elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

子供をサッカー選手にするために親ができる基本的な3つのこと

少年サッカーは親で決まるとよく言われる。

サッカーの育成という物は複数の要因に左右され、子供たちが持つ才能は多岐にわたるため絶対にこれだけが正しい「最適解」という物は存在しない。

サッカーというスポーツと同様にこれが紛れもなく一番だと考えることはできない。

 

どの子供にも可能性があり、本人の努力と才能、そして周囲の環境や育成が複合的に作用し子供をサッカー選手に育て上げていく。

それほど多くのことができるわけではないし結局本人次第な部分もある。

教えすぎてもいけない。ただその土壌、環境づくりはできる。

結局花は自分で咲くが基本的な三つの要素として太陽の光がないといけない。

サッカーも同じで花の細かい部分に干渉することは難しいが土や水、光を整えてあげることはできる。

そしてそれがものすごく大事なことだと言える。

土も水も光もそんな難しい事じゃないが必須であり、どれだけ花が頑張って咲こうとしてもその栄養や環境が整っていなければ成長できない。その基礎的な栄養や環境は何よりも大事な要素であり詳しいサッカーのノウハウを教え込むことよりも重要な要素だと言える。

ここ記述することは「専門的な育成論」というよりも「絶対に欠けてはならない基本要素」であり、本当に基礎的な事がメインになる。

 

1:18歳までにご飯をいっぱい食べさせ、夜しっかり寝させる

サッカーに大事なのはフィジカルや身体能力、体格、体の強さでありこの部分が大人になってから大きな差になる。

そのためにはなるべく子供栄養を取らせることが大事であり身長、骨の太さなどはサッカーではかなり有利になる。

身長に大事なものはタンパク質とカルシウム、そして成長ホルモン、最後に睡眠時間である。よくカルシウムだけ言われるがタンパク質もかなり重要でありそのタンパク質を補給することが重要になってくる。

とくにチーズと煮干しがお勧めでカルシウムとタンパク質が豊富に含まれている。

牛乳嫌いな人でもチーズやにぼしは大丈夫なことがある。牛乳が苦手な子供ならばチーズや煮干しなどで積極的に補う事も大事だし、豆腐などの大豆系商品もタンパク質が含まれている。タンパク質を含む食材を吟味することがフィジカル育成において必要と言える。

タンパク質が豊富に含まれている食材を覚えておくことは損ではない。

にぼしは粉にしてふりかけに使ったり料理に混ぜるのもいいしチーズも料理に使えるものが数多くあるし工夫次第でいくらでも可能であり、それぞれの家庭の事情合わせて食生活は改善することができる。

 

またチーズは1つ1つは小さく見えるけが個体にまで凝縮されてるのでかなり濃いのも魅力の1つ。液体の牛乳に比べて見かけでは成分が少ないように見えるが凝縮されているので牛乳より多く栄養が含まれている。牛乳の方が多そうだから牛乳にしようという発想は非常に安易でありチーズの方が効率が良い。

 

牛乳より簡単に摂取できることに加えてアルギニンという成長ホルモン分泌にも必要なものが入っている。実はこのアルギニンが非常に重要で、チーズではカルシウムとタンパク質を同時に補給できるうえにアルギニンまで補給できるため身長を伸ばすうえで最強の食材がチーズである。

賞味期限も長く牛乳のように冷蔵庫の場所を取らないので数多く備蓄できる。成長ホルモンを促進するアルギニンも含まれておりチーズほど子供の成長やフィジカル育成において役に立つ食べ物もない。

もちろん牛乳も子供が好きならばぜひ取り入れるべきであり、乳製品について様々な工夫をすることは重要になるだろう。

 

そこに肉料理や魚料理が加わればより理想に近づく。

とにかく料理について工夫することは育成において重要であり、アルゼンチン人サッカー選手の体が強いのは牛肉を食べまくっているからと言われている。

基本的な食事で肉を多く使い、チーズやにぼし、更に子供用のプロテインなどで補う。

サッカーの練習があった後には少し多めにハンバーグを作ったり、試合のあとには焼肉やお寿司を食べるという習慣はお子さんにとっても大きなモチベーションになるかもしれない。

 

現在では子供用プロテインやサプリ等も発達しているので料理以外にそういった手段で補う事も有効な手段だ。

特に子供用プロテインは補助系食品としては非常に有効となる。

 

食べ盛りの子供というのは食費がいくらあっても足りない。そういう時にプロテインやチーズを常備しておき「好きな時に飲んだり食べたりしてね」と置いておくことは有効。実際の食事で成長に必要なタンパク質をそろえようと思ったら毎日かなりの負担になる。そういう意味で子供用プロテインを置いておき好きな時に飲めるようにしておくのは1つの有効な手段になるだろう。

現在では様々な味のプロテインが用意されており、水や牛乳、そしてデザートに混ぜて飲めば飽きが来ない形でタンパク質を摂取できる。

実は牛乳というのは特別な成分が含まれているわけではなく、単に「タンパク質」が多く含まれているから身長や骨密度に良い影響を与える効果がある。

 

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そして食べることもサッカー選手になるための重要な要素だと子供が認識する手助けをすることも大事になる。いくら親が準備をしても子供が残して食べなければ意味がない。

本田圭佑は「食べることも訓練だと思っている」と発言していており、スポーツの強豪校の寮生活では莫大な食事を泣きながらなんとか食べきるという光景も日常茶飯事である。

 

小食の子供にも「本当にサッカー選手になりたいなら、身長大きくなりたいなら食べないと駄目」と食べさせることが必要になるし適切な量であればとにかく食べることが大事。

日本人はフィジカルが弱いという前に、まず食べる飯の量が全然違う。 

例えばドイツ人の子供はおやつ感覚でソーセージを食べる文化があり彼らは幼少期からタンパク質を摂取するという生活習慣がある。日本の子供がスナック菓子でタンパク質を取り入れているときに彼らはタンパク質を体に取り入れている。

 

また同じ身長でも日本人と海外の選手では骨の太さが違う。

身長は重要だがサッカーというスポーツはただ単に高い事だけが最重要なわけではない。

むしろ大事なことは跳躍力や骨密度やインナーマッスルに支えられたフィジカルにある。

たとえばコロンビア代表のファルカオや元スペイン代表のプジョルという選手はそれほど身長が高くはないがヘディングを最も得意としていた。彼らの体型を見ればわかるように体幹の強さは強い武器となり、彼らのフィジカルは骨と筋肉の密度によって支えられている。

 

骨の太さは体で言えば気の幹や枝であり筋肉を後からいくらつけても骨が細ければそこまで体は強くならない。単なる身長だけでなく骨の太さも重要となる。

こういう体のつくりはあとから努力してもかなり難しいので親が若いうちにしてあげるしかない。日本人の170cmと南米人の170cmは似ているようで骨の太さや骨格が全然違っていることが多い。単純に高さではなく骨の太さや密度というのも大事になる。

 

身長を伸ばすうえでは縄跳びを成長期にさせるというのも身長には大事かもしれない。

ジャンプは身長にかなり影響する上に、サッカーでは跳躍力もかなり大事になる。

ヘディングの練習の時は思い切りジャンプをすることが必要だ。家の天井から高い位置に柔らかいゴームボールを吊り下げて「ここにヘディングが届くぐらいにジャンプしよう」という仕掛けを作るのも跳躍する習慣作りという意味ではいいかもしれない。

よく縄跳びが身長を伸ばすことに重要だと言われるが、ジャンプというのは「骨端」を刺激するため成長期には重要な動作になる。

 

そして最後はしっかり寝させることが必要となる。

睡眠はまさにすべての仕上げである。

フィジカルの育成や神経の発達、学んだことの定着、全てにおいて重要で睡眠の質はすべてを左右する。人生は毎日寝る物であり、何年も何十年も毎日行われるその習慣が全てを左右する。

成長期に夜更かしは厳禁であり、あとから身長伸ばそうとか体強くしようと後悔しても仕方がない。

若いうちは頑張って早く寝ることが大事になる。

寝る事もまた訓練であり、睡眠の質を極めることも重要になってくる。ネイマールがCMをしているスポーツ選手用のマットレスなどは睡眠の質を上げる手助けになるかもしれない。睡眠で差をつけることもまた他のサッカー少年との競争に勝つ鍵になる。

 

18過ぎてから身長伸びたみたいなのをあまり信用しない方がいいし結局は成長期が一番大事。アーセン・ベンゲルは15歳までが重要な期間だと言っている。この時期にどれだけ周りの人間がサポートや投資をし長い目で支え続けられるかが子供の夢の実現にとって大事になってくる。

サッカー選手

2:部屋でサッカーをできるように工夫する

日本はサッカーをする環境がない。海外に比べて文化としてサッカーが根付いているわけではなく身の回りにちょっとしたサッカーコートなどはあまり存在しない。

それゆえに月謝を払って習い事としてサッカースクールにはいってその練習場でしかやる機会がない

空地も少ないしストリートサッカーをするような環境や文化もない。海外の選手はストリートサッカーで育ったり、家の近くに簡易的な自由に使える屋外のミニサッカーコートが存在してそこで毎日のように練習をしていたというケースが多いが日本ではあまりそういった環境が整備されていない。

 

そこで部屋で補うことが必要になってくる。そして部屋でのサッカーというのは実はかなり有効な練習方法である。

実際のサッカーの試合で自由に広大なスペースというのは実はそこまでない。

なぜなら相手選手がいてスペースを埋めてくるからであり密集、狭い場所でのテクニックが必要になってくる。むしろ広い場所で練習するより狭い場所で練習したほうが密集地帯のテクニック向上という意味ではいいかもしれない。

狭いスペースを突くということがサッカーの本質であり、本当のテクニックは非常に限られた場所でフィジカル的に強度の高い場所で発揮される。

広い場所で悠々と披露するテクニックは実際の試合では役に立たない。

 

また部屋にはいろんなものがあるので抜くアイデアやイマジネーションも向上できる可能性がある。

もちろん部屋には固い物や危ないものがあるので怪我しないような工夫は必須。

 

本当にサッカーが好きな子というものはいつでもサッカーをしたいもので部屋でも柔らかいボール、小さいボールで遊ばせるのは効果的。ゴルフボールテニスボールくらいの小さいボールでドリブルをすると繊細なボールタッチが身につくし部屋で4号級や5号級は大きすぎる。

小さいボールでドリブルをすると普段使ってるボールでドリブルするのが簡単になるでこの練習方法は有効だ。またそういったボールを紐で結んで天井からつりさげるとボーレーシュートの練習にもなるしそのボールが小さいほど狙うのが難しくなり技術が養われる。

小さいボールには繊細なタッチが必要なのでタッチを鍛えるという意味で小さいボールは有効でありさらにそれを部屋という狭い場所でやることで密集地帯でのテクニックもつく。

 

少年サッカーは9割親で決まる

そして親が安全な部屋での練習をサポートすることは他のサッカー少年との練習の差をつける事にも役に立つ。

ボールがあたっても大丈夫な部屋、本当に何も置いてない部屋なんかを作れるといいかもしれない。もしくはドリブルをするためにあえて難しいコースを作るなども子供にとっては楽しいかもしれない。

 

よく裸足でサッカーをすることがいいと言われるが外で裸足は危ないのが現実。

家の中だとせいぜいおもちゃのパーツを踏んだくらいで終わる。

もちろんこれも場合によってはかなり危ないけが一度綺麗にすれば安全である。外は常に環境が変化するので何があるかわからない。部屋ならわざわざスパイクを履く必要がなく子供も裸足で安全にボールタッチの練習を出来る。南米人選手は素足でサッカーをするからボールタッチが鍛えられる。スパイクを履いて練習する何倍も効果があるのが素足での練習だ。

 

気軽に練習できるという事は子供にとってとても楽で練習をすることが億劫にならない、つまり練習量が増えて上手くなる。

部屋で練習を制限してしまうと結局練習時間が減ってしまう。

子供にとってわざわざスパイクに履き替えて練習することは結構面倒だし、親にとっても汚れた服の洗濯などは負担になってくる。子供が夜遅くまで外で練習していると不安になるのも親の心理である。そういう意味で部屋でサッカーをするというのは現代の日本の環境においてベストな練習環境の1つと言える。

南米の選手はよく裸足でサッカーをするから繊細なボールタッチができると言われる、アフリカ人も砂埃が舞う石ころが転がっている場所でボロボロのボールをみんなで追いかけている。裸足教育というのは日本でも最近見直されているが現実としてなかなかそういう環境や習慣がないのも事実。そういう意味で部屋は唯一それが可能な場所だ。

そのほかにも部屋にサンドバッグを置いてキックボクシングやムエタイ的に蹴りの練習をさせるのもありかもしれない。

とにかく足を使わせて足の神経や筋力を発達させることは大事。

それは蹴るほうの足だけではなく、立っている方の足にも有効だと言える。

実はサッカーにおいて軸足の強度というのは非常に重要。ボールタッチする足を支える軸足の強度やボディバランスや体幹はそういった格闘技的な練習で鍛えることが可能。

スウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチは格闘技的センスをサッカーに持ち込むことがある。サンドバッグ以外にも屋根から紐でつりさげたボールなども有効かもしれない。

柔らかめのゴルフボールくらいの小さな玉を吊り下げれば、狙うことも難しくボレーシュートなどにも役立つかもしれない。

ちゃんとした練習方法でなくても子供はこういう物で自由に遊びながらキックセンスやイマジネーションを身に着けていく。遊びの中で子供は発想を鍛えていく。

 

月謝代を払って画一的な練習をするだけのサッカースクールでは身につけられないセンスを遊びの中では身につけることができる。

部屋でもいろんな工夫や様々な練習ができる。

テレビでサッカーの録画を見ながら足元ではボールタッチをすればボールを見ないでドリブルを出来るようにもなるし、90分間サッカーを見続けるのは結構子供にとって集中力が途切れて難しかったりする。

足元でドリブルをしながら目ではテレビの試合映像をみるという練習法も一つの練習方法になる。

 

またどうしても部屋でサッカーができないというのであればテレビゲームも重要になってくる。ウイニングイレブンFIFAシリーズはリアルサッカーを再現しており試合のイマジネーションを子供に描かせる意味で注目されつつある。

現在少年サッカーの育成でもゲームをつかって指導するという方法が取り入れられていて試合形式を簡単に体験できることや俯瞰的な視点を持つという意味で重要視されている。

子供はゲームをどうしてもやってしまう物である。どうせゲームをするならばサッカーゲームのほうが役に立つし、実際ゲームで得たヒントをプレーに役立てることは可能だ。そういったイマジネーションの向上は非常に重要になる。

部屋では試合を見る、ゲームをする、そしてサッカーをする、そういった他のサッカー少年と差をつける練習が可能だ。

現代の日本の環境では家庭で自由に工夫できる部屋こそ最大の可能性の塊である。

 

3:スポーツだけ頑張ってればいいという考えにさせない

いわゆる「スポーツ馬鹿」や「サッカー馬鹿」にしてはいけない。

自分は運動神経タイプだ、スポーツタイプだから勉強なんてしないみたいに思わせてしまうと子供はそれでいいものだと思ってしまう。

更にサッカーは運動だけできればいいという単純なスポーツではなく試合中にも頭を使うことが必要であり、サッカー人生を生きていくうえでも判断力や思考能力が必要になってくる。実際元日本代表キャプテンの宮本恒靖は成績も非常によく、海外組の選手などは長友佑都や吉田麻也を筆頭に語学に秀でた選手が多い。

海外でプレーすることを目標にしているならばそういった語学力は時にサッカーの技術や才能以上に必要になってくる。

サッカーの試合を日本語の音声で見るだけでなく、副音声の英語音声などで見ることも重要になる。いつも見ているサッカーを副音声実況に切り替えるだけでも実は良い工夫になる。

 

サッカーというのは「サッカー脳」の育成が大切になり、単純にフィジカル能力だけが高ければ良いという物ではない。

前述のヘディングの強さも単にフィジカルが強いだけではなくポジショニングの間合いやジャンプをするタイミングなどの計算が重要になっている。そういった駆け引きは単純な思考をするだけでは養われない。

 

そういったサッカー人生をこれから生きていくうえで頭もよくなければならないという事に気付かせていかなければならない。

それは子供がサッカー選手になることができなかった場合においても役に立つ。

実際バルセロナの育成機関カンテラは子供の人間教育を非常に重要視している。それゆえにバルサはメッシやイニエスタのような世界的な選手の育成に成功した。

体を鍛えるのと同じくらい頭を鍛えるという意識を選手が持つようにすることが大事になってくる。しばしば運動神経タイプというのは自分は馬鹿でもいいと思ってしまい、そのまま成長してしまうと工夫をしなくなってしまう。

 

しかしここで留意しなければならないのはもちろん勉強脳サッカー脳は違うということだ。

即興性、アイデア、創造性という日本の教育における勉強にはないものが絡んでくる。

日本の学校教育はこの辺が不足しているのでここを親が補うことも大事になる。ただ単なるエリート教育ではサッカー選手は育たない。創造性という言葉そのものは簡単だが実際にそれを教えるるとなると様々な教育における工夫が必要になってくる。

 

そしてここに記述したこと以外にもまだ子供にとって必要なことは数多く存在する。

ここまで書いてきたことはサッカー育成論の一部に過ぎない。

あくまで最低限の基礎の中の基礎の3つが「食事と睡眠」「部屋での練習」「頭脳の育成」だと言える。

植物の成長要素と同じようにサッカーをする子供というのも基本的なことが大前提となる。

 

こういうことを日本中の家庭で考えたり議論したりするようになればもっといいアイデアが出てくるかもしれないしサッカースクールの場で保護者同士が育成論を語り合い交換し合うというのも一つの役目になる。

日本代表がワールドカップで優勝するためには日本中のサッカー家庭でいろんな工夫を試みることが鍵になるかもしれない。

 

そして何よりも最後は子供たち本人がサッカーを楽しむことに尽きる。

それ以上の方法は無い、好きということが上達の原動力。

「好きこそものの上手なれ」と言われるようにサッカーを好きでいつづけることをサポートすることが親にできる事ではないだろうか。

種はのびのびと芽生えていく。

花を咲かせるためには土、光、水を地道に、そしてしっかりと与えることが最大のサポートなはずだ。その三要素を惜しんではいけない。親が子供に気を使わせず思う存分夢を追いかけていける土壌づくりが何よりも必要だしそれはいつか恩返しとして帰ってくるかもしれない。

 

子供が本気で日本代表やバロンドール、ビッグクラブという夢を信じるならば、後に数十億円を稼いでくれることを親も本気で信じる必要があるのかもしれない。そのために目先の投資を惜しんではいけないし子供はそういうことを気にしてしまう。周囲の人々も広大な心でその夢を支える、それが子供の才能を伸ばすもっとも有効な方法だ。

 

最近日本でもとにかく少年サッカー熱が非常に高まっている。

少年サッカーを特集した番組などを見ると本当に日本の少年サッカーのレベルは高くなってきている。海外のクラブと互角に渡り合ったり代表でも勝ったり日本の子供たちは今凄い。

小学生年代の情熱が得に凄く全国の家庭が今本気でサッカー選手にするために子供をサポートし始めている。

このサッカー熱が続けば自分はワールドカップ優勝が可能なんじゃないかとすら思わせられる。日本サッカーを支えるのは名もなき家庭であり、お父さんお母さんの日の当たらない影の努力にある。

ジャニーズは関西関東圏に住んでないと厳しいがサッカー日本代表は日本全国どこからでも目指せる。更に世界のスターをも目指せる、そんな夢にあふれている。

 

既にユースでもバルセロナやレアル・マドリード所属の選手が出てきており子供のころから海外への憧れを口にする子供が多い。本当に期待できるしこれから日本の少年サッカー界ってもっと盛り上がっていくのではないだろうか。

習い事でも人気であり子供がなりたいスポーツ選手でもNo1となっている。

 

本格的に日本がサッカーの国になってきたし育成環境もどんどん整ってきてるのでこの世代が大人になるころは世界の強豪と渡り合っているかもしれない。

そのワールドカップに自分の子供が出場していたらと思うとそれはとても幸せな事なのではないだろうか。もしかしたら日本のワールドカップ優勝はそういった普通の家庭から始まることなのかもしれない。

そして「サッカーの国」として重要なことはクオリティに関わらず多くの人が何気なくサッカーを語る文化を作り上げることである。

サッカーが文化として本当に根付いたとき新しい世代の選手が世界に羽ばたいていくかもしれない。