elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

「らぶたん」ではなくなる多田愛佳は卒業後成功できるだろうか

どうやら多田愛佳HKT48を卒業したらしい。あの多田愛佳がもうアイドルではなくなるというのは衝撃的だ。

全盛期ファンからするとどうしても「らぶたん」という印象が強くつい最近「らぶたんもう20歳なのかよ」と思っていたらいつの間にか卒業。時が経つのは早い。

しばらくAKB48関連の情報を見ないうちに多くの出来事が起きており、いろんなメンバーが卒業して行ってる。全盛期のメンバーがどんどん卒業し、いつのまにか知らないメンバーが多くなっている。こうやって人というのは自分が見てた頃の全盛期だけ美化する懐古厨になっていくのだろうか。

 

まず久しぶりに見て驚いたのがだいぶ容姿が変わってるという事。

最近AKBで茶髪流行ってるなぁというか、昔の有名メンバー見たら皆染めてるなぁという印象。指原、柏木、渡辺麻友など20過ぎたら続々と染めていく。おそらくAKBが茶髪に染めるのは昔黒髪の時代が長かったからその反動のようにも思う。ほとんどが黒髪で板野のような一部のメンバーだけが染めていて、大人になってやっと染めれるようになったという感覚でみんな染めてるのかもしれない。

 

それゆえに全盛期の面影がなくなって「変わったな」というのがオタの心理でもある。本人や周りからすれば髪染めたぐらいで、とか黒髪にこだわるのはオタクという思いはあるかもしれないけど、全盛期の黒髪という印象が強すぎてどうしても違和感が出てしまう。

例えば仲間由紀恵が髪を染めたら完全に違和感があるのと同じで、それぐらい全盛期のAKB48は染めてない印象が強かった。別に黒髪至上主義者というわけではないけども、染めないほうが似合うメンバーは多かった。

 

そんな懐古話はこれぐらいにして、どうやら多田愛佳は夢の女優を目指してこれから歩んでいくらしい。有名メンバーですら女優業ではなかなか活躍できていない中で多田愛佳がどれだけ活躍できるかというのは疑問でもある。

有象無象の卒業生が今何をやっているかわからずほとんどテレビで見かけなくなってるのが現状で、現役時代の記憶でもそこまで多田が演技が上手かったという印象もない。なぜAKB卒業生は皆女優を目指すのだろうか。ただでさえAKBには女優志望が多い上に現役AKBメンバーのほうがどうしても卒業生より起用されやすい。事務所やグループの力というのは強いものでよほど才能がなければ卒業後単体で活躍するのは難しい。

 

しかしそんなことは百も承知で卒業を決断していることは間違いない。

10年を節目に卒業することは決めていたらしく、アイドルをやり続けるより女優を目指すことに決めたようだ。解雇されたわけでもなく、いようと思えばまだアイドルとして居続けることは可能だったはずだ。ただ若手メンバーが続々出てきたり他のグループも登場したりする中で総選挙の順位ではほとんど見かけなくなり落ち目になっていたと言えば落ち目でもあった。

このままグループに居続けても状況が好転しないだろうなという思いもあったのかもしれない。それでも十分な成功者ではあるけども22歳という年齢で次の夢を追う事を決断し、卒業に至った。

 

ある程度知名度がある中で30手前までアイドルをやるのも人生だし、知名度があるうちに夢にチャレンジすることも人生だ。元々AKBというのはそこがゴールではなくステップアップの過程でもある。

卒業することは寂しくもあり、また一人自分の知っているメンバーが減っていく寂寥感はあるがこのサイクルもまたAKBだ。今何をしているかもわからないメンバーの1人になって、ほぼ一般人のようになっていくのが現実でもある。

そうやって普通の人になっていくのかもしれないし、逆に言えば元々は普通の人が芸能人やアイドルをやってたのがAKBともいえる。

一応多田愛佳に関してはこの先映画や舞台の出演が決まっているらしくしばらくは仕事がありそうでもある。そこで実力を示せばその先の仕事もあるかもしれない。

AKBではそれほどブレイクできなかったというか、アンダーガールズ時代の常連というイメージだったが48グループ全体が巨大化しいつの間にかそこら消えて行ったのが現実だ。

 

しかしそれはアイドル時代だからであって、もしかしたらアイドル時代を超えるブレイクをする可能性もある。

「AKB時代はそこまでパッっとしなかったけど、今の活躍は凄い」と言われるようなブレイクを期待したい。まだこれから数年はHKT48に居続けられる22歳という若さでこのチャレンジを決断したことは勇気があることだ。将来どんな形の女優として定着するかたまに情報を追いかけてみたいと思う。