elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

濱田龍臣くん、ジャニーズに欲しいな

史上最年少ウルトラマンに抜擢された濱田龍臣(はまだたつおみ)くんがなかなかのイケメンに育っている。「神木君2世」的な存在として少年時代から結構CMなどに出ていた濱田龍臣も、いつの間にかもう高校生である。

最新の画像を見るとわりと精悍な顔つきになってきて、未だに少年時代のイメージでいた立場としては衝撃であり神木隆之介と似たパターンの成長の仕方してるようにも感じる。

 

濱田龍臣の誕生日は2000年8月27日であり、似たような世代の有名人と言えばジャニーズのマリウス葉とは学年的にはマリウスの1つ下でほぼ同い年。元バルセロナユースのサッカーの久保建英の1つ上。

マリウス葉濱田龍臣久保建英の順でそれぞれ学年が違う。マリウスの1つ下で久保君の1つ上と考えるといろいろ時空がわからなくなるものの、それぞれのジャンルで活躍し始めている。もう2000年以降生まれがどんどん活躍していく時代なのかぁと思うと隔世の感があり年下にどんどん抜かれていく感覚ついに来たかぁと思わずにはいられない。

というかこのブログ羽生語ったり、龍臣くん語ったりジャニーズ語ったりといろいろ迷走してもはや俺はホ○なのか!?

濱田龍臣

それはともかく濱田君、ジャニーズに欲しいなぁ。ジャニーズ系かと言われればそうじゃないけども、いたらいたでかなり人気になりそう。

ジャニーさん「ユージャニーズに来ちゃいなyo」

ジャニーさんお得意の来ちゃいなよでスカウトしてほしいぐらい逸材である。

そもそも他ジャンルやグループからのスカウトはこれまでに例がないわけではなく、例えば平野紫耀はボイメン出身である。

「最近は他ジャンルから獲得しないといい人材がいない」と嘆くジャニオタもおり、今の時代ジャニーズ事務所の育成だけでは人材確保が難しい時代になっている。

 

最近ではLDHもイケメンを少年のころからかき集め育成しているらしく、美少年がジャニーズに集まる時代ではなくなりつつある。少子化時代の中で貴重なイケメンの子をどう獲得していくか、それは野球とサッカーが運動神経のいい子を取り合っているようにジャニーズとLDHが美少年を取り合う時代になってきている。

元ジュニアのメンバーが匿名で雑誌に「最近の子はLDHとかにいくようになって寂しい」と語っているようにジャニーズもかつてほど大正義ではいられなくなっている。

声優ファン理論で言うところの「クラスで一番かわいい子がアイドルではなく声優目指すようになった論」で今は男女ともに一番容姿のレベルが高い人がアイドル第一志望という時代ではなくなってきている。

 

今の若手で言えば佐藤勝利平野紫耀を獲得できたことは奇跡であり、今後この2人のレベルの人材を集められないのではないかという危惧もある。だんだんと男子もジャニーズに憧れなくなったり、かつて以上にオタ向けになっている印象はどうしても感じる部分がある。

ライバルが増えてきた中でオタ向けに特化していくのか、それが時代の流れなのかというのは事務所としても難しい部分だろう。

 

そしてそもそもジャニーズ事務所というのは素材のいいイケメンを獲得して来るというよりも、普通の男子をアイドルとして磨き上げるというイメージに近い育成方法を獲っている。入所したての頃はそこまでかっこよくないのにアイドルとして自覚していくことでどんどんとかっこよくなっていくというケースが多い。少年倶楽部や先輩の舞台に出演していくことでジャニーズとして成長していく。

仮に濱田龍臣がジャニーズにいたら、今とは違う感じで成長していたかもしれない。その姿は見てみたいし、「この子ジャニーズになったらどうなるんだろう」とジャニーさん目線になってくるジャニオタあるあるもある。

もしジャニーズだったらという仮想の濱田君見てみたいなぁ。

ちなみに既にジャニーズWESTに濵田崇裕という「濱田」はいる。彼のせいで濱田という苗字が面白く見えてくるような面白キャラである(褒め言葉)

ただ逆に龍臣くんきっかけで濱田という苗字がかっこいい苗字扱いされる時代が来そうなぐらいイケメンであり逸材でもある。

 

ジャニーズの育成論でいえば地方支部みたいなものをもっと広げていくのもありかもしれない。実質ジャニーズになろうと思ったら子供のころから関東関西近辺に住んでなければ厳しい。

AKBの指原や柏木、宮脇のように九州の田舎から成り上がるというのはジャニーズでは少ない。いろいろと前時代的な物が多くそこが魅力でもあるけど、今後人材発掘の手を全国に広げていくのもジャニーズ事務所が生き残る一つの戦略かもしれない。

今はローカルアイドルも増えていて、全国民がみんなジャニーズに憧れるという時代でもない。地方やローカルの芸能が独自の基盤を築くようになっていて中央集権や東京一極集中の時代でもなくなっている。

ローカル化というのは今後のトレンドでもあり、その部分をもはやジャニーズ事務所も軽視できない時代になってきているのではないか。

 

あとジャニーさんが街を歩いて自分で人材発掘というのも年齢的に難しくなってきている。昭和の時代のジャニーさんは元気で東山紀之諸星和己のスカウトエピソードは面白い。

社長がリアルに「ユー来ちゃいなよ」をやっていた時代があった。

東山紀之:信号待ちしているときにジャニーさんに声をかけられた。

諸星和己:当時はやっていた竹の子族を見にほぼ無銭で東京にやってきて途方に暮れていたところをスカウトされた。

そういう原石が少年隊や光GENJIとして時代を彩るスターになっていくのだからジャニーズは面白い。

 

あとジャニーズといえばやはり「姉が履歴書を送る」という都市伝説に近いパターンである。やっぱり全国の姉が勝手に履歴書送らないと駄目で、最近は全国のジャニオタの姉がサボってるのではないか。

 

全国の弟がいる姉はジャニーズのためにちゃんと履歴書を送りましょう、というのは冗談で、実際の所母親が連れていくパターンが多く佐藤勝利と中島裕翔はそのパターンに近い。

実際自分の親戚でも履歴書を送った母親がいて未だに返事は来ていないらしい。ちなみにその子はかっこいい子ではないしジャニーズ顔でもない。ただ藤ヶ谷太輔のような例もありやってみなければわからない。人材難の時代でもありワンチャンジャニーズになる可能性がないわけではない。

神宮寺勇太「ワンチャンの精神大事」

 

そういうことを考えたときにやはり母親層からの支持は大事なのかなとも思う。少子化時代の中で「うちの子をジャニーズに預けたい」と思う母親がどれほどいるか、LDHという選択肢も増えたり地方のローカルアイドルも増えている中で母親がジャニーズを選ぶか。

そもそも子供のころからジャニーズを見て育つという環境がやはり母親や姉妹に依存しておりわりと環境依存に近いのがジャニーズともいえる。

 

いっそのこと人材発掘は他アイドルグループに任せて最後はブランド力で強奪するというまるでバイエルン・ミュンヘンのようなやり方も良いかもしれない。

平野紫耀の例でいえばボイメンがドルトムントで、ジャニーズがバイエルンという構図に近い。実際の所ボイメンファンから平野はどう扱われているのだろうか。バイエルンに行ったときのゲッツェのような扱いなのか、それともよく頑張ってるなと思われているのか。

「将来ジャニーズにいける」という実績があれば、「東大に行ける」という人気の進学校のように人材を集められるメリットもあり強奪が一概には悪い事ともいえない。

 

ただジャニーズ事務所の現実は過酷で実際の所人気が出るのはほんのわずかな人材に限られる。実際に最近はジュニアの退所が相次いでいる。わりと名前の知られていたメンバーも退所するようになっており、結構厳しい環境でジュニアたちは頑張っている。

そういう時代に才能あるイケメンが俳優や雑誌モデルを目指したり、より確実な他のローカルグループにいったり、あとはネットとかでてっとり早くチヤホヤされるって言う時代になっている。

 

しかし暗い見通しばかりではなく、なんだかんだで少年倶楽部や雑誌を見てるといいジュニア集まっているなとも感じる。人材育成型でありスペシャルな原石よりも、ありふれた存在をオンリーワンに磨き上げていくのがジャニーズ事務所でもある。

SMAPの歌のように言えば「ナンバーワンを獲得するのではなく、オンリーワンに育て上げる事務所」ともいえる。競合相手が増えていく中で独自の戦略を取り、これからも勝ち残ることを期待したい。