elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

内田篤人が嵐にしやがれで激白「W杯を目指してやってます」

ここ最近サッカーファンの間でも内田篤人やたらテレビに出てるなということが話題になっているけども、この前「嵐にしやがれ」に出演したときの内容が純粋に面白かっただけでなくサッカーの話も聞くことができた良質な回だった。

 

内田篤人が出演したのはスタジオ収録のデスマッチの方ではなく、後半のTHIS IS MJという松本潤とゲストがどれだけかっこいいかを対決するという企画。

巨大フラフープやスタントアクション、カンフー映画風にかっこよく立つ技などで完成度を競い合う対決で内田の面白い一面を見ることができた。

 

「覚えておけば生活に役立つ知識」では謎のオネェキャラをノリノリで演じる内田篤人が見れたり、内田ファンにとってはたまらない回だったのではないだろうか。

普段の自分はいわゆる「内田BBA」ではなく単にサッカー選手としていいサイドバックだなと見ているだけあって内田篤人のユーモアある一面は新鮮味があった。うっちー、こんな面白かったんだと。逆に嵐のほうも普段好きで見ているというのもあって個人的に不思議な組み合わせでもあった。

内田篤人

ただそれ以上にサッカーファンとして嬉しかったのはマツジュンがうっちーにサッカーの話をしっかり聞いてくれたことと、内田篤人がはっきり次のワールドカップを目指していると明言したことだった。

 

今回内田篤人目的で見た人はもしかしたら松潤がタメ語で内田が敬語だったことが気になったかもしれない。

ただ内田篤人は何度か嵐と共演があって内田に詳しい人はその関係性はわかってるとは思うけども、世の中には芸能人とアスリートが共演すると「敬意が無い」という事を言う人もいるは事実。

逆に手越祐也と話してた時は内田が同学年の友達だからということでタメ口を結構使って、手越が頑なに敬語使ってたこともあり「芸能人のアスリートへの敬意」については良く議論されることでもある。

 

アスリートに対して敬意を持って芸能人には接してほしいという意見があるけども、個人的には本人が了承してるならばそれで良いのかなとも思う。

さんまみたいな不快なイジりと、今回のマツジュンと内田の関係は全然違う。

今回そんな松潤だから内田の本音を引き出せたのも側面もあるのは事実で、カンフーアクションの休憩途中に何気ない雰囲気でさりげなく話したことで内田も「もう一度あの場所に戻りたい、自分が見ていた場所は綺麗だった」と 激白することになった。

 

日本代表への復帰やワールドカップ出場への思いはこれまでも語ってきた内田ではあるけども、ここまで熱意を持っているというのは今回「嵐にしやがれ」で初めて知ることができた。

サッカー選手として代表やワールドカップの舞台を一度味わうと、どんな苦難を乗り越えてでも何とかもう一度そこに戻りたいと思う程華やかで特別な舞台なのだろう。

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サイドバックとしては非常に良い選手で、ようやく2年にも及ぶ怪我の時期を乗り越えドイツ二部から本人が「イイ所だった」と語るワールドカップ出場への再スタートを切ろうとしている。

ベッカムと同じで華やかなイケメンでありながらプレースタイルは通好みのクレバーな選手というのも魅力の一つ。

ブラジルワールドカップでは個人的に今でもMVPだと思ってる。

コートジボワール戦内田が上がって追加点を決められそうになったシーンがあるけども、あのシーンを決めていたら日本代表も内田の人生も全てが変わってたかもしれない。それほどブラジルでは誰よりも大舞台の場面で奮闘していた選手の一人だったことは間違いない。

 

現状日本人の右サイドバックの序列では酒井宏樹よりも遥か下で、本当にまさにブンデスリーガ二部のウニオン・ベルリンからの再スタートという状況に近い。

ただ右サイドバックで酒井宏樹以外に有力な候補がいるわけでもないというのはまだチャンスがあると見ることもできる。

 一時あった内田ボランチに向いてる論があったぐらいに、冷静に客観的に周りが見えている選手でもあるし自分を持っているようにも見える。

ワールドカップ優勝を目指すムードの時も現実的に見ていたり、本人が「決勝トーナメント以降は化け物だらけ」と語るUEFAチャンピオンズリーグの経験を生かしてW杯に落ち着いたメンタルで挑んでいたり、良い意味で安易に周りに迎合しない選手でもある。

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そしてそんな冷静な選手が結構今回の嵐にしやがれで熱くなっていたり本音を激白していたりしたということがレアな見どころでもあったと思う。

「娘を育てないといけない」「嵐に勝った映像を家宝にして成長した娘に見せたい」と親ばかっぷりを披露しているところも面白かったし、マツジュンに負けてガチ悔しがって「次また出る」というところも面白かった。

 

バラエティの企画でガチで本気になって悔しがるのはいいアスリートの条件だし、負けても絶対に認めなかったハメス・ロドリゲスみたいな選手が生き残る世界でもある。

勝負事は些細な物でも拘るぐらいの負けず嫌いじゃないと競争の厳しいスポーツの世界では淘汰されてしまう。

 

ユーモアもあり、いざというとき負けず嫌いで内に秘めている炎もあり、そしてワールドカップへの情熱もまだ持っている、そんな内田篤人の新しい一面が見れた良いだったと思う。次は日本代表で誰が嵐にしやがれに出演して隠れた魅力を見せるか楽しみにせずにはいられない。