elken’s blog

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韓国代表がワールドカップに出場できない可能性が浮上

いろいよワールドカップ最終予選も終盤に差し掛かりアジア予選ではイラン代表がアジアで最も早くワールドカップ出場権を獲得した。

その一方で日本代表はイラク相手にやらかし、もしかしたら予選敗退の可能性さえ浮上してきている。2試合連続で勝利できなければまさかの事態もあり得る状況になっている。

 

そしてその裏で更に壮大にやらかしていたのが自称「アジアの虎」こと韓国代表である。

日本代表も既に出場の可能性が立たれていたイラク代表に勝ちきれなかったが、なんと韓国代表はA組最下位のカタール代表の黒星を喫し貴重な勝ち点を得るチャンスを棒に振ってしまった。

A組2位に入るため勝ち点を競い合う直接ライバルのウズベキスタン代表がイラン代表に勝てないことは想定の範囲内だったが、韓国代表が今回カタール代表に負けたことはサプライズと言える。

 

韓国代表とすればウズベキスタン代表に決定的な差をつけるチャンスを逃してしまったことになる。

韓国は残り2試合の対戦相手がイラン代表とのホーム戦、そして最終戦が直接のライバルであるウズベキスタン代表とのアウェー戦になる。

一方ウズベキスタン代表は中国代表とのアウェー戦、そして韓国代表とのホーム戦になる。

勝ち点は現在韓国が13ポイント、ウズベキスタンが12ポイントと拮抗している。

アジア最終予選

この後予想される展開として、韓国代表がホームとはいえ今アジア最強のイラン代表に勝ちきれるかどうかは不透明であり、直接対決を挑んでくるウズベキスタンは中央アジアでのアウェー戦となるため2戦連続勝ちきれない可能性は十分にある。

先日のイラク戦を見ても分かるように「消化試合」など存在しない程どの国も本気でこの予選を戦っている。

特にイラン代表とは因縁もあり苦手としているため韓国ホームであっても勝ち点は確実に保証されているわけではない。

一方ウズベキスタン代表はこの予選一勝しかしていない中国代表に勝利することができれば大きくワールドカップ出場が近づく。

そしてホームの最終戦に迎えた韓国と代表との一騎打ちを制すれば問答無用でワールドカップ初出場を成し遂げることができる。

 

ここ最近韓国代表は重要な試合に勝負弱く、以前のような技術よりもフィジカルやメンタルで押し切るような強さは無い。

小奇麗なサッカーをするようになった一方で以前のような荒々しさはなくなり、むしろアジアにおいて驚異的な存在ではなくなったというのが最近の傾向になる。

そしてメンバーもソン・フンミンだけが図抜けている一方で、他のメンバーはそれほど有名ではない。そのソン・フンミンも骨折の疑惑が浮上しており次戦に戦力として貢献できるかは不透明な情勢だ。

 

個人的な意見であれば自分はずっとウズベキスタン代表を応援しており、韓国代表がワールドカップ出場を逃してほしいというよりもウズベキスタン代表に出場をしてほしいという前向きな思いで見ている。

韓国代表が仮にA組2位を確定させることができなくてもプレーオフに回るなら出場してほしいと思っているが、このアジア最終予選に置いてはウズベキスタンを応援している。

 

ただ日本も決して安泰ではなく仮にこの先の展開で日本がB組3位になり、韓国がA組3位になった場合プレーオフ出場権をかけて直接対決で争う可能性もある。

このような展開になれば本当に心臓に悪い一方で、これぐらいの緊張を超えるぐらいのチームでなければワールドカップ本戦には到底勝てないという思いもある。南米予選はチリ代表とアルゼンチン代表が真剣に覇を競っている。本戦でそういったチームに勝とうとすれば韓国との直接対決ぐらい余裕をもって制するほどの度量がなければならない。

ワールドカップ予選の緊張感もなくなっているため、日韓戦で直接対決をし北中米カリブ4位のチームと最後に戦う劇的な展開があってもそれは面白いだろう。

 

仮に韓国代表との直接対決を制して、アメリカ代表に勝ってワールドカップに出場する展開ともなれば過去最高視聴率の予選になる可能性もありジョホールバルの歓喜を上回る展開になるかもしれない。

岡崎が岡野のようになる可能性もあり、ドラマとしては非常に面白い展開になって今後日本サッカー史において語られる予選となることもあり得る。

逆にドーハの悲劇のようなことが繰り返される可能性も当然あり、できればしっかり2位以内を決めてほしいというのが本音である。1998年のフランスワールドカップは予選は激的だったものの本戦は初出場だったという事もあり良い成績は残せず予選がハイライトとなった側面もある。

 

そう知っているように語っているが、これらは全て日本サッカーの過去のドキュメント番組などで見たことがあり、自分自身は楽な予選しか見たことがない。

当たり前にワールドカップに出場していることしか知らないため興味本位で緊張感のある予選を体験してみたいという思いもあるが、やはり日本のサッカー人気はワールドカップに支えられていることもあり出場を逃すことはあってはならないとも思う。

2018年のロシアワールドカップに日本が出場できなかったときの大会の扱いが地味なってしまうことも避けられずサッカーファンとしてもなんとか出場を確定させてもらいたい。

 

そしてそういった事情は韓国も同じだろう。

韓国は6大会連続でワールドカップに出場しているらしく、アジアでは最古参の1つである。韓国人は日本人以上に自国のリーグに関心がなく代表人気に依存している。

その一方でウズベキスタン代表はまさに1997年、ちょうど20年前の日本代表と同じ状況だろう。来年のワールドカップに初出場を決めたいという思いはかなり強いに違いない。そういった強いモチベーションで挑むならばウズベキスタンホームでの最終戦、何かが起こるかもしれない。

韓国もウズベキスタンはまず次の一戦が非常に重要であり、日本代表も残り2戦の意味合いはここにきて重要になってきた。

 

アジアのレベルも非常に高くなっており、実は最終予選も非常に混戦の様相を呈してきている。アジアのワールドカップ予選ですら非常に熾烈な争いなっていることは間違いなく、現にアジアのサッカー大国でさえこの予選を軽々通過できなくなってきている。

アジアサッカーの新興国ウズベキスタンが台頭するのか、アジアサッカーの伝統的なチーム韓国がその威厳を見せつけることができるか。

そして我らが日本代表も確実に出場権を獲得できるか、いよいよ来年に迫ったロシアワールドカップ出場をかけた予選はここにきて非常に緊張感のある展開になってきている。

 

その後結果として最終的に粘り強さを見せた韓国代表が出場権を獲得した。

魔物が潜むと言われるワールドカップ本戦で優勝する国が限られているように、予選もまたそう簡単に新興国が台頭できるわけではないということが証明された今回のアジア予選だった言える。

しかし韓国代表は現在低迷期にあり更にワールドカップ本戦ではドイツ、スウェーデン、メキシコと同席する厳しい組に入ることが決まっている。ここからどう本戦までチームを仕上げていき、どういった戦いを本番でするかに注目してみたい。

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