elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

IZ*ONEチェヨンの日本語勉強法がいたってシンプル!

韓流アイドルや韓国の芸能人を見ていると、なぜこんなに日本語が上手いのかと驚くことはないだろうか?

芸能人どころか一般の韓国人も日本語学習者だと上手く、まあ日本に住んでいたり日本に関心がある人ならば当然上手くて当たり前ではあるのだが、やっぱり上手い。

韓国料理店のおばちゃんなんて日本語難しいと言いながらペラペラで話し言葉はマスターしているし、東方神起がもはや韓国語よりもむしろ日本語を多く話していた光景というのも懐かしい。

 

じゃあなぜ韓国人がここまで日本語が上手いのかと言えば、もちろん日本語と語順が似ていて漢字の熟語が共通しているからとか、学習熱心だからとかそういう理由は既に語られている。

最近では黒歴史とか厨二病、ツンデレという日本語由来の若者言葉がネット用語として使われているし、逆に日本ではヨジャとかナムジャとか使われている。

 

ただ誤解すべきでないのは、何も韓国人が天性の語学の才能を持っているわけではなく、日本語が上手く話せない韓流アイドルも多いのは事実だ。また韓国社会でも、日本と同じように英語力が低いことが問題視されており別段韓国人が語学が得意というわけではなく実態は日本とあまり変わらない。

やっぱり後から勉強すると難しいのは万国共通で、所属事務所の練習生時代に勉強していなかったメンバーは全然話せなく歌詞だけ暗記して歌ってることが多い。

 

そんな前置きをして本題に入ると、最近特に日本語が上手い韓流アイドルとしてIZ*ONEのチェヨンは欠かせない。

このチェヨン、ダンスに非常に秀でていることはもちろん抜群の努力家で本当に日本語学習にも熱心な姿がファンにとっても印象深い。

最近、宮脇咲良の「さくのき」というラジオ番組に出演したときも流暢な日本語を披露して発音も、「てにをは」のような助詞も完璧に使いこなしていたのが印象的だ。

しかもこの回、韓国の楽屋で急ピッチに収録したものでただ通りかかったチェヨンがアドリブで話してそのレベルだったのだからすごい!

逆に同じくアドリブで出演したイェナは、宮脇咲良に「来週のこの時間も聞いてくださいね」という紹介ナレーションを教えてもらうものの最終的には上手く話せず後半は韓国語になっていて、それはそれで可愛かったけど、とにかくチェヨンの日本語スキルは本当に凄かった。

 

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そんなチェヨンの日本語学習法は至ってシンプルだ。

「とにかく語彙を覚える」

たったこれだけに尽きる。

実際IZ*ONEの公式アカウントを見ても、チェヨンの投稿は本当に丁寧で日本語と韓国語の両方で心を込めて長文を書いているのがわかる。その文章をよく読んでみると、日本人が用意した文章ではなくちゃんとチェヨンが考えて日本語に翻訳したのが伝わってくるような独特な表現が多い。

要するに「韓国語っぽい日本語」がちくちょくあってそれはそれで可愛く見える!

本当に詳しい単語まで知ってて、しっかり調べてた覚えながら書いてるというのがよく分かり、時々日本人でも使わないかしこまった表現があったりと面白い。

 

そして実はこの王道とも言える勉強法は同じK-POPの先輩であるTWICEのサナも使っているお墨付きの勉強法なのだ!

サナ曰く「韓国の番組に出てくるテロップを調べて覚えた」らしく、その結果もはや韓国語ネイティブ並の実力として認められている。

 

もう少しその秘訣に迫るならば、サナは恥ずかしがらずむしろ大袈裟なくらいに韓国語を話すのでそれが上達に繋がったのではないかと自分は思っている。

 

サナは韓国人より韓国人っぽく喋るというか、外国語はちょっと大袈裟な演技で現地人っぽく話した方がそれっぽくなるのだ笑

例えば英語ならハリウッド映画の真似をしようと思った方がいいし、日本人からするとわざとらしいくらいがちょうどいい。

笑われないようにする発音の方が却って分かりにくく、外国人からすると逆に面白く聞こえて馬鹿にされてしまうので恥ずかしがることは逆効果だ。ただ喋るだけでしかないのだから、気負いすぎず自信に溢れていた方が伝わる、というのはサナ見てもよく分かるだろう。

 

あとブルピンのジスやモモランドのジェインも、周りが英語上手い反動で、それだったら自分は日本語で勝負してやろうと凄く上手くなっているので、人には同じ言語でも不向きがあったりする。

逆にサナやモモは韓国語上手いのに英語はよくいるテストで赤点みたいなキャラな感じがする笑

 

ちなみにこも「語彙単語を覚える」という勉強法は何も最近の話ではなく語学では結構有名な話だ。

例えば東大に合格したホリエモンの英語勉強法はひたすら単語を勉強することだと何度も語られている。

 

また最近自分も韓国語を勉強していて、単語中心の勉強に切り替えたら少しずつ分かるようになってきている。

「やっぱ語彙って正義だわ」という実感があり、語学に近道なんてなく、むしろ逆にこれが近道だったりする。

単語を覚えると自然とリスニングで聞き取れる言葉も増えるし、文全体を推測しやすくなる。その結果自分でもちょっとずつわかることが増えてきているのが驚だ。

 

そのさくのきラジオで宮脇咲良が「FPSはやるしかない」とシューティングゲームをやるコツについての質問に答えていたけれど、文字通り語学もやるしかない!

マップ覚えたり武器の性能や使い方を覚えるのと一緒で、少しずつ地道に取り入れていくのが勉強だ。

 

ただゲームが遊びながら覚えるように、語学も出来るだけ遊びながら覚えるのが効果的だ。

例えば自分は時間があるときは数時間連続で韓国語のネットを見て、わからない言葉があったらコピペして調べることの繰り返しで少しずつではあるがフィーリングで分かるようになってきている。

面白いから見てるだけなのにいい勉強になってるので相当お得だ。今や好きな物を見ることに時間を費やすというのは無駄ではない。

まあただ、あまり綺麗ではない言葉ばかり覚えているのでこれが正しいかはわからない笑

 

しかし語学は罵り合うようば下品な言葉から覚えてフィーリングを掴むのがどの言語でも効果的であって、その内「無駄に覚えてしまった韓国語」という記事も書いてみたい。

 

ところで語学の話で言えばTWICEとIZ*ONEの最大の違いと言えば、音楽以外ではあまり日本語を使わない前者に比べて、後者は日常でも日本語をよく使っている。

TWICEは元々、中国市場に進出することが目標で、当初はもう韓流が下火だった日本に対する準備をあまりしていなかったという事情がある。

 

中国人よりも日本人がTWICEの可愛さを評価したというのもあるし、ツウィの台湾国旗の件もあったり、今思えば実は回り回って朴槿恵がTHAAD報復されて韓流が中国で締め出されたから今があるように思えてくる。要するにJYPは当初の予定と違って中国より日本を選んで成功した。

今K-POPや韓流を推してる主流層は政治と文化を切り離している世代なので、李明博の竹島上陸のような頃にはならないし、この流れは続くだろう。

当の韓国もあれだけ政治が反日の流れに突き進んでおきながら、韓国で日本文化は平常通り受け入れられている。

 

それはともかくTWICEがあまり日本語を使わないのは、それこそ大人になってから外国語勉強するのは難しいという話であって、ハードスケジュールの中ではどうしても間に合わないというのもあるだろう。

 

韓流アイドルは皆が皆日本語が上手いという幻想を払拭したのがTWICEというか、普通に韓国人も日本語勉強するのはそう簡単じゃないんだなというのがわかる。

日本人メンバーも韓国語に慣れきっているし、日本人の特性上あまり外国人に日本語を使えと押し付けることもないので、よほど他のメンバーが日本語に関心がないと中々難しそうだ。

 

逆にIZ*ONEは急造のグループなので日本語と韓国語がカオスなくらい入り交じってワチャワチャしていて、そもそもミンジュウォニョンが練習生時代から日本語を勉強していたらしい。

チェヨンもカカオトークで宮脇咲良に言葉の意味を聞いているみたいで、学習熱が高ければ自然と上手くなっていくんだなと。

日常に取り入れるからこそちょっとした語彙も覚えるし、学習も続く。語学に限らず上達したいことは日常の中でちょっとしたことでも覚えていく、それが遠回りのように見えて近道なんだと思う。