elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

Sexy Zoneの冠番組はいつできるんだろう

ここ最近のSexy Zoneファンがやることと言えば、少年倶楽部を見て、らじらーを聞いて、シブ5時を見て、現場に行ける人は現場に行く、ただそれだけかもしれない。

中島健人ファンならば毎週日曜日の初耳学が楽しみだが、それ以外に具体的に何かすることがあるのかと言われれば特に大きなイベントは無い。

その他は有料の会員制サイトの情報であったり、雑誌の購入によってもたらされる情報に頼るしかない。当然ながらコンサートのような現場は誰でも行けるわけではない。

 

つまりSexy Zoneは現場に行くファンや積極的に投資するファンにとっては今非常に面白いジャニーズのアイドルグループである一方で、現場に行かないタイプのファンにとってはあまりにも情報提供量が少なすぎるグループになっている。

 

まるで昔のアニメファンがほとんど放送されているアニメがなく東京の人は深夜アニメを数多く見ているのに、地方在住の人は情報がそれほど多く入ってこなかった事と似ている。ジャニーズ事務所関連のグループは今の現代には珍しいぐらいに情報やコンテンツへの敷居が高い。

その結果動画サイトやSNSを駆使した情報提供数の多い他のアイドルや芸能人に固定客が寄っているという現実もある。

 

この状況で必要なのはやはり全国区の冠番組であり、末端のライト層のファンが楽しめるような環境が求められる。

現在Sexy Zoneにはそういった冠番組がローカル放送や衛星放送すら存在しない。かろうじてファンが楽しめているのは個々のメンバーが出演する番組であったりラジオ番組であり、仕方がないためセクシーゾーンチャンネルの過去映像を見るしかない。

 

"セクチャン"を見ながら「あの頃は楽しかったなぁ」と懐古したり「この頃こんな面白いことをしていたんだ」と楽しむのが限度であり、その過去映像すらスマートフォンでは誰もが好きなだけ快適に動画を見られるというわけではない。

少年倶楽部も実はBS放送であり誰もが見れるというわけではない。

 

Sexy Zoneというのは10代の女性ファンが多く、全員がパソコンを日常的に使える環境にあるというわけではない。

スマートフォンの通信制限内で見れるものと、お小遣いの範囲内で変える雑誌を情報の供給源としているのではないだろうか。

 

つまり有料サイトに登録することを10代のセクガル全員ができているわけではないし、BSの受信環境がなければ少年倶楽部も見れないし、動画サイトも一般的なスマホではそれほど快適に視聴することができず、通信制限と日々相談しているファンが多い。

セクシーゾーンというアイドルは10代の女子がメインファンであるにも関わらず、10代の女子ファンにとっては敷居が高いアイドルとなっている。とても大切なファンであるにもかかわらず彼女らにとっては情報を得ることが難しい現実がある。

現場コンサートやイベントに行けるファンも実は全体で見たとき少数派であり、地方在住の女子ファンにとっては応援することが大変なアイドルがSexy Zoneでもある。

 

そう考えたときに全国区の共通情報としてやはり「冠番組」というのはSexy Zoneの将来、そしてファンのことを考えたときにも必要だと自分は思う。

これだけいろんなグループや個人による情報配信が増えている現代でジャニーズ事務所が情報への敷居を高くして、冠番組すら作っていないというのは非常に厳しいのではないか。

 

校則でバイトはできず限られたお小遣いでどの雑誌を買おうか悩んでいて、スマホの通信制限と相談している地方在住の子も同じセクガルには変わりない。

そういった子も同じセクガルであって、現場に行ける環境にある子と応援したい気持ちには変わりはないんじゃないかなと自分は思う。そういった本当のファンを区別しちゃいけないと思うし、このグループが好きな事には変わりはない。

そういうファンは実は多い、そのファンの事を事務所は大切にしてほしい。

 

Sexy Zoneはジャニーズの中で特に応援する環境に格差があり、そういうファンのためにも全国区の冠番組は必要なのではないかなと思う。せっかく10代のファンがこれだけ多いセクシーゾーンなのだからジャニーズ事務所は彼女らの事を大切にしてあげてほしい。

とにかく一週間に一度全国誰でも見られる番組があってほしいなと思うし、Sexy Zoneファンの日課が一つ増えてほしいのが切実な思いがある。

全国、全世界のセクガルが「セクシーゾーン好きでよかった」と思える日が来てほしいなと思うしガールでもない自分もいつかそんな日が来ることを楽しみにしている。

 

その一方でもしかしたら情報量が少ないこの今をいつか懐かしむときが来るかもしれない。

らじらーを聞いて昔のセクチャンを見ていた時期を、セクシーゾーンが大きくなったとき「あの頃から見ていたんだよなぁ」と懐かしむときも訪れるかもしれない。

それはとてもうれしい事であって、「今ではどのメンバーもジャニーズファン以外の人も知っていて、全国区の番組に出てるけど昔はそうじゃなかった」と思える日が来るなら幸せなことだなと思う。

「中島健人が初耳学に出てるぐらいしかなかったんだよなぁ」とか「松島聡がラジオの大喜利コーナーで全然勝てなくて菊池風磨にいじられてた頃なんだよなぁ」という日々が、ある日急に懐かしくなる日々がやってくるかもしれない。

「マリウス葉のワンミニッツトーキングが聞きたいな」と思う日が来るかもしれないし、佐藤勝利がメンバーの濃すぎるトークを的確にさばいていた日々が唐突にノスタルジーを感じさせるかもしれない。

 

「冠番組ができたらいいな」と思いつつも、仮に冠番組ができたとしてセクチャンやらじらーのようになるとは限らない。

もしかしたら「これじゃない感」があるかもしれないし、本当にいい冠番組ができると限らない。限られたファンだけが見て、メンバーが自由にやってた頃の方がメンバー個人の本当の面白さが発揮されていたと思う日が来るかもしれない。

 

「本当に見たいのはこういう番組じゃなかったんだよなぁ」という番組になる可能性がないわけではないし、情報が少ない中でコアなファンだけが楽しんでいた時代が突然懐かしく感じることもきっとあるだろう。

 

それでもその時に「昔の方が良かった」と思うのではなく、メンバーが今この環境でできる限りのことをやって、前を向こうとしているんだということを認められるようなファンでありたいなと思う。

一番うれしいのはSexy Zoneが大きくなって、グループとしても個人としてもいろんな番組に出て話題にされる事だと思う、そしてセクシーゾーンの未来も悲観してない。

いずれにせよ言えることは、どんなことがあっても自分はこのグループのファンであることであり、これまで一番見ていて楽しいと思えるグループは間違いなくセクシーゾーン、それ以外にない。

自分にとっては間違いなく史上最高に面白いといえるのがSexy Zoneだなと思う。