elken’s blog

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オリジナルガンダム考えるのって面白いよな

ガンダムファンなら一度は考えたことがあるオリジナル設定のガンダム。通称オリガン。自分の設定で自由自在に「ぼくのかんがえたさいきょうのがんだむ」を作り上げることができる。

ガンダム00当初に出回った刹那の設定でめちゃくちゃな嘘の設定があったけどもオリガンというのは滅茶苦茶な設定なほど面白い。自由自在な妄想で作った感、願望や理想を反映した感、そういう浪漫がオリガンの見どころ。

ガンダムが好きな人がそれぞれオリジナルで考えてる感が凄く魅力的で面白いジャンルだと個人的には思う。

 

1:オリガンのデザインは自由自在

人はなぜオリジナル創作を作るのかと言ったらそれは公式にない物を作りたいからである。公式のガンダムが常に自分の理想通りの物を提供してくれるとは限らない。自分の考えてるモビルスーツの方がかっこよくて強い、そう考えるから皆オリジナルガンダムやオリジナルMSを編み出す。

自由な設定で様々なことを考えることができる。色も武器も自由自在。たとえば格闘戦闘主体のガンダムを考えるとするならば武器はエクシアのように剣がいいだろか、デスサイズのように鎌がいいだろうか、色は何色がいいだろうか、今までこの武器とこの色の組み合わせの機体はなかったはずだからこれは新しいはずだ、と考えられる。

更に変形機能を加えてみてはどうか、パイロットはどんなキャラがいいだろうか、どの勢力に所属するモビルスーツだろうか。そのキャラの生い立ちはこうで、その勢力や陣営はこういう設定になっていて・・・というように一つのモビルスーツデザインから妄想し放題なのである。

 

2:MSVか完全オリジナルの世界観か

オリジナルのガンダムにも二種類がある。それは既成ガンダムの中のMSVか、完全新規作品のオリジナル機体か。宇宙世紀コズミック・イラの世界に登場する機体として妄想することもできるしまったく別の世界の新作だと考えることもできる。

例えばガンダムSEED劇場版の機体としてストライクフリーダムインフィニットジャスティスの後継機を考えるのもオリガンだし、全てがゼロからの新規作品の世界観で考えるのもオリガンだ。たとえば自分の場合戦略機動伝ガンダムKindという公式のガンダムとは別世界世界で妄想したオリガンを考えたことがある。

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これがまさしく実例で人によってはガンダムではないという感想も抱くようなデザインだと思う。この機体やガンダムKindの世界観についての妄想はいろいろと合ってそれだけで時間が過ぎてしまう程なのでここでは省略するがこのようにオリジナルガンダムには二種類あって公式ガンダムのバリエーションとして考えるタイプと、完全に新規で考えるタイプがある。

個人的にガンダムKindは、ガンダムに憧れて自分がもし新作の監督になったらという妄想で考えたような動機で始めた。最近のガンダムが面白くないと思っている人はぜひ自分でガンダムをゼロから作ってみると面白いかもしれない。

 

3:敵メカも魅力的

オリジナルガンダムは必ずしも主人公機体やガンダム系統の機体ばかりではない。モノアイ系統の機体やガンダム00のフラッグやイナクトのような別作品のようなメカデザインも考えることができる。ガンダムというのは多様性を受け入れる作品でありさまざまなモビルスーツが登場できるしモビルアーマーなどもある。

正統派のデザイン、ゲテモノデザイン、陣営による特色。様々なことが妄想次第では可能である。

 

4:自分の哲学を反映できる

ガンダムの視聴者は元々コアな人が多く様々なことを考えているに違いない。ガンダムに対して思う事や考察なども含めて日ごろ数多くのことをガンダムを通して考えている。いわばそれらが積み重なって哲学のようになっておりその哲学の行き場所としてオリジナルガンダムという媒体は使える。それまで培ってきた「ガンダム観」のようなものを反映して自分だけの唯一無二のオリジナルガンダムを作り出すことができればそれは自分にとって最高の作品かもしれない。数多くガンダム作品があったとしても自分が考えて作り上げたぼくのかんがえたさいきょうのがんだむには愛着がある物だと思う。

そうやって小学校、中学校の頃に妄想した夢ある浪漫を反映できるのがまさにオリガンではないだろうか。

そしてそういった作品がインターネットでもっと投稿されてそれらが盛り上がればより面白くなるかもしれない。たとえばエクストリームVSのようなオールスターズ系ゲームのように、ネット上に存在するいろんなオリガン作品から代表的なMSが参戦するという妄想も面白そうだ。実際にそういったゲームができるわけではないがそのゲームをイメージしたようなイラストなども面白いのではないだろうか。オリガン作者同士がコラボしたオリガン企画なども無限大の可能性がある。そういう意味で自分はオリガン創作文化が盛り上がっていってほしいなと考えている。