elken’s blog

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悲報:ロシアワールドカップ1年前だというのにまるで盛り上がらない

2018年6月からロシアで開催されるFIFAワールドカップ、考えても見ればもう1年後に迫っている直近のビッグイベントである。

 

決して日本はワールドカップに無関心な国ではなくむしろスポーツ中継史上最高視聴率を叩き出すほど人気が定着している国民的なイベントでもある。

しかし今回そのワールドカップが1年前に迫っているというのにまるで盛り上がらず、ワールドカップ1年前だという雰囲気すらもない。

 

もはや世間的には空気でありそもそも次のワールドカップがロシアで開催されることすら知らない人が多いのではないだろうか。典型的な「言われて気付く、始まって気付く」パターンであり2014年ブラジルワールドカップ前とは雰囲気が違う。

予選の視聴率もザックジャパン時代に比べて落ち、正直ロシアワールドカップのことはサッカーが好きな人しか話題にしていないのが現実だ。

 

ただそもそもブラジルワールドカップが異常過ぎたのだろう。まずブラジルといえばサッカーのイメージが強く、日本サッカー自体も右肩上がりの調子にあり歴代最強と言われていた頃だ。有名選手も続々とビッグクラブに移籍し、親善試合とはいえ強豪国を打ち破る試合も多く本戦での成績に期待がかかり派手な壮行会まで行われた。

 

その結果一勝もできない史上最悪の惨敗である。

 

コートジボワール戦の映像は未だに録画で残しているがあれから3年、たったの1度たりとも見ていない。二度と見たくもないような悪夢の映像でありドイツワールドカップと並び日本サッカーファンにとっては語りたくもない大会である。

むしろあれからまだ3年しかたっていないのかというほど、過去にしまって封印していた大会でもあり逆に遠い昔のようにも感じる。

期待して落とされることほどがっかりするものもない。

 

それに比べてむしろほとんど期待せず監督が途中で交代し大会1年前に急遽戦術を変えてそれまでの親善試合もパッとせずグダグダ感のあった南アフリカワールドカップは日本サッカー史上最高の成績でありベスト8寸前まで勝ち上がり順位としては実質9位という成績を残し、アウェーで初めてベスト16に到達した大会でもある。

2011年女子ドイツワールドカップや2012ロンドン五輪における関塚ジャパンを見ても分かるよう事前にあまり期待されていない方が日本のチームは活躍する傾向にある。

ハリルJAPANも現在では散々な使い方をされているがこういうチームほど本戦ではブレイクする傾向にある。

 

途中グダグダでも終わりよければすべてよし、「結局本戦が全て」という考えをすればむしろこのロシアワールドカップ前の盛り下がりもポジティブな兆候にすら思えてくる。

 

また2016年にあったリオデジャネイロオリンピックも大会前は本当にやるのかというぐらい空気でブラジル側の運営がグダグダだったもののいざ始まってみれば日本選手団が大活躍で史上最多のメダルを獲得し大盛り上がり、夏はオリンピック一色となった。

 

数々のスターも登場し、大会前に空気だったとは思えない程に盛り上がった。

未だに女子レスリングの選手がテレビ番組に出演し人気タレントとして定着しているのだからリオ五輪の影響力はそれだけ大きかったともいえる。南アで本田圭佑がスターとして現れたようにロシアで新しい若手がスターとして台頭するかもしれない。

 

むしろ大会前に盛り上がっていない方が選手も慢心せず見返してやろうという反骨心をもって大会に挑める可能性もある。決して大会前に空気であることは悪い事ではなく、自国や自国の選手が活躍すれば自然と盛り上がっていく物なのだ。

そもそも1年前から盛り上がるようなものが今の日本にあるだろうか。そして蓋を開けてみれば結局盛り上がるのである。そう考えると日本における盛り上がりの無さは決して悲観すべきものではない。

ロシアワールドカップ

しかし問題なのは国際的な盛り上がりのなさ、特に開催国ロシアにおけるワールドカップ熱の欠如である。このワールドカップがいまいちパッとしないのはロシア側がそれほど積極的ではないことにあるのではないか。

ロシア政府やロシアサッカー協会がいまいち広報をしておらず、むしろスポンサーが足りないとか強制労働が行われているというようなネガティブな報道が目立つ。決してロシアでサッカーが人気ではないというわけではないのだがいまいちロシア人が盛り上がっていない。

 

それもそのはず、今ロシア人の関心事はサッカーではなくテロや経済制裁、外交問題である。

正直お祭り騒ぎをしている場合ではないほど今ロシアは危機に直面している。あまりホストとして積極的に盛り上げようという意欲は無く、事務的にやっている印象もありロシア代表やロシアのクラブチームもそれほど振るわないのが現実だ。思えばソチ五輪の時も開催期間中にもかかわらずクリミア併合を行い、どこかスポーツイベントに冷淡な印象を感じさせる。

ロシア人自体は陽気な人も多いが事務的な運営となるとどこか冷めた印象を感じさせるのがロシアなのだろうか。

 

個人的にも数年前はロシアで現地観戦をするつもりでいたが、経済的な理由と安全の理由から断念しスポーツバーで見れたら御の字ぐらいに思っている。日本が盛り上がらない、ロシアが盛り上がらない、ということに加えてまず自分自身がどこか盛り上がっていないのも現実だ。

 

いっそのことサッカー熱が熱くかなりの観客動員数が見込めそうな中国で開催したほうがよかったのではないかとさえ思う程ロシアでは盛り上がっておらず、ロシア側からもポジティブな情報が発信されていない。

大会前の盛り上がりに欠けるのは開催国側の積極的な広報の無さにも起因しているように思う。

 

ただサッカー好きの間ではそれなりに話題にもされており例えばブラジル代表は出場を決め、オランダ代表とアルゼンチン代表といった強豪国は出場が危ぶまれる状況にありメッシが優勝のチャンスを逃してしまうのではないかとも不安視され結局メッシはマラドーナを越えられないのかという議論も活発になっている。

 

またアジア予選では当初苦戦していた日本代表が巻き返し出場権をそろそろ確保しそうな勢いでありようやくハリル体制も形が見えてきたという印象だ。

今回派手さはないもののそれぞれ堅実な活躍をしておりむしろ安定感ではブラジルワールドカップを上回る戦力なのではないかとさえ感じさせられる。代表としても個人としても派手な活躍はそれほど見られないが、戦う集団としては安定しつつあり世間的には知られていないが着々と戦力も充実し始めてきている。

 

逆に同じアジア予選ではオーストラリア代表が苦戦し、韓国代表が中国代表に負けるというサプライズが起きている。もしかしたらオーストラリア、韓国というアジア枠の常連が本大会に行けないというサプライズも起きるかもしれない。

仮にサウジアラビア、イラン、そしてウズベキスタンが出場を決めた場合西アジア(中東)、中央アジア方面の出場が多くなりアジアのサッカーシーンにおいて今までにないトレンドが作り出される可能性もあるだろう。

 

また肝心の本大会では今回も新テクノロジーが導入され、ビデオ判定が物議を醸しそうである。ブラジルワールドカップと言えばゴールラインテクノロジーとバニシングスプレーが話題になったが今回はビデオ判定が大会をどのように変えるかに注目が集まる。

 

そして優勝国はどこになるかという話題は最大の関心事だろう。

個人的な優勝予想で言えば今度はフランス代表になるのではないかと考えている。

これまでの大会で何度もフランス代表優勝予想が識者によってされてきたもののなかなか優勝まではたどり着いていない。それゆえに今回逆に優勝しそうなのではないかとも考えられる。直近の大会であと一歩の所で優勝を逃したフランスが今回は確実に優勝を取りに来るのではないか。ユーロ2016の時に優勝しないと自分は予想していたが今回は逆に優勝するのではないかと予想したい。

 

実際オッズも高くドイツ代表が最有力候補で、2番手にブラジルと並んでフランスが来ている。ドイツの二連覇も考えにくく、ここ最近欧州の国が優勝を独占しており、さらに欧州の大会で南米勢が優勝するとも考えにくい。

そして同じぐらい有力候補としてあげたいのがイタリア代表である。スペインはサイクルが終わり、ポルトガルはW杯優勝には戦力が不足している感もある中で今組織として充実しているイタリア代表の可能性は高い。イタリア代表にも優勝の周期があり、今回はその周期に当てはまるとも言われている。

 

個人的な希望で言えばもちろん日本代表の優勝を願いたい。

もう一つはメッシのワールドカップ戴冠も見てみたい光景だ。おそらくサッカーのストーリーとしてはそれが一番盛り上がるだろう。

しかし現実的にはフランスとイタリアではないかと思われる。また歴史的な観点で見ればフランスとドイツはロシアに弱く、サッカーの話ではないもののそういうオカルトも考えられる。ナポレオンの敗走をフランスが繰り返すのならばもうこれはイタリアしかないのではないか、いやもしかしたらこの大会でまた新しい優勝国が誕生する可能性もあるかもしれない。

 

プレミアリーグではレスター優勝、ユーロではポルトガル優勝と最有力候補ではないチームが最近は優勝している。逆に戦力の割に大したことない、初心者が持てはやしているだけと言われてきたベルギー代表がサプライズを起こすというストーリーも起こり得るかもしれない。

ちなみに自分はユーロの優勝予想でスペイン代表、サプライズでスウェーデン代表と予想し盛大に外しているためこれらの予想は決してあてにならない。ブラジルワールドカップでもスペイン優勝予想で挑んだがこれも外している。そう考えると逆に今回スペイン代表ありえなくもないなと思い始めてくるからサッカーの予想は難しい。

とにかくこういった感じで優勝予想をしてみると一気大会が待ち遠しくなってくる。あと1年後に迫ったロシアワールドカップ、いろんな意味で予想がつかない大会になりそうだ。