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elken’s blog

ジャニーズ、サッカー、軍事、創作などあらゆることを評論するブログ

三八式歩兵銃ほど銃剣が似合うライフルもないよな

軍事ミリタリー 政治歴史

三八式歩兵銃の魅力はやはり銃剣をつけたときのかっこよさにあると思う。三八式歩兵銃=銃剣といっても過言ではないというか。やっぱりどうしても戦争末期の弾丸の補給も碌にない状態での銃剣突撃しかないシーンが映画や漫画でも多いので銃剣というイメージが強くなっている。

三八式の登場する映画の光景をイメージしてもたいてい銃剣がついてるし、実際銃剣が似合うという側面もある。銃剣をつけた長さは当時の日本人の平均身長並の長さだったらしいしそのため白兵戦最強説も神話のように語り継がれている。

白兵戦重視のために三八式歩兵銃はあのような長いデザインになったのではないかという神話もあるが実際は急ピッチで三十式を改良したから設計の調整が間に合わなかったというで事情がある。

ただそれでもそのデザインは受け継がれいつの間にか日本軍内部で白兵戦がこの銃に置いては大事だという思想に引き継がれ銃剣道などの武道も発達した。

実際自衛隊出身者は銃剣道がかなり強い人が多く現代でもその頃の伝統とは受け継がれているし、身内に一人自衛隊出身者がいてその人はかなり銃剣道が強かったという話を聞いている。

そういう意味でこの銃剣の存在というのは日本の軍事組織の伝統にもなっている部分があるし、外部の人間にとっても銃剣のイメージが非常に強い。

ただ銃剣だけでじゃなくて実際の射撃性能も非常に高く当時の列強のボルトアクションライフルの中でもかなり高性能な部類であったのは事実。命中精度に関しては非常に高く日本軍が想定していた大陸や北方での戦いに関しては非常に優れていた銃だと言える。

実際は南方戦線に送られることになったが戦場が違っていたら三十八式の評価は今日とは別のものになっていたかもしれない。

またこれは完全なる妄想だが、日本が戦争を回避していた場合三十八式の後継ライフルというのはどのようなものになっていたのだろうかと考えることもある。九九式小銃が実際存在するしその後さらにM1ガーランドのような自動小銃を開発していたかもしれないし実際設計だけなら当時の日本でも開発されている物がある。ただボルトアクションライフルは狙撃銃として生き残るので案外1960年代まで狙撃銃としては生き残ってそこからドラグノフみたいな自動狙撃銃に役割を後退していた可能性もある。そうやって古くなった38式は民間用に狩猟用として広く出回って、徴兵を終えた人が「やっぱり三十八式使いやすい」といって現役で猟銃として使われてたという光景も想像できる。

ひょっとしたら実戦を経験した退役軍人の家庭でもかつての侍の日本刀のようにかざされていたかもしれない。そうやって重厚に飾っても違和感がない美しさがあるし日本軍の象徴的な武器でもあった。

そして三十八式の改良型として六十八式小銃みたいなボルトアクションライフルが開発されてそれは精密狙撃用として使われていたかもしれない。

そして仮に大日本帝国がその頃まで存続してたら、その時代もまだ銃剣重視の伝統は受け継がれてたのではないだろうか。

今でも銃剣という機能はなくなっていないわけで銃剣戦闘になったときの扱いやすさではやはりボルトアクション形式の方が有利なことには変わらない。現代のアサルトライフルは形状的にあまり銃剣戦闘には向いていない。銃剣つけたときもはや槍みたいな見た目にすらなっている三八式歩兵銃のその白兵戦武器としての魅力は今も決して色あせることのないかっこよさなんじゃないかなとも思う。

長いライフル好きとか長い武器好きにとってはたまらない魅力があるし軍刀と南部一四年式拳銃と、カーキ色の軍服と三八式歩兵銃のこの組み合わせは渋い魅力があるし陸軍将校用軍服とも似合う。

日本軍関係なしでもかっこいい銃の一つだし、日本軍アイテムとしても当然かっこいい。そもそもこの時代のレトロ感あるボルトアクションライフルが全体的にかっこいいよなぁと思う。銃を最初に好きになったときは現代型のゴテゴテのアサルトライフルが好きになるけどこういう手作り感ある木製の感じが伝わってきて槍のようなただひたすらに長いこういう銃のかっこよさに最近は気づいて来た。現代型ボルトクアクションとも違う不思議なレトロ感ある魅力があるし基本構造自体はボルトアクションはそれほど昔と変わらないので今も出も通じる性能があって猟銃としても未だに使われてる。そういう古い道具としての魅力は一度はまると奥深い世界があるなと感じる。

日本刀のように飾っておいても違和感が無いような美しさが三八式歩兵銃、そして当時のボルトアクションライフルにはあるのではないだろうか。

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