elken’s blog

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バルサCL敗退 必ずしも強者が勝つとは限らない

欧州サッカーの世界でとんでもないことが起きている。

バルセロナが圧倒的リードから、2ndlegで悲劇的な逆転をされ今大会から姿を消すことになった。

正直「嘘だろ・・・」としか思えず現実が理解できないが、サッカーの世界ではこういうことが良く起き、むしろ逆張り予想の方が上手く行く事がある。

結構今シーズンのCLはいろいろと波乱が起きていて、絶好調のパリ・サンジェルマンに息を潜めていたレアル・マドリードが勝利したりリヴァプールがマンチェスター・シティを圧倒したりしている。

 

今シーズンのバルサと言えば開幕前はもはや暗黒期を覚悟しなければならないというムードに包まれていたが、そこから始まってみればメッシが覚醒して快進撃を続けていたがこうした結果になってしまった。

やっぱりネイマールは必要となり、サッカー界は手のひら返しのオンパレードだ。ネイマールも「メッシと共演すれば凄いことが起きる」と意味深なことを言っており、逆にコウチーニョはここまで苦労して獲得しておきながらなんだったのかともなっている。

 

逆にレアル・マドリードの三連覇も現実味を増してきており、バルセロニスタとしては悪夢の再来が近づき始めている。アルゼンチン代表はワールドカップで期待できそうにないし、せめてリーグだけは制覇してほしいところだ。

 

そして今季のCLで自分はリヴァプールを優勝候補に挙げていたが、そちらも現実味を増してきており今回外し続けてきた優勝予想もようやく的中するのではないかと内心期待している。

 

ただ予想通りに行かないところもサッカーの面白さであり、正義や強者が勝つとは限らないし何が起こるかわからない。

バルセロナのCL制覇は2014-15シーズンが最後になってしまうのだろうか。

グリーズマンの移籍が本当に実現すれば良いが、これもまだ不透明な部分がある。

 

決勝以外ではユベントスに相性が悪いレアル・マドリードも、当然敗退するリスクはあり、ユーベとローマというイタリア勢がベスト4に2チームとも勝ち残ればワールドカップ予選敗退の悲劇も癒えるかもしれない。

セリエA復権の意地をかけてここはひとつユベントスにASローマのような奇跡を成し遂げてもらいたいと望んでいるファンも多いはずだ。

 

PSGに逆転勝ちした後にその勢いで優勝するのかと思ったら、それが山王戦のようになり嘘のように敗退したし、今季のバルサは勝負強いと思っていたらローマにしてやられるとは思ってもいなかった。

残念ではあるがこれもサッカーであり、逆にマドリディスタは笑いが止まらないだろう。

笑いたければ笑えばいいと思うしか無ないが、逆にローマがバルサに勝てるというのは夢がある事でもある。

CLの舞台が最近はスペイン勢ゲーになっていたこともあり、新しい展開にそろそろ期待したい段階であったのも事実だ。

 

イニエスタは最後のCLがこんなことになってしまって心残りはあるかもしれない。

シャビはアンチフットボール批判の準備をしているだろうか。

美しいバルサのフットボールが、忌々しきカテナチオにより滅ぼされたが、美学が真の意味で滅ぶことは無いみたいなことを考えていそうだ。

サッカーの世界ではあらゆることが起こり得る、これもまたサッカーだ。

強者が負けることもエンターテイメントの世界には必要であり、バルサが敗退することにこれだけ喜ぶ人がいるという事は、それだけバルサがリスペクトされているというでもある。

そしてもうメッシはこの悔しさを反骨心に変えて、アルゼンチン代表を優勝に導くしかないだろう。

今回のように起こり得ないはずだったことが起こるのがサッカーならば、次は奇跡を起こしていく側になることもできる。