elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

GACKTって今マレーシアに住んでたのかよwww

謎の収入減がありそのミステリアスな生活は謎に包まれているGACKT、もはや本業すらよくわからずとりあえず「職業GACKTである。

彼は一体ミュージシャンなのか、それとも格付けチェック芸人なのか、謎のセレブ風芸人なのか。海外にもよく行っておりTV番組では流暢な英語と中国語を披露。

最近では東南アジアのカジノでポーカーに入り浸っているという報道もあり、「日本でカジノを開くべきか」という質問に答えたり、かと思いきやツイッターでは人生のアドバイスをしたり円形脱毛症の対処法や金正男の事件について語ったりとよくわからない謎の識者のようになっている。

怪しい人であることに変わりはないがその怪しさは逆にミステリアスさでもある。

多くの人が様々なジャンルでガクトに質問をし、生きるヒントをもらう。むしろ本業のミュージシャンとしてよりもセレブ風芸人や、格付け芸人、ラジオ芸人、それらを総合して本業GACKTなのかもしれない。

 

ただそのセレブであることは間違いなく、マレーシアの首都クアラルンプールに約16億円程の豪邸を所持して1年の6割はマレーシアにいるようだ。そもそも日本にいなかったのかよという驚きがあり、まさに英語と中国語が広く通じるマレーシアは理想的な環境だろう。

マレーシア自体今先進国入りを目指しており、東南アジア初の先進国が登場するならばシンガポールかマレーシアのどちらかだと言われている。そのため都市が非常に清潔であり、GACKT的には非常におすすめの海外移住先らしい。

ちなみにクアラルンプールはスペルでKuala Lumpurであるらしく、クアラ・ルンプールという発音が正しい。自分はクアラルン・プールだと思っていたが、それは間違いでありクアラとルンプールというマレー語の融合による都市名であるようだ。

クアラルンプール

とにかく今経済成長が顕著であり華僑系も多く、先進国入りを本気で目指しているだけあって他の東南アジアの国とはイメージが異なる。GACKTが日本人にこの都市を薦める理由も頷ける。

数年前に国内の豪邸がファンクラブ収入源が減ったことで売却せざるを得なくなったというニュースを聞いたが、今はマレーシアを拠点に生活しているということは驚きである。やはりガクトといえば謎の豪邸であり室内に噴水があるミステリアスな家で生活をしているのがそのスタイルだろう。

こういうのもある意味自身のイメージを作り上げる仕事の一環であり黄金のランボルギーニを持っていたりポーカーが得意だったり謎の人生論を語ったりしてこそGACKTだ。

ある種の叶姉妹的なセレブビジネスであり得体のしれない怪しさが「芸風」でもあったりする。「東南アジアに豪邸を持っている人」というのもイメージ戦略の一環なのではないだろうか。

 

そもそも日本人がアジアに生活の拠点を求めることはこれからよりメジャーになっていくかもしれない。少子高齢化や経済成長の終わりと共に日本人の考え方や金銭感覚がどんどんと貧しくなってきている。そういう時代にこうやってGACKTがセレブ芸をすることでそこに憧れる人も増えてくるし、お金持ちを多くの人が目指している時代の方が将来は明るい。

そういう意味で国自体が先進国をめざし明るい未来を思い描き、国民の多くが出世しようと考えているマレーシアのエネルギーというのはかつての日本のような情熱があるかもしれない。最近の日本に少なくなってきた上昇志向がありバイタリティや野心のある人間はその雰囲気を求めて東南アジアに移住しにいくのだろう。

 

経済国としては日本はオワコンの領域に片足を踏み入れつつある。考え方がどんどんと貧しくなり、お金を使いたくない人が増えたり、そもそもないから使えないという人も多い。そうやって悪循環に陥り使わないからますますお金が流通しなくなり経済成長が鈍化しているのが今の日本ともいえる。

 

どんどんといろんなものが盛り下がっていき、今の若者が中年層や高齢者層になったときには完全に東南アジアに追い付かれ「日本って先進国だったんだよ」「世界で2番目の経済規模だったときがあるんだよ」という時代になっていくだろう。そういうオワコンにどれだけ早く見切りをつけられるか、それともここから日本を立て直していくのか。

情熱がなくなりノリが悪くなり、後ろ向きになりリスクを取らないしそもそも欲望がない。さんざん言われつくしていることだが今の日本人はそういう人が増えており、ゆとり世代だけというわけでもなく全世代がだんだんと後ろ向きになってきている。

 

そういう中で数少ない野心がある人がどれだけ海外に活路を見出していくか。

「日本脱出」ということも囁かれ、移民を入れるというよりも日本人が海外に移民をするという考え方のほうがスタンダードになっていくかもしれない。

完全に日本を去るというわけでもなくまさにGACKTのように6割は東南アジア、残りは日本というようなライフスタイイルの人も増えていくかもしれない。それで言えたば中田英寿もまさにその先駆者であり「旅人」的なスタイルは今後日本の上流層では主流になっていくし、それが日本人にとっての憧れになっていく時代が来るかもしれない。

少なくともずっと日本だけで生活するという考え方はもはやオワコンになり過去の考え方になっていくだろう。

 

江戸時代の鎖国が終わり日本人が海外に行く明治時代が到来したように、いわば鎖国に近い状態だった戦後の構造は終わり、これからは海外志向の時代になっていくのではないか。歴史は繰り返されるというが、昭和が終わり21世紀がやってきた現代というのはまさに明治維新や文明開化の時代に似ている物がある。

当時は欧米列強が脅威だったが今では他のアジアの国々が日本の脅威になりつつある。欧米がオワコンになりアジアの時代がやってくる、その中で日本がそのアジアの時代に転向できるか。

かつては欧米組だった日本が今度はアジア組に転向することができれば、日本は衰退せずに済むかもしれない。今まで日本は欧米と肩を並べるという意識があったかもしれないが、これからはどうアジアの時代に適応していくかという時代になるのではないか。GACKTのアジア放浪の話からだいぶ話が飛躍したがこれから日本人も考え方をGACKTのように変えていかなければならない時代になるかもしれない。

少なくとも一つの国だけで生きていくという考え方はもはや過去の時代であり、非常にリスクが高い事でもある。リスクを取らないことがむしろリスクになってきている。

海外を神格化するわけではないが、日本の安全神話も崩れかけてきている。

海外は理想の桃源郷ではないが、日本の問題も深刻である。リスクを分散し程よく両方を行き来するという考え方はこれからよりスタンダードなものになっていくだろう。GACKTがマレーシアへの移住を選んだことはそういう時代の象徴なのかもしれない。