ジャニーズのグループ内にはメンバー同士の組み合わせやユニットというものが存在する。このメンバーとこのメンバーの組み合わせが特に好きとか、ジュニア時代の昔から仲が良くて絆があるとか、トークの相性が良くて見ていて楽しいとか、「シンメ」と呼ばれる2人の組み合わせに思い入れがあるということがジャニーズファンの間ではよく話題になる。
そのグループ内のこの組み合わせは特に好きということで意見が分かれるのもジャニーズの面白さである。
その中でも嵐は特に様々な組み合わせが存在し、嵐ファンならこの組み合わせが好きというカップリングにも似たようなものが存在する。有名なところでは翔潤、にのあい、そして大宮SKなどは特によく聞く組み合わせである。
特に大宮SKは一番人気といっても過言ではない組み合わせで絶妙な信頼や関係の長さが伝わってきて多くのファンが存在するしよく話題にもなる。
自分自身は個人メンバーで言えば嵐の別メンバーのファンであるけども組み合わせとなったときはこの2人の組み合わせの面白さや安定感というのが好きで特に5人が出演する番組ではこの組み合わせが躍動していることが多いように思う。
なぜこの2人の組み合わせはこれほどまでに魅力があるのかと言ったら、普段落ち着いてる大野智が二宮和也といるととにかく楽しそうで素が出ることにあるかもしれない。ゆるい雰囲気の大野とよくしゃべる二宮の組み合わせが絶妙でお互いを知り尽くしているためバラエティでは特にその活躍することが多い。
コンサートや音楽番組などのさりげない動きも信頼関係が伝わってくるようなちょっとした動きが多くてワチャワチャ感もあったり見ていてとにかく楽しい。
これでいて大宮SKの2人は実は年齢は離れていているのも驚きで、まるで同級生のような信頼も感じさせる。そもそもジャニーズでは同学年という組み合わせがそれほど多くないことも多くジュニア時代の関係やユニットきっかけで関係が深まっていくことの方が多い。ここら辺は学校のような環境とは違うジャニーズ特有の文化かもしれない。
更にこういうユニットやシンメ、仲の良い関係で人気になっていく「セット推し」のようなことも多く他のジャニーズグループ、そしてジャニーズ以外のアイドルでもこういった関係は多い。むしろアイドルで人気になるにはこういう仲の良いメンバーとの組み合わせの魅力をアピールしていくことも大事で、アイドルファンというのはメンバーが仲良くしている姿を見るのが楽しいという人もたくさんいるのではないだろうか。
そういう意味でまさに大野智と二宮和也の仲の良さは見ていて楽しくて、仲の良さというよりももはや信頼関係の領域にもある。絶妙に理解しあっている感じがあり、切っても切り離せないような素晴らしい関係があるように思う。
ジャニーズという競争社会でそういう信頼のおける仲間がいるというのはそれだけで頼もしいだろうし、辛いときは支え合うこともできる。嵐も不遇な時代はあってそういう時代も乗り越えてきたんだなという重みもあるし、常に近くには仲のいいメンバーがいるというのは心細いときに頼りになる。
またファン同士もファン仲間がシンメのような組み合わせだったときはうれしかったりする。たとえば大野ファンと二宮ファンがリアルで友達だったら、それは絶対楽しいだろうしそういう友人関係みたいなのは結構多いのがジャニーズのファン文化でもある。
そしてこういった組み合わせの魅力は必ずしも一緒にいる時ばかりが全てではない。そのメンバーがいない時に、そのメンバーの話を片方がしたときファンはとても喜ぶのがジャニーズファンでもある。プライベートのエピソードや仕事や収録の裏の話、そして雑誌のインタビューなどでそのメンバーについて語ったりするとついついうれしくなるのがジャニーズファンだ。シンメの相方的なメンバーが合い方について語ってたらついつい興味がわいてその話に目を通したくなったりするし、いつのまにかそのメンバーの情報まで追いかけていたりする。
これがシンメ人気やコンビ人気、ユニット人気のもたらす効果でもある。そんなお気に入りの組み合わせを見つけると応援していて楽しいし、自分の好きな組み合わせが他ファンからも一目置かれているときはさらにうれしくなる。こういったジャニーズのファン文化がこれからも続いて行ってほしいと思うし、他にも面白い組み合わせを見つけていきたいなとも思う。
そしてそういった組み合わせ人気の代表格として大宮の2人にはこれからもずっといい関係でいつづけてほしいなと願わずにはいられない。