、いわゆる左脳型の計算や推理を求められる問題というよりも映像や音声における感性が問われる問題が多かった。

 

中でも山下智久の音声が「このアナウンスをしているイケメン俳優は誰か」という問題になっていたクイズには即答しており、サスペンス型の問題にもいち早く答えていた。

更に最後の間違い探し的なクイズでも重要な局面で正解しており、音楽やアートを本業としているジャニーズらしい成果を上げていた。

「セクシーゾーンばかり見ていました」とグループ名を出した展開も面白かった。

 山下者久が登場した問題には「山下智久様」と書いておりジャニーズ的な要素もこの番組では多く見ることができたのが面白かった。ケンティと言えば山Pにジュニア時代から憧れているほど山下智久の事を尊敬している。

 

この番組を見ていた人はもしかしたら「中島健人ってそこまで賢くないのかな」と思ったかもしれないけども、左脳型の論理推察能力では確かに出演者の中ではそれほど秀でてはいなかったかもしれない。

どうしても日本ではこういった論理的思考の回転の速さが頭が良い事であると認識されがちではあるが、右脳型のイマジネーション能力の部分では中島健人は間違いなくその潜在能力を発揮していたように思う。

 

例えば短距離走でそれほど成績が良くない選手でも長距離走では全国大会やオリンピックレベルの成績を出すことがあるように、頭脳というのも得意な分野が分かれており「頭が良い」という漠然とした言葉だけでは判断できない部分がある。

陸上競技と球技のセンスが違うように、頭脳というのも計算能力と想像力は大きく違う部分がある。

たとえば中島健人の言語センスや造語能力、発言の面白さというのは右脳的なイマジネーションに寄るところが大きく、単純に左脳的論理推察能力が高いから秀逸な言葉が編み出されているというわけではない。

 

どれだけ頭が良くても「ヤバスティックパイナポー」や「僕ラブホリックなんですよ」「ぷるぷるリブロース」という言葉は生まれてこない。そういった常人は考え付くこともできないぶっ飛んだ言語センスはいい意味で右脳が滅茶苦茶でなければ生まれてはこない。

そのうち中島健人wikiとか中島健人カルタを作ったほうがいいんじゃないかというぐらい語録が溢れているのは間違いなく異色の右脳的センスに寄るところが大きく、こういったのも頭の面白さの一種だともいえる。

最近クイズ番組的なところに出演する機会が多い中島健人だけども、頭の良さの種類というのは一口にはできない部分がある。

 

正直時々自分でも一体何を書いているんだろうなと思う時があるけど、多分それ中島健人のほうがよっぽど感じてるんだろうなとも思う。中島健人本人のほうがよほど自分の発言を不思議がっていると思うし、ファンならばむしろ彼のように自分も意味不明な発言をするスタイルを見習うべきでもある。

中島健人がボケならば、ファンはツッコミ要員。

ケンティの面白い発言を拾って上手く返す、それが大事なことのように思うしそこには発言センスの連動が必要になる。

傍から見ればよくわからないことを考えるのが中島健人であり、そのセンスについていくのがファンでもある。

中島健人ファンならばケンティに負けない程に意味不明なことを語らなければならない。

 

そもそも中島健人のこれまでの発言を完璧に理解したことがある人がいるだろうか?

むしろラブホリ師匠を真に理解した頃がある人がいるとするならば、その人は逆に凄い。

常に意味が分からない、それが中島健人でもある。

正直なところファンでも理解できない、それがこの男だ。

IQテストでは判別できない種類の頭脳であり、それもまたこれからの時代に必要になっていくことなのかもしれない。

 時として不可解な発言もまたSexy Zone中島健人の魅力だと言って間違いない。

 

そして今回全体的に思ったことが普段出演していない番組でも十分に通用するという事でもある。この部分においては間違いなく進化しており、単独で慣れない番組に出演しても十分に持てる才能を発揮できるレベルに達している。

ジャニーズアイドルとして最上級の褒め言葉なのだが、中島健人は今「使いやすいタレント」の領域に差し掛かろうとしている。

 

どの番組にもなんとなく「一人の出演者」として抜擢されてもそれなりに存在感を示すことができる領域にあり、普段慣れ親しんでいるジャニーズメンバー以外の出演者とも自然に共演できる能力を兼ね備えつつある。

もしかしたら2,3年後にはアイドルという枠としての出演者というよりもよくテレビに出演しているタレントや一般で通用するジャニタレとして何気なくいろんな番組に出演しているかもしれない。

「また中島健人出てるな」という日常風景の一つになってもおかしくないようなポテンシャルを今回の出演では見ることができた。

「中島健人?あのよくテレビに出てる面白いイケメンでしょ」と何気なに日常会話で誰かと話せる日が来たら、一人のファンとしては本当に幸せなことでもある。

Sexy Zoneというグループ名を背負ってその領域に挑戦しつつあるのが中島健人だ。