elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

日本刀ほど厨二病な武器って存在するの?

日本刀は日本人の魂であると同時に創作でもよく使われるため厨二病のイメージもある。バリエーションもいろいろあり忍者が使うタイプの物や軍人が使う軍刀、そして創作物でロボットやキャラクターが使う趣向を凝らしたタイプの創作武器。

そして正宗などに代表される過去の名刀。

様々なジャンルで日本人の心を引き寄せる日本刀は奥が深い。

神話のような切れ味や過去の時代にシンボルとして扱われてきた伝説によってその憧れを喚起させる。そしてさまざまな創作作品に登場する。それは間違った使い方やありえない用法などもあるがそういったことも含めて現代では様々な愛され方をしている。

自分はそれでいいと思うし、自分自身も日本刀に憧れるひとりである。厨二病ならば誰もが日本刀に憧れる、いや厨二病でなくてもその美しさには誰もが惹かれる。

本物の名刀も好きだしゲームやアニメに出てくる創作の日本刀も好きだ。

戦国無双の日本刀も面白いし、灼眼のシャナBLEACHの一護など日本刀を使いキャラクターも多い。「日本刀を使うキャラクターといえば?」っていう質問は面白そうである。恥ずかしながら真っ先に思いついたのがシャナだった。あとはガンダムアストレイが使ってたり、エヴァンゲリオンでも見たことがある。今思えばONE PIECEのゾロも人気そう。多分この質問をしたら圧倒的にゾロが1位だと思う。少年漫画系は特に日本刀キャラ多いイメージがある。シンケンジャーももしかしたら上位かもしれない。

ただそれと同時に実際の日本刀も奥が深い。

日本刀職人のドキュメント番組を見たことがある人はその玉鋼や波紋の解説などを見たことがあるのではないだろうか。鍛冶職人が熱された刃を叩いてるシーンは象徴的で有名だ。

またそれだけではなく日本刀には様々な職人が存在する。たとえば自分が見たことがあるのは研ぎ師の世界。日本刀を研ぐ職人というのも存在する。上手く研いで美しい波紋を作り上げることを競うコンテストもあるらしい。その世界にも圧倒的な職人がいてそこに弟子入りして寝食を共に暮らしている人もいる。研ぐという事に数年の修行を費やす。それだけでも奥深い世界である。

更に鞘や鍔を作る職人もおり様々な意匠が凝らされているし当然職人も存在する。様々な人が関連しあってあの美しい刀は作られているのだ。永久の歴史がありその技術が受け継がれ現代も生きている、そこに神聖さが現れる。

そしてさまざまな創作でも愛される。ある意味日本文化そのものが底にはあるのかもしれない。そういう精神的なものも含めて日本というというものは存在するのではないだろうか。古代から始まり技術が改良され中世に確立され、近代、そして現代と受け継がれる。まさに日本刀は日本人と共に生きてきた。

現代でもさまざまなコンテストや教義があり、剣道や居合道に代表されるような剣術、研ぎ職人のような技術面を競う物、様々物がある。

ゲームで日本刀を使いキャラクターを極めるのも一種の剣術だし、日本刀の絵を描くことや日本刀が登場する小説を書くこともまた文化。様々な局面で日本刀はリタルタイムに生きている。雑誌コーナーに行けば日本刀だけの雑誌もあり、専門書も豊富。様々な創作作品にも登場し、剣術も発展している。そして日本刀の愛好家はさまざまにに存在する。当然これまでの歴史の中にも何度となく登場する。アメリカの歴史や精神が銃と共にあるならば、日本の歴史や精神は刀と共にあった。

そういった文脈も含めて日本刀は存在するのかもしれない。

それゆえにその厳かで怪しく美しい魅力は日本人を惹きつける。そして誰もが憧れる。 王道中の王道かもしれないがそれ故に武器の中で最も人気のジャンルの1つであり、それはもはや武器という枠組みを超え文化や精神の一部にすらなっているのではないだろうか。