elken’s blog

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バルセロナのサイドバックほど大変なものはない

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バルササイドバックといえばジョルディ・アルバダニエウ・アウベス、アドリーアノ

少し前まではアビダルがいたし、現在はセルジ・ロベルトが使われている。

バルサの試合を見てるとこのクラブのサイドバックって本当に大変だなと思う。

 

1:とにかくエグいパスを受けまくる

優秀なパサーが何人もいるから急にとんでもないパスを出される。

これに反応しなければだめだし、もちろんトラップもしないといけない。

ジョルディ・アルバとか主にメッシのパスで普通にこれをやってるけど

何度も動き直したりとんでもないタイミングで出してくるメッシのパスを軽々トラップしている。

サイドバックはメッシとのパスワークに絡む必要があるし

サイドバックはメッシのこれはないだろ!というエグいパスを受けなければならない。

バルササイドバックをこれほどまで難しくしている主な原因はメッシ

恐らくバルサの歴史上もっとも難解な役割をさせられてるサイドバックがアルバとアウベスの2人

 

2:攻撃ができて当たり前。現代型サイドバックとして中盤の役割を求められる

バルササイドバックはもはや実質ウィング、そしてそれだけでなくもはや中盤

バルサはリーガでは押し込むことが多いのでとにかく攻撃能力を求められる。

そして得点までしなければならない局面もある。

ダニエウ・アウベスがメッシと細かい連携で崩すシーンは珍しいものではない。

古典的なサイドからボールを供給するウィングの役割は当然果たした上でバルサのパスワークに絡むことを求められる

 

3:当然守備への要求も高い

攻撃でそれだけ能力を見せても、守備への要求はハイレベル

バルサのようなクラブは失点をしてはいけない。

勝って当然の相手から失点を許すことがあってはならない。

そしてバルサが勝たなければいけないのはリーガの中小クラブだけではない。

スペイン国内にはレアル・マドリードアトレティコ・マドリードが存在する。

当然世界一を目指すクラブとしてこういうクラブにも勝たないといけない。

さらにチャンピオンズリーグ上位進出常連のバルサはそこに勝ちあがってくる海外のビッグクラブとも勝たないといけない。

そのビッグクラブに在籍しているサイドのプレーヤーはまさに突破自慢の選手ばかり

世界屈指のアタッカーを止めなければならない。

強豪と戦う機会が多いバルセロナサイドバックはこういう猛者達と戦わなければならないしそして彼らを止めることが求められる。

しかもカウンターを狙われがちなバルサなのでサイドバックは走力が必要

何度もケアしながら走り回らなければならない。そして攻撃の時にはアクセントを加えて当たり前という要求

高いビルドアップ能力も求められる。

さらにバルサ対策としてロングボールをサイドに展開させてくるクラブがあるが

そこでの競り合いにも勝たなければならない。

ジョルディ・アルバダニエウ・アウベスは身長が高くないのでそこを狙われることもある。

 

とにかくありとあらゆる能力を求められるのがバルササイドバック

古典的なサイドバックバルサには移籍できない

現代型の戦術を高度に理解し実行する能力、バルサの特殊なスタイルに適応する能力を求められる。

そして当然守備では世界屈指のアタッカーを止めなければならない。

こういった事情を踏まえてみるとジョルディ・アルバダニエウ・アウベスって本当に大変で重要なことをしているんだなぁと思う。