elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

バルセロナすげええ!奇跡の大逆転でCLベスト8進出

パリ「よっしゃ4-0で勝った。これでベスト8確定!」

バルセロナ「4-0で負けたならそれ以上のスコアで勝てばいいじゃない」

その結果6-1

合計6-5で奇跡の突破

まさにクライフイズム、そしてバルセロナの哲学の体現

バルサをガチらせたパリが悪い。

これができてしまうのがバルサ

 

いや内心ヒヤヒヤしてたよね、昨日盛大にアーセナルを煽る記事を書いたからそれがフラグになってバルサも同じような負け方をするんじゃないかと。あの記事を読んだアーセナルサポーターは「次はバルセロナの番だから覚悟しておけよ」と思ったに違いない。

 

そう思ってたらバルセロナアーセナルでは格が違った。むしろ6-1で叩きなおすのがバルサの流儀。やられたらやり返す。

同じスコアで負けるのがアーセン・ベンゲルアーセナルの哲学

それ以上のスコアで叩きなおすのがヨハン・クライフ、そしてバルサの哲学

 

もうサッカーいろいろ面白すぎんだろ。世界が奇跡を目撃した夜だった。

いぇ~い、決起集会まで開いたイブラヒモビッチみてるぅ~?

いや、バルセロナがあまりにも凄すぎただけ。ネイマール

この日のヒーローは間違いなくネイマールフリーキックが凄すぎる。英雄はここで決めるというところで決める。ブラジル代表10番を伊達に背負ってない。ネイマールの凄さは日本代表との試合でも散々みせられてきたし、アイツならこれくらいやれる男だって信じてたんでね(手のひらクルー)

正直ネイマールは微妙だっていう声もあったし不調になればすぐ手のひら返しをされるのがこの世界。それがまたこうやって逆転の立役者になって評価を取り戻した。

 

この試合凄いのが3-0になって勢いづいたときに、3-1にされ直したところから再び点差を離したという事。普通だったらこれでもうだめだ、やっぱうまくいかないなとなってしまう。それでもむしろバルサはそこからさらに3点とって6-1にしてしまう。

これが勝者のメンタリテイなのかと思う。

そしてやっぱり先制点を取ったのはルイス・スアレス

スアレスの重要な点に絡む力は異常。先制点や決勝点のように重要な点が多い。しかもゴールの入れ方自体はちょっと不恰好でかっこいいゴールとは言えない。でもこういう不恰好なゴールでも決めきるところがスアレスの凄いところ。

必ず突破口を開いてくれるのがスアレス。そして喜び方が面白いのもスアレスの愛嬌。

 

イニエスタのゴールもよくわからないし、持ってる時というか勢いある時、本気で勝とうとしてる時はこういうのが入るツキに恵まれる。勝ちたいという意志が何かを引き寄せた。

あとは3-4-3でメッシを中盤においてるというのも面白い。大一番にこれくらいの奇策をやらないと勝てないという覚悟がルイス・エンリケにはあったのかもしれない。

 

でも本当には予想してなかった。

何年か前にレバークーゼンに7-1で勝ったり、ACミランに4-0ぐらいで逆転して2ndlegから大逆転をしたことはあったからCLの舞台でもそれだけの大量得点が可能だという前例自体はあった。

ただ今回相手がパリ・サンジェルマンでちょっとメッシも不調だったからその軌跡は起こせないと思ってた。レバークーゼンの時はメッシが一試合で5ゴール決めるような異常なことをしていた。メッシなら本気の時はそれくらいできるしパリ戦でもメッシが覚醒すればなんとかなるかもしれないという淡い希望はあったけど本気で信じていたわけじゃなかった。今回は奇跡を起こす役者がいない、そういう風に思っていた。

それが蓋を開けてみたらネイマールが神マールだった。

5点目のPKをネイマールにしたのも素晴らしい采配だったと思う。ああいうPKは流れがあって決めるべき人が決める。このチームは必ずしもメッシがPKに固執しないところが魅力。

本当にこんな奇跡が起きるとは今でも信じられない。

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しかも自分は前回今季のUEFAチャンピオンズリーグの優勝予想を書いたときに「パリの進出が常識的だ」という風に書き完全にバルセロナを優勝予想から外して諦めかけていた。よっしゃ、これで優勝候補をバルサを戻せるぜ! 

でも何か優勝候補から外してた方が上手く行きそうだし、予想自体はバイエルンという事にしとこう。優勝予想しないほうが自分の場合は当たる。優勝予想してないけどいつの間にか優勝してたぐらいの方がちょうどいい。地獄の底から這い上がってルイス・エンリケ最後のシーズンに優勝で来たら間違いなくこのシーズンは伝説になる。

リーガエスパニョーラの方でもレアル・マドリードが一試合未消化という状況ではあるけど暫定首位に返り咲いてる。今季まだ全然いろんな可能性がある。

自分はバルサのこと信じてたよ(後出しジャンケン

そして案の定小柳ルミ子もさっそくブログ更新。

世界中のバルセロナファンが奇跡を体験した。

 

残念なことに一部の心無い白いユニフォームを着た人たちが難癖をつけようとしているけど何言われてもこの奇跡の後では楽しくて仕方がない。そんなこといったら毎回組み合わせに恵まれる白いチームのほうが怪しい。多分リーグ戦追い付かれそうでイライラしてるだけ。サッカーの素晴らしさを理解するセンスがないかわいそうな人たちだよ

 

とにかくこの奇跡は素晴らしい!サッカーにはこんな物語があるんだと思わせられた神試合。こんな前例はチャンピオンズリーグの歴史を見てもないらしい。バルサがまさに歴史を作った。

1stleg直後は主力選手がほとんど諦めているように見えたけど、そこから上手く立て直してきた。2ndlegが近づいてくると選手たちもかなりやる気になり絶対勝つというムードに変わってきてた。「俺らならやれるんだ」という勝者のメンタリティがあった。こういう時に最後に必要なのは「自分たちなら勝てる」という自信。それを本気で信じられるかどうか。バルセロナにはそれがあった。勝者のメンタリティを体現したような歴史に試合であり、今後UCLの歴史として語り継がれることは間違いないだろう。 

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