elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

日本人が中国人に負けているのは購買意欲

日本人の購買意欲の低下や消費の落ち込みというのはもう10年ずっと言われている。お金を使おうにも使うお金がなく、その結果また経済が落ち込みますます使うお金が入ってこなくなるという悪循環が続いている。

また景気が悪くなって以降の日本人の価値観として「お金を使う事は悪い事」「お金を使わないことは賢くて良い事」という価値観が世の中の主流になっていった。バブル時代や高度経済成長期はお金を使う事で世の中が盛り上がって言ったけども今は逆でお金を使わないことが流行になってきている。「無料」「0円で体験」という言葉がいろんなジャンルで見かけるようになったしとにかく日本人の価値観からお金を使う事というのが消えてなくなってきている。

特にコスパ」「コストパフォーマンス」という言葉が世間に普及し始めたことは日本経済にすごく悪影響を与えた。なんでもかんでも「コスパ」と使われる時代になって、ネット民だけが言っていた「結婚はコスパが悪い」なんて言う言葉も普通に結婚サイトの広告などでも使われるようになったりとにかくコスパという物を非常に重要視するようになってしまった。お金を賢く使うことが正しくなったけどその実態は「使わないようにする」ということにどう持っていくかであり「お金をどう増やすか」ではなく「お金をどう減らさないようにするか」という発想になってしまった。当然ながらお金を使わないようにすることに頭を使うよりもお金を増やすことに頭を使うほうが将来性はある。

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結局戦後の高度成長期や80年代の好景気を見てもある程度馬鹿みたいなお金を使うぐらいが結局世の中にとってよかった。日本人はある意味平均的に賢いから、一度知的水準が上がると全員が中途半端に賢いお金の使い方を考えるようになった

しかしそれはよりマクロな視点で見れば逆効果で、自分たちにとって長期的には不利益をもたらしている。そこに気付かないから中途半端に賢い状況になってしまっている。昭和の時代のように高い車を買っていた時代の方が結局世の中もはや中で盛り上がってどんどん収入も増えていく喜びが味わえた。

でも今は「それって無駄じゃん」「昔の考え方じゃん」で済ますようになってしまった。高い車や高い時計を買う事を昭和の価値観として馬鹿にするのってよくないよなぁとゆとり世代ながらに思う。自分もゆとり世代として元々そのような考え方を持っていたが最近それが誤りであることに気付いて「お金を馬鹿みたいに使うことがかっこ悪い」という価値観は結局日本人や日本そのものを小粒化させている決定的な要因であることに気付いた。その結果上の世代まで影響されて持っているはずの上の世代もお金を使わなくなってきている。

世の中全体がお金を派手に使うことをダサいと見なすようになった。結局これってものすごく良くないことでみんなが「どうやってお金を使わないようにするか」「これってお金かかるんじゃないか」と考えてしまう世の中より「お金をどう増やすか」「お金を使ったほうが世の中盛り上がる」と考えてる時代の方が幸せなのではないか、自分はそう思うようになった。

日本人の思考にの真っ先にお金を使う事の罪悪感や罪意識のようなものが芽生えているのではないか、昨今の風潮を見ているとそのように感じる。その結果日本経済や日本という国自体の規模がどんどん小粒化していく。華やかさが失われていく。

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少しでも派手なことをすれば叩くことも問題。たとえば芸能人や政治家が少しでも高そうなことをすれば「庶民感覚じゃない」「親近感がない」と叩く、ハロウィンやパリピのように少しでも派手なことをやっている人たちを馬鹿だと叩いてしまう。自分も昔はネットのノリでそういう派手な人たちの文化を叩いていたけども結局世の中ってバカなお金の使い方をガンガンしてくれる人が多い方がいい。逆にそれを「バカなお金の使い方」だと叩いて派手なことを批判することは賢いわけじゃなくて中途半端に賢いだけ。世の中の盛り上がりを叩く風潮ってほんと最近強くなったけどもそれってよくないことにそろそろ気づかないといけない。

そういう意味でまさに中国の爆買いを叩く風潮ってそれに近いものがあるかもしれない。やはり中国人に比べて今の日本人は格段に購買意欲が落ちてきている。「中国人のお金の使い方は馬鹿だ」と考える日本人の考え方はまさにパリピを叩くような中途半端な賢さに過ぎない。派手なお金の使い方をした方が結局経済が盛り上がることにそろそろ日本人は気づかないといけない。中途半端にお金の使い方に対して賢くなった結果が現在の不景気の原因でもある。ある意味購買意欲というのは成長の原動力であって個人がそうやって欲望を持つから頑張ろうとして盛り上がっていく。逆にお金を使うことが悪いという価値観では一生成長がなく使うお金がますます少なくなっていくだけの悪循環でしかない。だかから今の不景気の時代だから中国人の購買意欲という才能や情熱を見習うべきなのかもしれない。

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よく輸出が落ち込んでいるとも言われるその代りいま中国政府は内需拡大に乗り出していてネット通販をネット環境がない内陸部の農村の人たちでも利用できる環境や施設を整えている。施設を整えそこに行けば簡単に担当の人と共にネット注文ができて、中国政府としても内陸部への流通経路を急速に整備している。その結果今中国のネット通販市場はアメリカを抜いて世界一へと躍り出た。アリババというグループの名前を聞いたことがある人はいるだろうか、そのグループが特に煽動して今の中国の内需経済を盛り上げている。11月11日という中国の「独身の日」には盛大なキャンペーンを行い1日で巨額の売り上げをもたらす。こういう経済の盛り上がりを見てて中国人の購買意欲の凄さと、日本人の購買意欲の衰えやお金を使うことに対して中途半端に賢くなってしまった現状に少し疑問を覚える。このままでは本当に日本や日本経済が小粒化してしまい将来東南アジアの国々に頭を下げる時代が来るのではないかと。賢くなってしまった結果逆に経済では盛り下がってしまう。

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そして別にこれは自分が富裕層でお金を持ってるから派手なお金の使い方を擁護しているわけじゃない。むしろ自分はお金を持ってるわけじゃないし普通の平均より全然持ってない。お金を全然使えていない立場でまさに冒頭のように「使おうにも使うお金がない」という層の1人。でもそこで嫉妬でお金を使う人を叩いてしまうともっと自分が貧乏になるという事も理解してる。

そうやってお金を持ってる人の足を引っ張ることはしたくないし、それはいずれ自分にお金が回ってくる機会を損失させている。お金を持ってる人が楽しくお金を使える状況にすればいずれ自分もその利益が回ってくるという考え方が自分は大事だと思う。

日本人内でも派手なお金の使い方を馬鹿にしたり、中国人の爆買いを批判したり、そして自分たちはなるべくお金を使わないようにするという小粒な発想をする、この現状が続くと自分は日本が取り返しのつかないオワコンになってしまうんじゃないかなと思う。もちろんそうなってほしくはないし、日本にもそういう華やかな時代があった。もう一度そういう時代を体験していけるように頑張っていこうという発想がこれから大事になってくるのではないだろうか。