elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

FIFA16でバルサが強いことについて八つ当たりされるの巻

この記事についてのコメントがあった。

内容も匿名によるバルサが強い事への文句みたいなものだったから、多分一回八つ当たりしたいだけでもう見てはいないと思うし、自分が反論したいのはこの人というよりもむしろバルサが増えまくっていることについてだ。

elken.hatenablog.com

ゲームで必ず起こる現象

「その時に強いものに群がる奴が増える」

自分は強いから使うということが好きではない。

好きなものを使う&好きな戦い方をするという哲学でやっている。

だから最近ポケモンダブルレート対戦でメガサーナイトが人気になっていることに憤りを感じる

「お前らみたいな奴はメガルーラでも使ってろ、メガガルーラがお似合だ」と。

自分はそれを使う側になるのではなく、どうやってそれを倒すかという事に喜びを見出すタイプだ。

体制側に組み込まれるより、それに反逆しようとする。

長渕剛「反逆の思想を忘れるな」

つまり自分はこじらせた厨二病である。ただ勝ちたいだけの奴は厨二病ではない、極めて凡庸な発想の持ち主だ。

この人みたいに自分がそのスタイルを選んで勝てないことに対して文句を言うつもりはない。

そうやって試行錯誤している段階そのものが楽しいし、それでうまく行った時の喜びは、誰かの真似で勝った時よりうれしい。

この記事に批判してきた人は「皆が強いキャラ使うせいで俺が勝てない」という不満

自分の場合こういうタイプではない。

てっとり早い勝ちだけ追い求めて強いキャラ使う人のせいで負けることへの憤りよりも、哲学やこだわりみたいなものを持ってる人が少ない事や、そういう物を持った好事家やマニアな感性を持った人が少ない事への物悲しさや寂しさに近い。

あんま拘り持ってない人ばかりでそれに対してまたか・・・と飽きる、そういう感覚。

個人的にはそういう好事家やマニア、面白みを持った人が多い方が楽しいと思ってる。

それを持った上でさらに強い人には負けても拍手しかない。

モウリーニやカペッロみたいなただ勝つだけの人より、ペップ・グアルディオラヨハン・クライフみたいな華麗さと強さを両立する指導者、プレーヤーを好むしどうせやるならそこを目指したいとも思う。

好きなもの使ってるからそれでいいや、とも思わない。好きなスタイルで最強を目指す、これが面白いし、だからこそずっとはまれる。

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コロコロその時の流れに合わせて信念や哲学も持たず使うキャラを変える奴がゲームには本当に多い。

自分のやり方を極めようと思わず、誰かが成功したやり方をただ後追いするだけ。

自分で絵を描こうとせず、塗り絵やトレースのようになぞるだけ。

確かにそれはてっとり早く勝てる。

だけど自分はそういう手段で手に入れた勝ちに虚しさを感じる。

アカギがいざギャンブルに勝って大金を手にしたとき虚しい表情をしているがああいった感覚に近いかもしれない。

そこを単純に喜べるような人であればその時流行ってる物を短絡的に使用していればいい。

そして今FIFA16ではそういう人たちがバルサに群がっている。

こういう人たちは2年前はレアル・マドリードバイエルン・ミュンヘンを使っていた

それに対し自分は一貫してバルサ使い続けてる。あとはバルサ以外には(マンチェスター・ユナイテッドパリ・サンジェルマンと試合させられるから相対的に弱くなる)ACミランも使う。

レアル・マドリードバイエルン・ミュンヘンがめちゃくちゃ強かった時代にもずっとバルサ使ってた。

戦い方も同じ。ドリブルが弱い時代もドリブルを使うし、裏抜け戦術やクロスが強い時期にそれを使う事もなかった。

自分が好きなやり方しかしないし、嫌いなやり方をその時の時流に合わせて使うことはしない。

多分この記事に批判してきた人は、考え方の部分ではむしろこっちに近い考えだろう。

自分はバルサが弱い時代も使ってた。それが今は強くなってきてるだけ。

ドリブルが弱い時代もドリブルしてたし、バルサが弱い時代もバルサ使ってた。

ドリブルも一時期のレアルみたいに単純にサイドに出して、単純にサイドをスピードで突破するみたいなことはしない。

必ず自分は密集地帯に仕掛ける。裏抜けとかもほとんどしない。

無人の場所をドリブルしてゴールしても面白くない。密集地帯をドリブルや細かいパスで抜いてのゴールに拘る。

www.youtube.com

(↑こういったメッシの滅茶苦茶狭い場所でのドリブルをFIFAで再現したい)

バルサ弱くないだろって思うかもいしれないけど、これが全盛期のバイエルン・ミュンヘンレアル・マドリードと当たるとFIFAの特性上不利になる。

サッカーゲームは基本サイドに早い奴置いて突っ走らせた方が有利。

バイエルンとマドリーが強かった時代なんてそれはもう現実のサッカーと乖離しまくっていた。

アンチフットボールがまかり通っていた時代も、自分はバイエルンやマドリーにバルサで挑み続けた。

しかも単純にクロスあげるとか裏を狙うとかじゃない。

ドリブルにしてもサイド突破を簡単にするだけじゃなくて細かい中央の密集地帯に行って崩すことを狙った。

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それなのに、バルサ不遇の時代を耐えたのに今こうやってバルサ使いが非難される。

2014-2015チャンピオンズリーグ制覇以降増えたバルサ使い。

彼らはマドリーやバイエルンが強い時代、バルサなんて笑っていたような人たちだ。

自分が本当に好きなキャラがただてっとり早く勝ちたいだけの信念のない人々によって汚され悪評を作り上げてしまう。

しかしこれはゲームや対戦コンテンツにはよくあることだ。

ヘイトを集める強キャラにコロコロ変える奴らが群がる→流行る以前から使っていた人も批判される。

これは仕方ない。FIFAシリーズウイイレシリーズに限らず言いたいがが

こういった八つ当たりするのであればそうやって勝ち馬に乗りたいだけのコロコロ変える奴に対して批判してほしい。

批判する相手を見極めてほしい。

批判するべきは信念も哲学もこだわりもなくコロコロ変えるような人たちだ。

その時の時流でコロコロ変える奴らのせいでそれをずっと使っている人が迷惑するのである。

 

と、ここまで熱く書いたが正直言うと

そもそも最近シーズンやってない。そもそも最近やってないのだから最近のことで批判されても困る。

しかもその頃もてっとり早く点を取るとか、典型的な強い戦い方をしてるわけじゃないかったので自分と対戦しても批判されないと思う。

自分の満足のいく形でのゴールを狙う。

だからむしろ点があまり取れてないので強いと思われないはずだ。

そういうのもあってFIFA16でシーズンやったのは購入してしばらくの間だけ。

思った以上にFIFA16が難しかった。

ドリブルもFIFA16に適応するためにかなりの時間が必要だったし、シュートの決定力も今根本から鍛えなおしてる。

だからもっぱらオフラインで基礎から練習をやり直してる

ようやくFIFA16のドリブルに慣れてきた。

シーズン対戦は自分の実力が不十分な段階でいってもストレスたまるし、なかなかマッチングしない時のストレスもある。

さらに回線が遅かったり、途中で途切れたり。

だから自分のペースで気楽に練習できるオフラインばかりやってる。

現状の実力ではオンラインに行くべきではない。

意識低いと言えば意識低いが、もうちょっと練習してからオンラインには復帰したい。

ただ最近ようやく慣れてきたと思う。FIFA15とかなりドリブルの感覚が違ったのでなれるのにかなり時間がかかった。

自分の満足のいく感覚でやっとドリブルできるようになったしパスやシュートもFIFA15の頃に比べてかなり意識するようになった。

そろそろ戻るのもありかもしれない。