elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

サッカードイツ代表とかいう過小評価軍団

ドイツ代表は地味

近々ドイツ代表と試合します、となったとき確かにすげぇえええとなるけど、数年前にスペイン代表と試合すると言われてたらという想定に比べるとワクワク感がない。

なんか、「あれ世界王者だった?」感があるし、ワールドカップチャンピオンというイメージが希薄。

数年前のサッカースペイン代表ほど大正義感がない。

一般層とかもうドイツ代表が優勝したということすら覚えてないんじゃないかと思うし、サッカーファンの間でもそれほど話題にされない。

 

これが何に似ているかといったら2006年のイタリア代表

当時は今ほどサッカーに興味はなかったがジダンの頭突き事件もあってイタリア優勝は覚えている。

それでも当時強そうというイメージがあったのはブラジルで、イタリア強いというのはイメージとして(ブラジル程)浸透していなかった。

サッカーファンはイタリアのめんつすげぇと思っていたかもしれないが、当時の自分はといえばジダンに頭突きしたマテラッツィくらいしか知らなかった。

今のドイツ代表も海外サッカー興味ない人は一人も選手知らないだろうし、ノイアーだって2002年の頃のオリバー・カーンのほうが知名度あった気がする。

 

あとスペイン代表が強烈過ぎたというのもあると思う。

ユーロ2008で優勝し、ワールドカップも優勝、そして2012年も優勝し主要大会三連覇

しかもクラブチームではバルセロナの全盛期と重なった。おまけに日本人が好むテクニカルなチキタカスタイルで過剰に持てはやされた。

それに比べるとドイツ代表は、ユーロ2012では優勝していないし、バイエルン・ミュンヘンの優勝もブラジル以前にまでさかのぼる。

バルサを合計7-0で撃破したころのバイエルンの方がまだ強いイメージがあって、今のドイツ代表のイメージは地味。

多分自分の主観も入っているけど、ドイツ代表が今まで作ってきた地味というイメージが災いしているのかもしれない。

でも実際はブラジルワールドカップを見ると地味どころかかなり派手。

アルジェリア戦のノイアーの鬼神のような活躍、ゴールキーパーという新しいスタイルを作り上げた。

おまけにそのノイアーバロンドール争いまでした。

更に準決勝ではブラジルスコアで派手に優勝候補NO1のブラジル代表を撃破した。

決勝ではゲッツェの延長戦の劇的なゴール

 

しかし、数年前のスペイン代表程人気でもないし大正義感もない。

相変わらずバイエルンは凄いけど、全盛期のバルサほど席巻した感じもないしドイツ人スター選手も地味。

スペインはメッシ、ロナウドはいなかったもののチャビ、イニエスタというバロンドール争いで2位、3位に同時に入った選手がいたし、チャンピオンズリーグだけでなくヨーロッパリーグでも席巻しまくった。

しかもわかりやすいチキタカというスタイルがありまさに文字通りの無敵艦隊だった。

 

なぜだろう、ドイツ代表はなぜ過小評価されるのか。

紛れもなくワールドカップ優勝国であり世界最強である。

ドイツの育成改革は大成功をおさめ、若手も凄い選手が育ってきた。

バイエルンも毎週のように体力得点で勝利している。

そしてドイツはユーロやワールドカップで何回も優勝している。

スペインなんて南アフリカワールドカップが最初で最後。

代表チームなんてもともとはネタ扱いの中堅国。

近年急激にイメージが変化しただけで実際はそこまで強くなかった。

 

それにもかかわらず華やかな絶対的王者感がない。

ブラジルやスペインのようなイメージを持たず、手堅く勝つだけのチームと思われがち。

それがサッカーで強いという事なのでこういうイメージや価値観が日本サッカー界にあふれていると日本サッカー発展のためにはよくないかもしれない。

もっとドイツが評価されて話題にされるべきだとは思う。

しかし自分自身、アルゼンチン代表が優勝していたほうが優勝国のイメージ強かっただろうなぁとも思う。

仮にワールドカップ優勝し、最近チリであったコパアメリカでも優勝していたら今頃アルゼンチンフィーバーだったんじゃないだろうか。

やっぱりこれは日本人好みのスタイルじゃないからなのかもしれない。

というか世界中の国でドイツのスタイルや雰囲気のほうが好きな国の方が珍しい。

だれしもが華やかなイメージに憧れる。

 

とにかくドイツ代表は、優勝した時だけ話題にされてその後通常通りに戻った印象がある。

もっと世界王者感あってもいいと思うしもっと話題にした方がいいなとも思う。

ワールドカップ優勝ってこんなもんだっけな、という寂しさがある。

ドイツ人の立場だったら一生懸命やってきたのにかわいそうだなって思うしね。

なんか打倒スペイン筆頭候補、若手台頭、変わりつつある新生ドイツ代表と言われてた頃の方が目立ってた印象がある。

そしていざ優勝してみれば、あっこんなもんかという地味さ。

サッカーメディアがドイツ代表をそこまで取り上げないとかブンデスリーガがやっぱり地味だとかそういうものもあるのかもしれない。

 

それはともかくクローゼは2018年もいるのだろうか。

ブラジルの時まだいて、さすがにこれが最後だろと思ったけど最近待望論もあったし

それほどドイツ人センターフォワードが台頭してきたわけでもないしひょっとしたらロシアでも普通にいるんじゃないか?と思い始めてきた。

これが正真正銘のラストということでクローゼが最後本気だせばガチでありえるかもしれない。

ユーロ2016が最後なのかなと思いつつも、そこでまだやれそうだなと本人なったらあと2年頑張るだろうしね。

まぁさすがにさすがにカタールはないだろうけど、ロシアにいるというのは冗談ではなくなってきた。