elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

なぜHey! Say! JUMP伊野尾慧の声は面白いのか

この前何気なくラジオの音声が流れている場所にいて、一切ジャニーズとかHey! Say! JUMPとか関係ない内容を聞いていたら突然「らじらー」の紹介が流れ始めた。

 

「おっ、この音楽らじらーだな!」と思いながら聞いていたらラジオの担当者が紹介し始めて八乙女光が何曜日の何時から放送してますと話し始めて、そのあとあの人が喋り始める。

そう、伊野尾慧だ。

 

「Hey! Say! JUMPの伊野尾慧でぇ~す」

聞きなれた人には脳内再生余裕なぐらい特徴的な声でしゃべり始めて、それを聞いて笑いをこらえきれなった自分がいた。

 

あれ駄目だわ、あの音声ふいに来ると笑うよ。

一切何もその準備してない場所とか雰囲気違う場所で急にあの声聞くと笑いのツボが刺激される。

 

普段聞きなれてると感覚が麻痺してもはやあの声が普通に思えてくるから急に笑うことは無いのに、準備してない時に急に来ると思わず笑ってしまう。

個人的に伊野尾さんのキャラや声が癖になってて定期的にあの人を見ないと落ち着かないという謎の禁断症状があるけども、準備してない時に来るとヤバイ。

 

伊野尾慧ファンの方で、何もジャニーズや平成ジャンプ関係ない脈絡のない場所で急に伊野尾の声が流れ始めるという特殊な経験をした人なら多分わかってくれるかもしれないけど、あの人の声は準備してない時に来ると「フフッ」ってなるのはなぜなんだろうか。

もはや声だけで笑わせる天才が伊野尾という男である。

 

最初自分は伊野尾慧というジャニーズを見たとき、特に声が面白いなとは思わなかった。まだ自分がHey! Say! JUMPのメンバーの名前と顔を覚えようとしてた頃に「この人顔良いのに、なんでジャンプの中で目立たない場所にいるんだろうな」というのが初めの印象だったと思う。

 

そこから急にテレビで"ウザいキャラ"として露出し始めて「キャラがうざい」「髪型もおかしい」「そもそも声が変」とか言われ始めた。良く聞けば確かに不思議な声だなと思うようになって、それがもう今ではあの声を定期的に聞きたくなったりうざいキャラを見たくなるようになった自分がいる。

皆が「変な声」と言うから、いつのまにかその声を聴いてついつい笑ってしまうようになったしあれは唯一無二の面白ボイスだと思う。

しかも変な声で変なことを言うからなおさら面白い。

 

自分は基本的に「うざい奴」とか「しつこい奴」大好きで、むしろ"うざい"は褒め言葉だとさえ思ってたりもする。ポジティブな言葉に言い換えれば「キャラが濃い」かもしれない。そういう意味で伊野尾慧というHey! Say! JUMPのメンバーはまさにキャラも声も全てにおいて完璧なうざさを兼ね備えていた。

勝手な造語で言うと「三大うざ神」というのが自分の基準にあって、遊戯王の神のカードやポケモンの幻の三体みたいなノリで「中島健人」「伊野尾慧」「手越祐也」というのが三神だったりする。

この3人は自分の中で神的な存在。

 

それで言えば全く似てないけども、自分の中で「伊野尾慧の声真似」というのを完全に独り言ですることがあってそれも実は「中島健人がやる伊野尾慧物真似の物真似」という更にマニアックな伝わらな過ぎる物真似が自分の中だけの趣味だったりもする。

 

物真似というのは難しい物で、自分に聞こえている声と第三者が聞いている声は違うから自分が似ていると思っているときほど似てないことが多い。しかも中島健人の物真似レパートリーで難しいところが、若干「重岡大毅物真似」と「伊野尾慧物真似」の境界線が曖昧で、その区別が意外と難しい!

別の言い方をすると伊野尾慧と重岡大毅の声質が似ているため、中島健人がする両者の物真似も若干似てると言う複雑な事情が存在する。

 

そういった個人的な物真似事情はともかく、何か真似したくなる面白い声という意味では間違いなく伊野尾慧は独自の才能があると思う。

アイドルやジャニーズは結構声が重要で、それも一つの才能なのかもしれない。

声はアイドル生命を結構左右するで、最終的には声質に行き着くファンは多い。

 

伊野尾慧の凄いところはあの特殊な声を独自の魅力に昇華させているところで、むしろ変な声が個性にすらなっている。

仮に別のジャニーズメンバーが声だけ伊野尾慧ボイスだったらブレイクできてたかは怪しい。例えば自分が好きなメンバーが声だけ伊野尾だったらと想像したらちょっと笑ってしまうのではないだろうか。

 

もしかしたらハンデになってたかもしれない声をむしろ唯一無二の魅力に変えた伊野尾慧というジャニーズは特殊な才能の持ち主なのかもしれない。

自分の声に自信が持てない人にとってもしかしたら伊野尾慧の姿勢は参考になると思うし、そういう勇気を与えることができたならばそれはきっとアイドルなんじゃないかなとも思う。

声に自信が持てない人は「変な声」だと言われながらもいろんな人を笑顔にしている伊野尾慧を見習ってもよいかもしれない。

ネタにしてるけど自分はあの声が凄く好きだ。

きっとあの声で堂々と話して、むしろそれが唯一無二の魅力になってる姿に元気をもらえるかもしれない。