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elken’s blog

ジャニーズ、サッカー、軍事、創作などあらゆることを評論するブログ

海外サッカー選手の貧困時代のエピソードは面白い

サッカー 南米サッカー選手

海外サッカー選手には子供の頃に極貧時代を過ごしたという選手が多い。開発途上国第三世界の貧しい地域でボールを追いかけて育つしかなかった、サッカーは貧困から成り上がる唯一の手段だったなど様々なことを聞く。

エトーがポリ袋に空気を入れてそれでリフティングの練習を何千回もしていたとか、リバウドは貧しすぎて久しぶりに肉を食べたら歯が抜けたなど日本では考えられないようなエピソードが豊富なのもサッカーの魅力だ。

サッカーは貧しい地域でもできる。

それを貧乏人のスポーツだと揶揄する声もあるが自分はそうは思わない。貧困から成り上がった選手たちのかっこよさに憧れるし自分も貧困層の人間として彼らのように成り上がりたいと勇気をもらえる。

南米やアフリカのスラム街から這い上がった数多くのレジェンドたちの姿に憧れる。とくにブラジルはそういう選手が多い。今ではブラジルも都市開発が進みサッカーの習い事化が進んでいるが、昔は本当に路上でサッカーをやるしかないストリートサッカーが盛んだった。

そこから欧州に渡り莫大な富と名声を得る。この手の成り上がった話が自分は好きだ。ボクシングやバスケットボールでも似たような話があるし、日本の昭和の野球でも「グラウンドには銭が落ちている」と必死に練習した。中南米カリブ諸国でもメジャーリーグを目指して野球をするのは金のためだ。

金があるから頑張れる。貧困を抜け出そうとするその懸命な姿が美しい。懸命に貧乏から這い上がろうとして練習するから高いレベルになる。

誰しもが恵まれた環境に生まれるわけじゃない。日本では考えられないようなスラム街で育ったり、ろくに食事もとれない中から美味しい物を食べたいと何とか頑張る。

スアレス

南米で言えば今そういう選手に近いのはルイス・スアレスだろう。

幼少期に過酷な環境で育っている。南米ストリートのプレーの雰囲気を感じさせるそのトリッキーで予想外で時に狡猾なプレースタイルは過酷な環境を乗り切ったゆえに身についた能力だろう。人間はそういう状況で育てば野生動物のような本能が磨かれる。スアレスにはそういうストリートや貧困の魂がある。

だから自分はスアレスが好きだ。

 

そしてそういう南米サッカー選手やアフリカサッカー選手にも憧れる。東欧なども貧しい環境だったり紛争で厳しい環境だったりしている。そういうどん底から世界が夢見る華やかなステージまで駆け上がる。

ネイマールも幼少期には電気を止められたり、クリスティアーノ・ロナウドは雨漏りが絶えないマデイラ島で過ごしている。発展から取り残された場所で育ったり、貧困が蔓延する地区で生きてきた選手には反骨精神がある。

最近日本でも貧富の格差が深刻化し子供の6人に1人は貧困層だと言われている。もしかしたら日本にも今後サッカーで成り上がるという風潮が生まれるだろうか。現在の日本ではサッカーは費用のかかる習い事になっていてストリート系の選手が育つ土壌はない。ただ育成の分野でそういうストリート的な練習方法を取り入れるのはありかもしれない。枠にとらわれない練習は常識外のプレーを生み出す。

 

日本でスアレスを育てようと思ったらそういうストリート式の練習も必要だし、とにかく成り上がってやろう、ここから這い上がってやろう、絶対に成功してやろうという強い意志を持つ必要がある。南米人やアフリカ人のサッカーへの思い入れはただスポーツとしてかっこいいから面白いからというだけではない。生活の手段としてシビアにやっている。本気で成り上がり貧困から這い上がるためにサッカーをやっている。

そういった反骨精神やコンプレックスをエネルギーにかえる精神というのはもしかしたら今の日本サッカーに足りていないかもしれない。そして日本全体に足りていないことかもしれない。戦後昭和の時は「いい飯を食べたい、いい車に乗りたい」とみんな頑張った。そういう欲望が今消えているのではないか。日本が貧しくなってきている現代にそういった考えを取り戻すことも必要であるように思う。

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