サッカーにおいてドリブルは自己中心的プレーではない
サッカーで連携や、チームワークといえばパスという風潮がある。
そしてドリブルは自己中心的という風潮
はっきりいってこの単純な分断は間違っている。
ドリブルにもいろいろ種類があって、チームプレーや高度な連携にドリブルは必要なことが多い
チームプレーか個人プレーかをドリブルかパスかで分けるというのは単純すぎる。
サッカーはいろいろな駆け引きが存在するスポーツ。
また個人プレーをあえてすることでチームワークにアクセントを加えることもできる
たとえば、ワンタッチパスが連続で続いたときに、いい意味で空気読まずにドリブルを交えることも大事
こういうシーンで無理にワンタッチの流れを続けようとして取られることが多い
ワンタッチが続いてるからワンタッチプレーというのも短絡的で
その場その場の判断がとても大事になるのがサッカー
とにかくドリブル=セルフィッシュというのはあまりにも現代サッカーとは乖離した考え。
いろいろなプレーで臨機応変に相手の守備を揺さぶる
チームプレーのためのドリブルも存在する。
チームプレーを指向する上でも、ドリブルはそのチームプレーを支える武器になる。
ドリブラーであってもチームプレーヤーな選手は多い(イニエスタ、エデン・アザールは典型)
ドリブルが優秀な個人プレーヤーをセルフィッシュだと切り捨てるのではなく
そういう選手にドリブルをやめさせず、そのドリブルをチームプレーに使わせることが大事になってくる。
またチームプレーを志向する上でドリブルよりパスだと一辺倒に考えるとそのチームプレーは怖さのあるものではなくなってしまう。
むしろチームプレーをするからこそドリブルを覚える、鍛える、という発想も大事。
この発想はドリブル=セルフィッシュだと決めつけているとできない発想
有能なドリブラーをチームプレーヤーに育てることは日本サッカーにおいて大事なことだと思う。