バルセロナ、ひとまずチェルシー戦を制してベスト8進出決定
バルセロナにとって最初の難関だったチェルシーとのベスト8行きをかけた試合は、合計スコア4-1でバルサの物となった。
レアル・マドリードが難なくPSGを打ち破り、セビージャがマンチェスター・ユナイテッド相手に番狂わせを起こした後に、バルセロナだけ敗退するという事だけはどうしても避けなければならなかったためこの勝利の意味は大きい。
チェルシーと言えばかつてバルセロナがCLの舞台で敗戦したこともある相手でもある。ファーストレグを制しておかなかったことも含めて悲観的にならざるを得なかったのも本音だ。
アウェーゴールを奪っていても、チェルシー戦は何かが起きるのではないかという不安要素があった。
しかし終わってみればセカンドレグはカンプ・ノウで3-0の圧勝に終わり、無事8強に駒を進めることに成功した。
それにしてもメッシが相変わらずおかしい、ついでに言えば案の定クリスティアーノ・ロナウドも復活してきており、一体いつまでこのトロイカ体制が続くと言うのか。
今季もまたこの二大巨頭のための大会となりそうだ。
ロナウド「なぜ笑うんだい?僕は衰えないよ」
褒め言葉として言うならば、もはやロナウドはメッシへの執着心だけでここまで粘り強く食らいついている。
逆にメッシも、ここまでしつこいライバルがいるからこそ気を抜かずに相変らずスーパープレーを日常的に連発している。
このチェルシー戦でもクルトワの股を2回も抜いたゴールを決めており、もはやかつてクルトワに苦手意識があると言われていた時代は過去のものだ。
ところでパリ・サンジェルマンとかいう自称優勝候補はどこに消えたんだい?
ネイマールはもうマドリードの高級住宅街の新居を探し始めているだろう。
そして弱い方のマンチェスターこと、マンチェスター・ユナイテッドは莫大な予算を使ってこの様なのだから世界中で盛大に笑いものにされている。
マンチェスター・シティ「真っ赤な衣装のマンUさんは、いつも皆の笑い者」
プレミアリーグ躍進のシーズンになるのではないかと言われていたが、気づいてみればベスト8に残っているのは2チームだけでイタリア勢と変わらない。
プレミア・ファイブもここにきてシティとリバプールのみがかろうじて存命している。
トッテナム「後は任せた・・・」
マンU「ぐわああああぁ」
チェルシー「ワシはよくやった方だ」
シティ「今季の俺は一味違う」
リバプール「な、なんなんですか・・・なんであたしここにいるんですか?」
マンチェスター・ユナイテッドはモウリーニョでもどうにもならないという事は、結局のところ26年も指揮したファーガソンが凄かっただけで、元々の地位に戻ったと言ったほうが適切なのかもしれない。
それどころかUEFAチャンピオンズリーグの舞台に参戦できなかったシーズンが続いたことを考えれば、今のこの状況は復調気味にはある。今季は自力でCL出場圏内に入り、最低限ベスト16には残ったことを考えれば及第点以上だ。
今季のベスト8に面白い顔ぶれがいるとすれば、ASローマとセビージャ、そしてリヴァプールが勝ち残っていることは興味深い。
パリ・サンジェルマンは本当はここにいるはずだったのかもしれないが、あまりにもUEFAから嫌われすぎたのだろう。
バイエルン・ミュンヘン「結局は俺らだよな」
バルセロナ「また会ったな」
ユヴェントス「ファンタスティック4は今年も健在だな」
レアル・マドリード「まぁ優勝しか見えてないんでね」
マンチェスター・シティ「今季の俺は一味違うって言ってんだろ」
いよいよCLベスト8が出揃い、ここからが本当の地獄だというような様相を呈してき始めている。
もう2018年が3か月過ぎようとしており、気づけばあっという間に決勝になりワールドカップが始まるだろう。
ここからの流れは本当に早い、組み合わせ抽選が決まればまた一段と優勝争いが本格化し、どのクラブもラストスパートをかけに来るはずだ。