elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

防弾少年団「ヨロヨロヨロヤwwwヨロヨロヤwww」

韓国のHIPHOPグループとして名を馳せている防弾少年団(BTS)は聞いてみると、とても面白い曲が多い。

さすがヒプホップだけあって野心的な曲が多く、アイドルというよりもアーティストというイメージに近い。

K-POPアイドルが人気と言っても、むしろ防弾少年団はアイドルというよりもHIPHOPグループとして人気を博していると言ったほうが良いような印象を受ける。

 

そんな防弾少年団を象徴している曲が『Go Go』だと言えるだろう。

このGo Goはサビの部分で文字通り「ヨロヨロヨロヤ ヨロヨロヨロヤ」と繰り返すが、このヨロとは「YOLO」を意味する。

英語に言い換えればYou Only Live Onceとなる。

つまり人生は一度だけ生きる=人生は一度きりということだ。

 

そして韓国では「YOLO族」という言葉が流行っており、一度きりの生き方をするという考え方が今とても流行っている。

韓国というのは日本でも良く知られているように学歴社会、そして競争社会だ。そんな過酷な競争社会に対して当然ながら反発する人々も存在し、無意味な競争など辞めて今日が楽しければいいだろうという生き方をする層も登場する。

 

まさにそれが「ヨロ族」であり、そんな人生一度きりな内容を歌ったのが防弾少年団のGo Goなのだと言える。

 

Yolo yolo yolo yo
Yolo yolo yo
탕진잼 탕진잼 탕진잼

 

ヨロヨロヨロヤ ヨロヨロヤ

タンジンジェ タンジンジェ タンジジェーン

 

この탕진잼(タンジンジェム)というのは日本語で最も近い意味を当てはめるとするならば「大人買い」という意味合いに近いかもしれない。

「使い果たすのは楽しい」というニュアンスで翻訳されることが多いが、安い物を浪費してお金持ちになった気分になるという感覚に近い。本当はお金に困っているが、安い物をいっぱい買って何か発散した気分になるというイメージだ。

탕진(タンジン):浪費

잼(ジェム):面白い

 

防弾少年団

このGo Goという曲はとにかく何かをしたくてたまらないが、現実にはそうさせてくれないという若者の衝動ともどかしさを上手く表している曲であるように思う。

お金は無いが遠くに旅に出たいという衝動感に駆られるし、上手い物を食べたいし、喜びに癒されたい。

しかしそれが中々叶わない欲求不満に苛まれる、その何とも言えない鬱憤がこの歌詞に現れている。

やりたいことはやまやまだが中々上手く行かない、仕方ないから今日稼いだ分だけ一時的な快楽に浪費して酒に溺れる日々は楽しいぜという内容だ。

洋楽のHipHopミュージックはこれまで何度もこういった内容が歌われてきたが、アジアの音楽でこういった歌詞が注目されたことはそれほど多くは無かった。

K-POPはこれまでアイドルとしての曲が日本でも人気を博してきたが、防弾少年団は一味違う。

あくまで防弾少年団はアイドルではなく、ヒップホップのアーティストといった立ち位置にある。だからこそ斬新であり、新鮮に響く。

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自分はYOLO族に近い生き方をしており、今日しかないという生き方をしているときがある。未来を考えることに疲れ、遠い未来を考える事の無意味さに気付く。

そんな人々にとって今日しかないという生き方を歌うこの曲はとても頼もしく聞こえる。明日の事は明日になってから後悔すればいい、とにかく今日はお酒を飲んで楽しもうじゃないか、そんな即自的な生き方があってもいい。

現代人は将来についてあまりにも考えすぎているのかもしれない。

あまり頭が良くないので明後日以降の事はよくわからない、そんな考え方でも人生はよいのだ。

 

辛くなった時は「ヨロヨロヨロヤ ヨロヨロヤ」と言おう。

防弾少年団のこの曲を思い出して、今日と明日を適当に生きればいつか人生は開いていくだろう。