elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

King & Princeデビューは賛否両論だからこそ面白い

冷静に考えて4年ぶりにジャニーズの新ユニットがデビューって凄い事だよなあとKing & Princeのデビューを見ていて思う。

既に『シンデレラガール』というデビュー曲を披露し5月にリリースすることが決まっているが、その曲名の通り王子様路線の超正統派アイドルとして期待されている。

 

これぞジャニーズの最強アイドルというようなスーパーエリート軍団が揃っていて、リジムジンで6人が登場したときはやっぱり迫力が凄いと感じた。

ジャニーズというのはやはりこれぐらい派手であってほしいし、輝いていてほしいという姿を体現している。

ジャニーズから新しいグループがデビューするというのは相当大きな年なので、まさに冬季オリンピックイヤーでありワールドカップイヤーでもある2018年を象徴している。

2018年はジャニーズのデビューイヤーでもあるので、どこまでKing & Princeが行けるかというのはとても興味深い。

それでジャニーズ全体が活気づけばそれは他のグループのためにもなるので、とにかく盛り上がってほしいよなあと願わずにはいられない。

 

そんな願いが届いたのかはわからないが、King & Princeは早速デビュー前後から賛否両論巻き起こり物議を醸している。

 

まずこのグループ名のKing & Princeが「キンプリ」と読むのかどうかで、いろいろと論争が起こっており、これからどう呼ばれていくのかというのは興味深い。

ちなみにジャニーズJr.時代からキンプリは使われているため歴史自体は長い用語だ。

 

その後紆余曲折を経て、KingとPrinceに分かれていた時期があり、更に言えばそもそも平野紫耀と永瀬廉は関西ジャニーズJr.だったので今もその根深い問題は賛否両論を集めている。

しかも平野紫耀が、実はボイメンのメンバーだった過去があったり他のジャニーズ以外のアイドルと似ている部分があるのではないかと問題視されたりとジャニーズ外とも抱える問題がある。

そんな平野紫耀は今年、伝説的なドラマでありかつて松本潤がブレイクするきっかけとなった『花より男子』の続編で主役を務めることとなっており今最も勢いがある若手ジャニーズの一人だ。

 

更に『ザ少年倶楽部プレミアム』が事実上、King & Princeの冠番組となるのではないかと言われており、ここに同じくジャニーズのNEWSとの間にも遺恨が発生するのではないかと危惧されている。

 

そもそもMr.King時代から一部「ゴリ押し」と揶揄される声もあり、ある意味で強硬策のような物は批判の対象となってきた歴史がある。

ただ自分はこういったやや強引なやり方もジャニーズらしいやり方だと思っており、そこに芸能界の華やかさを感じてもいる。

 

賛否両論であってもとにかく論争が巻き起こり、好きな人は好きで、嫌いな人は嫌いという立場がはっきりしているぐらいのほうが活気づいていて面白いとも思う。

ゴリ押しという言葉が登場する前は、「プロモーション」という言葉で済まされていたとも言えるし、そういう時代の方がとにかく大きくて派手なものは生まれやすかった。

光GENJIが解散した後も歴史に残っているのは、バブルという経済が活気づいた時代に大きなブームを巻き起こしたからでもある。

ジャニーズというのは本来そういう華やかな物であるべきだ。

ジャニーズはスターやアイドルを体現したような存在であり続けてきたが、スター不在と呼ばれる現代はどこか停滞感に満ちている。

批判も無い代わりに、小さく大人しくこじんまりとまとまるよりは、嫌いな人はいくらでもいていいからそのかわり熱狂的な支持者も多いという状態の方が面白い。

 

世の中の風潮自体が、こじんまりと大人しくまとまって好きな人だけで落ち着いていたほうが楽だという時代になっていることは否めない。

それってなんか夢小さいよなあと寂しく思わないと言えば、それは嘘になる。

そういったことはジャニーズではなくて、別のローカルアイドルやユーチューバーだかがやっていけばいい路線であって、ジャニーズやはり巨大で華やかできらびやかなことをしているからこそ面白いし憧れの対象となる。

 

King & Princeの曲に『勝つんだWIN!』という曲がある。

「デカい夢追いかけて、何があっても上に上に上に行こうぜHey!」

まるでその歌詞のように、時代の閉塞感を打破するようなグループになってほしい。

奇しくもジャニーズはなぜかそのグループを象徴する曲のような存在になることが多い。

ジャニーズ恒例の謎ネーミングでまた一つ新しいグループが誕生しようとしている。