elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

我が子をリオネル・メッシにするにはどうすればいい?

自分の子供をメッシにしたいと願う人は多いだろう。

日本でも「レオ君」という名前の夢を背負った子供が多く誕生しているに違いない。

世界的なスターであり人気スポーツ選手ランキングでも日本人選手以外で唯一海外の選手としてランキングに入るほど日本におけるメッシの人気は高い。

史上最高のサッカー選手なのでそれは当然ともいいぐらい。

それだけ日本でサッカーが少年の憧れにもなっているということだし本当にメッシが世界や日本に与えた影響は大きい。あれだけ小柄な選手なのに世界的なスターに上り詰めたメッシはどこか日本人にとって親近感を抱かせる。

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ロナウジーニョジダンが凄かった時代は「海外サッカーってあまりにも日本人離れして遠すぎるなぁ」と感じたものだが、メッシだったら身長日本人と似ているような気がすると感じる。

もちろん南米人特有のがっしりした体なので完全に比べることは難しい。骨格や骨の太さ、首の太さがメッシはとんでもない。メッシの体型は現代サッカーに最も適した体型かもしれない。マラドーナも大体こんな感じだった。

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そして日本でも久保建英君のように日本のメッシと呼ばれ、バルセロナにも呼ばれるような選手が出てきた。メッシはますます日本人にとって憧れとなり目指そうと思う選手になった。

本来ならばメッシは歴史上唯一無二の存在なので努力すればどうにかなるようなものでもないのは百も承知。それでもやはりメッシを日本の子供たちが目指すことは素晴らしい。このバロンドールを歴史上最高回数選手にはサッカーのすべてが凝縮されている。メッシを参考にすればそれでいいというぐらいにメッシは完璧だ。

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そういう意味ではやはり親も子供もメッシの動画をみることが大事。

最近の子供はなんでもユーチューブを見ているけどもヒカキンとかどうでもいいユーチューバーを見ている暇があったらこのようにメッシの動画を見せるべき。

ネット上にはサッカー関連の動画が無数にある。できれば有料放送を契約して海外サッカーを見せることがいいけどもなかなかそういう余裕もなかったり放送が深夜だったり90分は長すぎたりもする。そういう時にやはりこのようなyoutube動画は重宝される。

「Lionel messi dribbling」などで検索するとかなり良い動画が見つかる。

子供もこういう動画を見て参考にするべきだし親もこういう動画を見てどう育成すればいいかというヒントにもなる。各家庭で独自の練習方法を持つことが大事かもしれない。もしうまくいってメッシの70%ぐらいの実力の選手にでもなれば確実にビッグクラブで億万長者。サッカーは本当に夢がある世界。アスリート長者番付でもサッカー選手がほとんどというぐらいサッカーはお金を稼げる。

そんなことを言うと綺麗な夢ではないように見えるけども南米とかどこもそうやってガチでやってるので日本の家庭もそういうガツガツしたものを持たないと世界には対抗できない。

2012年の全盛期に作られたメッシのドリブル集


Lionel Messi Mega Dribbling Skills Video HD - YouTube

 

1:メッシの最大の能力はトップスピードでの技術

メッシより遅い状況やスペースがある状況だったらメッシ並の技術を発揮できる選手は現代サッカー界にも多い。しかしメッシの場合これをガチガチの密集地帯でなおかつトップスピードでもできてしまう。

トップスピードでのボールタッチの正確さがメッシは尋常ではない。ゆっくりした状態でテクニックを発揮できる選手は数多くいるがトップスピード、全速力の状態であれだけのテクニックを発揮できる選手となる貴重になってくる。現代サッカーにおける重要なスキルがとにかく密集やトップスピードでのテクニックだ。

今の時代守備戦術が発達しスペースは埋められるしすぐにプレスを寄せてくる。そういう守備をかいくぐるには並大抵のスピードとテクニックでは突破できない。

 

だから子供には全速力で走りながらボールを扱う練習をさせることが大事。

止まった状態で無駄に足技使って練習しても何の意味もない。リフティングなんて上手くなってもそこまで通じないし全速力で普通のボールタッチを正確にこなすことのほうがメッシを目指すうえでは大事。

メッシはそんな複雑な足技をするタイプじゃない。シンプルなボールタッチではあるがそれを高速で何度もやっているので相手は止めることができない。

ごく普通の基本的なテクニックをトップスピードで失速せずにできる、それがメッシのすごさ。

とにかく何でもトップスピードでも練習する必要がある。トロトロとした状況でいくら上手く見えてもそれは実戦では通用しない。

 

2:メッシの判断力は常に早い

メッシの判断力の部分は非常に秀でている。今何をすべきかという判断が早く正確で頭がいい。

「スポーツだけやってればいいんだろ」というスポーツ馬鹿に足を踏み入れている子供には「メッシはサッカーではものすごく頭がよくて、頭を使ってサッカーをしてるんだよ」と教えてあげるべきだと思う。

逆を突く、駆け引きをする、この部分はアルゼンチンの激しい子供時代のサッカーで鍛えられたと思う。ゆっくり考えてる暇もないぐらいにすぐにあたりに来る激しいスタイルがアルゼンチンでは若い世代から普通の光景

しかもこれをトップスピードでドリブルしながら高速で計算ができている。

これもドリブルと同じで止まった状態で頭を使える奴はいくらでもいる。

ただトップスピードでしかもボールを扱いながら瞬時に判断できる選手となると限られてくる。もちろん、常にトップスピードではなく緩急をつけてスピード自体をコントロールすることも大事。このコントロールは特に判断力が重要

そういったタッチや判断を同時に高速で正確にこなすのがメッシを世界最高選手にしているといっても過言ではない。メッシの基本の基本はここにある。そしてそれをどれだけ極めるかがメッシに近づく方法

 

メッシの能力に関してはとにかくいろんな部分がすごい。現代サッカーに必要な能力をすべて兼ね備えていると言ってもいい。

ただあれもしないとこれもしないとと考えすぎるとだめなので基本を極めるべき。その基本があるから応用も役に立つ。逆に言えば応用を覚えても基本がダメならばその応用は発揮できない。

とにかくはっきりしてること一番大事なこととしてトップスピードで走りながらという条件付きでいろんなことをできるようにするのが大事だと思う。トップスピードで落ちない技術がバルセロナの10番最大の能力

いくら止まってる状態や遅い状態で頭使ったりテクニック使っても脅威ではない。リフティングの練習などはこの典型だ。

最初から難しいことをする必要はない。リフティングで凄い技を出来るようになるよりもいつもやっている普通のドリブルをもっともっと早いスピードでできるようにすることが大事。小走りで派手にボールをコネまくっても意味がない。リフティングや足技で難しい足技ができればサッカーが一段階上手くなったと考える子供も多いけど、大事なのはいつもできていることをより早く実戦に近い状況でできるようにする事。狭いスペースや激しい当たりを想定していつもの普通のドリブルを速いスピードでやる。

通常やってることを全速力でも正確に当たりの強い密集地帯できるようになる。

それがメッシを目指すうえでは一番大事なことだと思う。

全速力で体がブレず通常の細かいボールタッチができて、どこで切り返すかという判断の絶妙さを磨いたほうがメッシには近づけると思う。

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3:メッシはとにかく前に向かう姿勢を持っている

メッシに限らずアルゼンチンサッカーの基本哲学が前に向かうという事。前に向かい攻撃的なことがアルゼンチンの文化。メッシ以外の有名選手とかも常にこれを兼ね備えている。

ただアルゼンチンサッカーの場合単に馬鹿みたいに縦にボールをスペースに蹴りだしてよーいドンする系ではない。それが速くなればメッシになるわけではない。

頭使いながら正確な細かいボールタッチでなおかつ前への姿勢がすごい。中央のゴールに近い位置での前に向かう姿勢を重視する。ゴールへ直結する意味での前の向き方が美味い。

 

4:軸足や体幹の強さといったフィジカル要素

メッシはひょろくない。あれはもう豆タンクみたいなものでとにかく小柄ではあるけどもがっちりしている。アルゼンチンは牛肉大国だから子供の頃に肉食で育っている子供が多い。だから南米人特有のフィジカルの強さがある。

そういう意味で食生活もやはり大事。

体が弱ければいずれ接触を避けてどんどん後ろに下がり当たられないところでしかテクニックを発揮しない選手になってしまう。メッシはそういうところから逃げずに前に前に行く。体が弱ければいくら上手くても密集地帯を避ける選手になってしまうしボールも取られる。そういう意味でメッシの当たりの強さやフィジカルの強さは真に見習うべき要素の1つ

利き足ばかり注目されがちだけど軸足の耐久力も大事

メッシのスタイルでドリブルをやりすぎると軸足がかなり痛くなってくるので慣れる必要がある。利き足はもちろんだけど軸足も生命線なので軽視してはいけない。

だから軸足のケアは本人も周りも気を付けるべきだと思う。

 

メッシは果てしなく遠い存在でもある。

しかしそれ故に子供たちは憧れる。日本中の無数のレオ君のなかから1人でも一人でも青と臙脂色のユニフォームを着る選手が現れてくれれば最高にうれしい事だと思うし、自分自身もサッカーにかかわることに少しでもお金を使って日本サッカー界を支えていけたらなと思う。