elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

林先生初耳学で活躍する中島健人の凄さ

自分にとって日曜日と言えばもはや「林先生の初耳学をゆっくり見る日」であって、一週間の欠かせない習慣になっている。

日常アニメに近い感覚なのかもしれないけども、この"いつもの風景"みたいなものが落ち着く自分がいる。

林先生のドヤ顔解説や、出演メンバーのツッコミが毎週楽しいし、しかも結構勉強になる。

 

めちゃくちゃ凄い番組といわけでもなく、同じ日曜のイッテQ!に比べれば知名度では劣るが自分はむしろ「初耳学派」に位置づけられる存在だ。

内容は東進の今でしょ先生こと林修が知らない知識を出すような番組で、比較的知識番組的な要素が強い。

 

日曜のジャニーズファンは「相葉マナブ派」VS「イッテQ派」VS「鉄腕ダッシュ派」VS「林先生の初耳学派」の大体4つの派閥に分けられる。

嵐、NEWS、TOKIO、Sexy Zoneの仁義なき争いが繰り広げられている。

 

全部見てる凄いジャニオタもいるかもしれないが、基本的に自分の好きなグループのメンバーが出ている番組をいつものように見ているのではないだろうか。

この中で言えば初耳学は10時からなのでちょっと遅く、格が落ちる感があるかもしれないが、それでもこの番組で抜群の存在感を示している中島健人はやはり若手ジャニーズの中では凄い。

相葉マナブやイッテQ!のように視聴率が凄いとか、鉄腕ダッシュのように新生物を発見したというニュースにはならないが、それでも結構面白く隠れた知名度がある。

 

進学校として有名な灘中学にロケにいったとき「これ初耳学ですか?」と言っていた中学生がいたけども「灘中学生が見ている番組」だと考えれば結構凄い。

受験生にとっては神的な存在のあの今でしょ林先生がメインを務める番組であり、出演者は千原ジュニア、井森美幸、ハライチ澤部、平野ノラ、大政絢など非常に豪華。ちなみにハライチ澤部は「相葉マナブ」のほうにも出演しているのでジャニーズファンには特別顔なじみでもある。

そしてそんな初耳学でレギュラーメンバーとして活躍しているのがSexy Zoneの中島健人で、とくに最近は凄く存在感がある。

 

何が凄いかというといわゆる「雛壇芸人」的なポジションで出ているにもかかわらず、それなりに喋れているという事で、実は結構これが難しい。

こういう番組で使われるコメントを一瞬で流れの中で発言するというのはベテランのお笑い芸人でも結構難しい部分がある。

まさに千原ジュニアやハライチ澤部ぐらいのレベルに達してないと難易度が高い。

若手だと時々出演する「りゅうちぇる」みたいにもっとぶっ飛んだ奴じゃないとできない芸当でもあり、『少年倶楽部』や『らじらー』で話すのとは種類が違う難しさがある。

 

そこそこ有名な休日の地上波番組で、流れの中で使われるコメントをこれだけ言えるって冷静に考えて滅茶苦茶凄い話かもしれない。むしろこの凄さは当の若手ジャニーズ本人たちが一番理解していると思う。

同世代なら伊野尾慧ぐらいしかいないぐらいに若手の中では凄い。

もちろん手越祐也レベルになってくると別格で、あの人はちょっと異次元。

 

とにかく最近の若手で凄いのは手越祐也と伊野尾慧で、その後を追いかける形になってるのがケンティだというぐらいの段階にはある。

初耳学の三大レギュラーはもう「千原ジュニア、ハライチ澤部、セクゾ中島」と並べても良いぐらいに存在感はある。

最近の中島健人の良いところは、こういう場面で全然遠慮してないところで普通の番組に呼ばれるアイドルとしてお手本のような存在になっている。

もちろん昔から面白かったけども、最近は特に面白いしマニアックな見方をすると結構難しいことをやっている。

 

失敗してもいいからただのジャニーズという肩書の置物にならず、発言してナンボみたいなところはあるし、そこから成長していくとも思う。もちろん雰囲気度外視でなんでもガツガツ言えばいいというわけではなく、いい塩梅で話せるというのは実は凄い。

気を使いながら周りを察して、なおかつエゴや個性を出すというのは熟練のスキルが必要なぐらいに難しい。

「中島健人のトーク力は実は初耳学で鍛えられた」と言われる日が来るかもしれない。

この前の「バイバイドゥバイはドバイの歌だけど実はドバイに行ってないのに歌った」という話はセクゾネタでもあって面白かった。

 

少し前にAKBファンが指原莉乃と山本彩の差はアウェーで通用するか、アイドルのホーム限定の面白さかと言っていたが、手越と伊野尾はそのジャンルを抜け出している面白さがある。

日本代表の若手選手が「ミランやドルトムントに入ってるだけで凄い」と言ってたけども、それ似たような話で地上波の番組にレギュラーで出てるだけで既に滅茶苦茶若手ジャニーズとしては凄い。

 

しかもそれがジャニーズタレントのためだけに用意された番組ではなくて、1人の出演者として結構いろんな人が見てる番組に呼ばれていて歴戦の芸能人と同じ場所でやらないといけない。

そこで少しでも話せるって並大抵のことじゃない。

イッテQ!で結局生き残った手越祐也にしても、ちょくちょくいろんな番組に出てる伊野尾慧にしても、そして初耳学で千原ジュニアやハライチ澤部とポジション争いしてる中島健人にしても凄い。

あと近くのお店の電化製品コーナーで何気なくテレビ番組を見ていたらバラエティ番組にレギュラーとして出演していた北山宏光も凄い。

 

何も意識してなくて何気なくテレビを見ていたら「あっ、ジャニーズだ」ってなるメンバーって実はすごい競争に打ち勝った精鋭で、その番組で結構存在感があったらそれは滅茶苦茶凄い。

 

海外の名の知れたスポーツチームで出場してる日本人選手かなりすげぇ理論と同じで、有名な地上波番組にレギュラーとして出演しているジャニーズは普通に凄い。

スポンサー移籍みたいなのはあるが結局チーム内レギュラー争いに勝てなければ出場できないのと同じで、ジャニーズの力で出演が決まったとしてもそこから存在感を出せるかは本人の実力次第。

手越がイッテQに出演できたのはジャニーズ事務所のおかげでもあるけど、そこからあのレベルまで育ったのは完全に本人の実力の領域にある。

そう言う意味で中島健人は今面白くなってきている若手ジャニーズの一人だと言える。

 

更に言えば若手ジャニーズはもっといっぱいいるわけで、彼らがどう個性を発揮して「このメンバー出演させたら面白そう」となっていくかは楽しみでもある。

SASUKEで存在感を出しつつある"塚ちゃん"こと塚田僚一や、その後を追うSnow Manの岩本照も楽しみな存在。

こうやって若手ジャニーズ内で新しいギラギラした競争がもっと沸き立ってきてほしいなと思う。