elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

なぜジャニオタの書く文章は気持ち悪いのか

ジャニオタ文化を知るようになってからジャニオタのヤバさをますます知るようになった。ジャニオタってこんな気持ち悪い長文でいろいろ書くのかと。好きな事へのエネルギーってすごいなぁと思ったしジャニオタは詩人はある意味詩人。

ただそれは凄く褒め言葉だしそもそも自分もジャニオタブログみたいな感じで長文を書きまくっている。というかむしろその面では負けたくないぐらいに対抗心を持ってしまう部分もある。気持ち悪いのは自分もだしこのオタクの世界ではむしろ気持ち悪いは褒め言葉。どれだけジャニーズに熱心になれるかのある意味指標みたいなところがある。

 

やっぱり何と言ってもレジェンドのエターナルコピペの人を輩出したのがジャニオタ最大の功績。功績と言っていいかわからないけどジャニオタにはとにかく濃い人がいっぱいいる。腐女子とかアニオタがにわか化してオタクの質が変わった今、むしろ濃い奴が集まってるのはジャニーズ界隈かもしれない。自分がアニメよりジャニーズに熱心になったのはそういう側面もあるかもしれない。あれジャニオタの方がオタクとしてガチな人たちばっかりじゃんと。自分よりはるかに凄い人たちがいっぱいいるし、歴史もあるし考察もいっぱいできる。キャラが濃いのはオタだけじゃなくてメンバーも濃い。飽きることのないコンテンツがまさに巨大勢力ジャニーズ。

オタクの数も尋常じゃないし老若男女問わない。これだけでかいコンテンツでなおかつファンが語りまくってる世界ってジャニーズ界以外にないんじゃないかというぐらいに凄い。最近のアニオタや腐女子のにわか化にうんざりしていた自分にとってまさにジャニーズ界隈は凄い世界だったし新鮮な世界だった。

他のジャニオタ先輩のブログを読んでもものすごいし文章量だし文章センスだし全力でジャニーズを楽しんでいたり時としてジャニーズについて本気で悩んでいたり。そういうの大事だよね。ネットがありふれたものになってコアなオタクって減ったんじゃないかと思ってたけどまだまだジャニオタの世界には素晴らしい人たちがいっぱいいた。しかも結構10代とか20代前半ぐらいの若い人でもかなりのいい意味でこじらせた文章を書くしこんな考えてるんだなと尊敬するし読みごたえがある。

 

更に言えばジャニオタ自身も長文を読むことが好き。書くだけでなく読むことが好きだし、長文を読む文化がある。一見すると難しい考察が好きな小難しい学問好きの人しかそういう考察長文を読まないんじゃないかと思われるけども実際ジャニオタはむしろめちゃくちゃ長文を読みまくるしそれがみんな好き。ある意味すごくアカデミックなのがジャニオタ。

女性アイドルオタの男性に比べて男性アイドルオタの女性というのは長文を好む傾向にある。これは間違いない。女性アイドルオタの男性はそこまで賢くないし良くも悪くも短絡的。そこまで考えてないし直情的に女性アイドルを見てる。女性特有のこじらせた内面みたいなのがないので女性アイドルファンの男性の文章はあんまりおもしろくない。ただ単にかわいいって言いたいだけの人たち。逆に女性の男性アイドルファンとかはかなり複雑でこじらせてる。もちろんいい意味で。自分はそういう複雑なものを見たいからジャニオタ文化の面白さは本当に好き。

 

あと女性アイドルの場合まとめサイトが発達しすぎてるから皆そこに行く。皆そこで短い文章をやりとりするだけだしそういうとこで長文は忌み嫌われる。オタク的な人はオタク的な場所でもなかなか居場所がなくなってきてる。まとめサイトがネットをつまらなくしてる理由ってそこなんだよなぁ。

それでいて皆コアな個人ブログをみんな作ろうとしない。作ったとしても画像主体とか。結局コアオタク的な人たちがいてもそういうオタク特有の長文ってのがあまり需要がない。その上カジュアルに語れる場所があるからそれで満足する。

逆にジャニオタ界隈ではそういうまとめサイトが発達してないしむしろ長文が好きな人が多いのでこういうはてなブログみたいな場所が流行ったりする。

長く自分を語るための場所としてブログを作る。ジャニオタはある意味そういう本来の意味でのネットの面白い使い方をしている。

 

あと仮に男オタクが長文書きまくった場合しゃれにならないぐらい気持ち悪い。多分まさに自分のブログがそうだと思う。男オタクが書くとこういうことになるってのがまさに自分のブログ。

あと男オタクは恥ずかしがって書かない傾向がある、どこかでよく見せようとしてる。叩かれるとか気持ち悪がられるとかってのを気にして。逆に女性オタクはそういうとこ振り切ってる。好きなものに全力になるエネルギーはむしろ女性の方が強いかもしれない。よく男が熱しやすくて冷めやすい、女は熱しにくいけど冷めにくいっていわれるけども、女性は一度はまって熱するとすごいエネルギーがある。

そういった女性のエネルギーがジャニオタのこういう語る文化を面白いものにしてるんじゃないかなと思う。よくはてなブログでもツイッターじゃ書ききれないのではてなブログを始めた」という人がいるけどそれはそういう理由だと思う。 

ジャニオタはまさに詩人文章力が半端じゃない。文章だけで笑わせるプロがジャニオタ。いろんな種類のオタクがいるけどここまで文章センスが多彩なオタが多いジャンルも他にはないんじゃないだろうか。ここまでコアな人たちがいるとは思わなかった。今までネットでいろんなオタク層を見てきたけどジャニオタはその中でも抜きんでてる。

そのジャンルにおける知識の深さという意味ではジャニオタはかなりすごいし平均的に皆レベルが高い。

文章のファンタジスタがいっぱいいる。リーガエスパニョーラのように華麗な技を駆使する人が多い。綺羅星のごとくさまざまなファンタジスタがいる。

 

その凄さはもはやコアな人が多そうなジャンルよりも勝る。軍事おたくとかガンダムおたくとかよりよっぽど長文で語る気持ち悪い人が多い(いい意味で)

軍オタとかガノタとかはほんの一部だけ。皆言う程語ってないし適当にまとめブログで語るだけでコアな人はほんの一握り。そういう場所がないし、そういう盛り上がりがあまりない。軍事ブログとか熱心に書いてもそんな皆読まないというのもあるしね。軍事オタクとかガンダムオタクって意外と長文で独自に考察してる個人ブログが少ないし若いファンが全然いない。活性化してないのは事実。逆にジャニオタは物凄く活況としてるしそれはジャニーズという巨大エンターテイメントの力だと思う。

ジャニーズを語るだけにおもいきや、皆いろんな他ジャンルからも知識を持ち寄ってコアに語る。いろんな方面からのアプローチで語ることができる広大な巨大世界。ジャニってメンバーとかも凄いけど、ファンもすげぇなってつくづく思う。

 

とくにアニメオタク界は本当にダメになった。今時アニオタとかもうにわかっぽい人しかいないしカジュアル化してきてる。腐女子もファッション腐女子ばかりになった。とにかくオタク仲間からすげぇと思われたいだけの人が多くて本当に好きでやってる感がない。

逆にジャニオタは濃い人たちがめちゃくちゃ多い。おたくっぽいという意味じゃ凄い。物心ついたときから洗脳されるからファン歴の長い人たちが多いのも特徴。

濃い人が多そうで浅い人ばっかなのがアニメ

浅い人が多そうで濃い人ばっかなのがジャニーズ

子供のころからいろんなメディアでジャニーズは提供されてるから強烈なファンが多い。ジャニーズはそういうコアなファンをしっかり育て上げるエンターテイメントの構造になってると思う。

 

とにかくめちゃくちゃコアに語っても許される文化っていい文化だよね。語る楽しみは滅茶苦茶あるし、日々勉強不足だなと自分が感じさせられる。ジャニーズオタク界には歴戦の猛者が多い凄い世界。

ネット上で最も敵にしてはいけない危険な集団。ヤバイ奴らの集まり。

しかもそれでいて新規ファンもガンガン入ってくるしコンテンツとしての規模の大きさは凄い。

大正義コンテンツなのもいい。閉鎖コンテンツや衰退コンテンツでないのがいいし常に活況としているジャンル。超巨大国家大正義ジャニーズ帝国の臣民は圧倒的な数を誇る。エンターテイメント界における最強勢力、最強の帝国と言っても過言ではない。

ジャニーズ興味ない人からすればジャニオタって馬鹿っぽい人が多そうっていうのがあるけど、賢いし創造性がある人が多い。皆独自の表現を作り上げている。

この文章や表現すげぇなぁ・・・とか思わず見入るし自分の数百倍文章力がある人がいっぱいいる。文学的な側面で見ても面白く妄想力が半端じゃない。

 

結局自分が好きなのはガチで考察するオタクがいっぱいいるコアなオタク文化。最近ネットからそういうのがなくなりつつあってネットまでカジュアル化してきてる。そんな中でジャニーズオタクというのはむしろ今の時代珍しいぐらいコアに長文を語る。

皆ジャニーズを真剣に研究している、こういうマジなオタク文化感がいい

ネットってこういう文化であるべき。リアル世界では許されないようなコアなオタクっぷりが許されるのがネットだと思うんだよね。最近のおたくはオタクっぽくなくなったって言われるけど、ジャニオタの世界にはまだそういう文化が生き残ってる。

どうでもいいことをめちゃくちゃ真剣に深く熱く考察してるのが本来のオタク

別にジャニーズなんてなくてもいいって人は多くいるし芸能人に過ぎないけど、そんなジャニーズを熱心に語るこの面白さ。どうでもいいことを熱心に考察して語るから面白い。

 

よくオタクの質が低下したと言われるけどこういう現代からかつて今他のオタク界はジャニタ界を見習わないといけない。軍オタ、ガノタ、アニオタ、腐女子はにわかっぽくなったしもうだいぶ浅くなった。

アニオタと腐女子は特にジャニオタを見習わないと、ジャニオタ先輩を見習わないといけない。彼らはオタクを気取ってるしジャニーズファンなんかと一緒にしないでとコアを気取ってるけど浅いも浅い。ジャニオタの方がよっぽどすごい。

アニメは昔はもっと濃いイメージだけどカジュアル化してる。自分もアニメ熱が下がっていったのはそういうアニオタや腐女子がしょぼくなったから。

軍事系も昨今のミリタリー×萌えの流行でだいぶ浅くなった。

艦これがわるいのよ~艦これが~(なおガルパンストパンは見ている模様)

ガンダムはそもそももう規模が小さい。ジャニーズに比べるとファンの数も違うし、そんな皆積極的に語ってない。特に個人ブログとかでは皆誰も語らない。これも女性アイドルと同じ理論で数少ないファンがみんなまとめサイトか掲示板に行くから。てっとり早くそこでコミュニケーション取りたいだけ。浅い意見言いたいだけでちゃんと考察しない。結局アニメも細分化して規模を維持できてないというのもあるんだろうね。今はネットでいろんなコンテンツやコミュニティがあふれかえり過ぎた。

ジャニーズほど大正義を維持しているコンテンツは今の世の中ない。だからジャニーズのほうがオタク文化として発展する。

 

サッカーはジャニーズほどではないけどまあまあいい。サッカーのいいところって一見うぃ~系リア充コンテンツにみせかけて実際はコア層やオタク層が結構多いところ。

日本人関係ない試合とかでもここまで人気が出るスポーツはサッカーぐらいしかない。

Jリーグとか日本代表戦でも、皆日本サッカーを発展させるには強くするにはと真剣に考えて議論する人が多い。競技内容をここまで見てるファンが多いのはサッカーぐらいしかない。

 

つまり大正義を維持しててなおかつコア層やマニアックなことを語れる人が多いジャンルはジャニーズとサッカー。どっちとも一見するとにわかや浅いファンが多そうだけど実はコアファンがめちゃくちゃ多いジャンル。だから自分はこの2つが楽しくてジャニーズとサッカーがメインのブログをやってる。

アニオタと腐とか軍オタが浅くなり、ガノタも規模が小さくなってつまらなくなったと思ってたところにサッカーとジャニーズという面白いコンテンツを見つけた。

この2つはファンの数が多い上にコアな人が多いから本当に面白いし、ファンの質もかなりコアでいいし逆に一般向けコンテンツとしての話題としても通じるから楽しい。

どっちとも一見浅そうだけど実はかなり深い人がおおい。浅い人も濃い人も両方かなりの数がいるというのがいいよね。ガチとカジュアルが両方楽しめてなおかつ規模が大きく将来性もあるのがジャニーズとサッカー。

 

とにかく長々と語っても許される場所があるっていいことだよね。

しかも語れる内容が無限にある。そして語る人が多くいるし読む人もいる。

ジャニオタ文化って日本のネットにおいて最も規模の大きいコア層の集まりと言っても過言ではない。ここまで発展してるオタク文化は他にないと思う。

これからもこういう文化が続いて行ってほしいし、自分もその1人として語っていきたいと思う。

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