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elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

次のACミランの10番はハメス・ロドリゲスかセスクか?

最近中国資本への売却が決まったセリエAの名門ACミランが新体制に向けて着々と歩み始めている。

元々欧州における実績やクラブの格付けの部分で言えばレアル・マドリードにも勝るとも劣らない存在であったロッソネロだが、昨今は停滞するセリエAの象徴ともなっている。

しかし着実に育成組織を整備し若手有望株も現れているACミランベルルスコーニとガッリアーニの体制から脱却し新たな組織改革を実現するだろう。その牽引役はやはり中国資本だ。

 

今回そのチャイナマネー補強の第一弾として「新たな10番」の獲得にACミランは動いている。これまで本田圭佑が務めてきたその伝統の10番は誰に受け継がれるのか、主だった候補はコロンビア代表ハメス・ロドリゲススペイン代表のセスク・ファブレガスだ。

おそらくハメスに関しては願望であり現実的な獲得目標ではないだろう。まだ若いその司令塔は欧州の名だたるビッグクラブから争奪戦が予想され新天地にミラノを選ぶ可能性は低い。

ワールドカップ得点王の栄光を味わった人間はまだチャンピオンズリーグの舞台でも勝負したいはずだ。

 

その一方で年齢的にも実績的にも適材ともいえるのがセスク・ファブレガスであり彼のACミラン行きも囁かれている。セスクは現在チェルシーに所属し限られた出場時間の中で効率の良い結果を出しているが定位置を確保できていない。

以前から獲得を熱望していたACミラン、出場機会と名前のあるクラブへの所属を求めるセスクの両者が互いに合意する可能性は高い。

現実的にセスクはもうUEFAチャンピオンズリーグ常連のビッグクラブからのオファーは無いだろう。そう考えたときに依然としてネームブランドがあり新資本によって再建に取り掛かるACミランのプランは魅力的に映る。

ACミランが現実的に獲得できる名のある司令塔、セスクが現実的に移籍できる名のあるクラブ、双方にとっていわば丁度良い相手でもあるのだ。

シャビやイニエスタのようにバルサにずっといれるわけでもなくトーレスのように帰る場所もない。かといってビジャのようにアメリカいきをする年齢でもない、そんなセスクが新天地にミラノを選ぶことは否定できない。

 

仮にセスクが「ACミランの再建を任される10番」となれば日本人としては非常に気がかりだ。なぜなら現在のACミランの10番といえば日本代表の本田圭佑であり彼もまたこのクラブの再建に乗り出した。しかし現実的には上手くいかなかったのも事実だ。

個人的にはACミランのファンとしては当然ながらセスクに名門再建を成し遂げてほしいという思いもある。しかし自分は同時に本田圭佑ファンでもある。仮にセスクが全く通用せずに終わった場合、「セスクでも不可能だったのだから本田圭佑も実は決して悪かったわけではない」と再評価を受けるだろう。

 

ACミランがそれほど深刻だったということが浮き彫りになることで本田圭佑は決して間違っていなかったとも証明され「歴代最低の10番」という汚名を返上できる可能性もある。

セスクが成功すればミラニスタとしてはうれしいと同時に、セスクが失敗した場合本田圭佑ファンとしては少し安堵できる部分もあるというのが正直かつ複雑な感情だ。

元ACミラン専門コーチのセットプレー最先端理論

 

アーセナルバルセロナチェルシーを渡り歩いてきたスペインの天才がはたしてACミランで通用するのか、もし移籍するならばそこは最大の見どころだ。ポジティブに考えるならばスソ、デウロフェウというスペインの両翼との連携で攻撃的なサッカーを実現できるかもしれないし、バルセロナ時代を見ていた者としてはセスクのパスセンスが一級品であることも理解している。

近年の低迷するミランに飽き飽きしている者としては新星10番によって華麗なサッカーが実現する光景を見てみたいというのも本音だ。

ACミラン自体、ロナウジーニョベッカムイブラヒモビッチなどベテランに差し掛かった選手を大型補強として獲得して来ることが多い。その系譜にもしセスクが連なるならば非常に楽しみだ。ユベントスを羨望のまなざしで見る事しかできなかったロッソネロに光は差し込むのかそれは中国資本による新たな補強にかかっている。

ここから数シーズン補強を重ねていけばかつての地位に復権するのではないか、ミラニスタはそういった明るい未来を思い描いている。

 

その一方でやはり本田圭佑ファンとしての心情もある。これで仮にセスクが移籍して大成功した場合、面目丸つぶれどころではない。確実に暗黒期の象徴として語り継がれるだろう。ACミランの問題が本田圭佑のせいだけでなくことは明白だが、後の時代にスケープゴートにされてしまう可能性はある。

逆にセスクが失敗して通用しなければ少しは本田圭佑の評価も変わるだろう。

 

これからのことはあくまで移籍の噂に過ぎないが、ただ一つ事実なのは本田圭佑がもうACミランの10番を追われようとしていることである。

かつてボアテングを追い出す形でACミランに入団し10番を受け継いだ本田が今追われる形で去っていこうとしている。それは代表においても似たような事が言えており栄枯盛衰とはこのことだろう。

近年ACミランを去っていく選手を数多く見てきた。ボアテング、メネズ、ターラブト、フェルナンド・トーレス、そして本田圭佑もいよいよその懐かしのメンバーに加わる時がやってきた。

ACミランを去る選手として彼はどこに行くのか。

そして「本田の後の10番」は誰になるのか。

この夏の移籍市場の動きに注目せずにはいられない。

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