elken’s blog

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悲報:ドルトムントのチームバスがテロの標的になり一部選手が重傷

またテロかというぐらい最近はテロ関連のニュースが多い。今欧州はテロの連鎖に飲み込まれており誰もが安心できない。今回はついにサッカー選手を乗せたチームバスが標的となり爆発物が3回投げ込まれ選手が骨折の重傷を負うという事態にまでなった。

まだこれが具体的にテロと関連付けられる状況ではないがその可能性は非常に高い。

 

そのチームとはドイツブンデスリーガ所属のボルシア・ドルトムントであり、チャンピオンズリーグASモナコ戦に向かう途中でその悲劇は起きた。しかもこれは日本人にとっても他人事ではなく日本代表の香川真司ドルトムントの一員である。

ついにサッカー選手までもがターゲットになり、日本の有名スポーツ選手も巻き込まれてしまった。テロが日本人にとっても他人事ではないグローバルな問題だということが改めて浮き彫りになった。

マルク・バルトラバルセロナカンテラ育ちでもありスペイン人にとっても衝撃的だろう。フランスに行く途中でドイツのサッカーチームバスが標的になり、その選手は多国籍という非常にグローバルな問題でもある。

 

自分自身今までの欧州のテロをまだ他人事だと考えている節があったが、香川真司が巻き込まれるほどだという現実に衝撃を感じずにはいられない。周辺国の情勢も緊迫しており、欧州もまた緊迫している。今世界のどこに平和があるのだろうか。

 

サッカーとテロの関連で言えばEURO2016の際にフランスでの試合中にスタジアム近くで大きな爆発音が聞こえたことが記憶に新しい。

さらに来年の2018年にはロシアワールドカップが控えており、つい最近ロシアでも地下鉄テロが発生している。サッカーさえも安全に楽しむことができない時代になってきている。むしろ世界中が注目するサッカーの試合はテロリストの標的として好都合ともいえる。サッカーまで奪わないでほしい、世界中のサッカーファンがそう思っているはずだ。

スポーツや選手までテロの犠牲になることがあってはならない、しかしそれは儚い願いに過ぎず既にアメリカではマラソン大会がテロの標的になっている。

 

ただ街を平穏に通行することも、スポーツ観戦を楽しむことも安心してできない時代になりつつある。テロとの戦いは国際的な問題でもある。

今回のドルトムントチームバス襲撃でも日本代表の香川真司が寸前のところで犠牲になりかけた。バルトラが座っていた席に香川が座っていたらどうなっていたかは想像もしたくないことだ。バルセロナファンとしても当然バルトラの悲劇が悲しい。

もはやだれにとってもこのテロの脅威は他人事ではなくなってきている。

バルトラだったからよかったという事では決してないが、香川真司香川真司を応援する多くの日本人ファンにとっても今回の事は最悪の事態がよぎる事件であり、実際にASモナコとの一戦は延期されることになった。テロの影響が実際に日本で暮らしている人々にも少しずつ迫ってきていることは間違いない。

 

今回の事は日本人でもサッカーファンや香川ファンはまさに当事者であり、楽しみにしていたことに水を差されることになってしまった。この試合を楽しみにしていた人は多く、それがこうやって悲劇に巻き込まれてしまったことは筆舌に尽くしがたいものがあるだろう。

誰かの大切な物や楽しみを奪い、最後は命まで奪おうとするテロの脅威、そのことを今回一人のサッカーファンとして実感することになった。やはりテロリズムは他人事ではない、ただのニュースの世界の出来事ではないんだなと考え直させられる。更に来年にはロシアワールドカップも控えている。サッカーのような大きなイベントは標的になりやすい。これからサッカーファンは嫌でもテロのニュースを聞かなければならない日々がやってくるかもしれない。