チェ・ゲバラの本読んで革命起こしたいという気になる中二病
チェ・ゲバラの本をキューバ革命が終わるあたりまで読み進めたけど
「革命楽しそう、かっこいい」というありきたりな感想に行き着いた。
前々から革命とか革命家に興味はあったけどこういう話を読んでるとさらに興味がわいてくる。
アメリカへの反抗とか、権力への反抗とか、結局中二病的なものなのかもしれない。
自分がリアル中高生だったときはもっとそういう気持ちを持っていて
革命への憧れみたいなものがあったし、そういう年齢特有なものなのかもしれない。
いつしかそれが世の中だって諦めるというか悟るというか冷めていくというか。
そうやって誰も動かない。
動いてるのはSEALDsのようないい年してファッション左翼やってるような連中ばかり。
日本に真の革命家なんていない。
こうやって冷めてから再び目覚めて、それもファッションや中二病的な若さ特有のものじゃなくなったとき
いや若さの良い部分を残しつつも成熟した思想と融合したとき、それは真の革命家になるのかもしれない。
ただその本を読んで思ったのは「チェ・ゲバラってそんなすごい革命家か?」ということ
よく革命と聞いてイメージする1人のカリスマ的英雄が立ち上がって世の中を圧倒的指導力で動かし変革を起こすということ。
だけどゲバラってそういうタイプの役割ではなかった。
むしろそのイメージでいえばフィデル・カストロのほうが近い。
というかむしろフィデル・カストロのほうが有能
キューバ革命の英雄みたいに言われてるけど
実際はフィデルのほうが仕事してるという印象。フィデルこそ真の革命家。
アメリカのメディアの影響を受けてる国ではフィデル・カストロは過小評価されている。
自分で革命を初めて指導していったのはカストロ
俺が読んだ本ではチェ・ゲバラはプラプラ南米放浪して自分探しして
なんかカストロについていった印象
元祖自分探しというイメージ
頭はかなりいいけど、フィデルのほうが引っ張っていく能力や情熱はある。
ゲバラは顔補正とかイメージとしてかっこいいから象徴として革命志望の人に愛されている。
キューバ革命はカストロいなかったらできてないけど、別にゲバラいなくてもできてたんじゃないか疑惑
でもカストロより人気で評価されてる。
やっぱりあの写真でしょ、顔と葉巻と髪型と帽子補正
まぁ何はともあれ革命いいよね。
革命起こしたいと思う人が世の中もっと増えれば、停滞した日本も変わるんじゃないかなと思う。
冷めた傍観者ばかりよりも中二病的に憧れてる人が多い方がまだ可能性があると思う。