elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

イブラヒモビッチのミラン復帰弾かっこよすぎだろ

さっそく神が魅せた。

イブラヒモビッチACミラン復帰早々、たった2試合目でゴールを叩き込み勝者のメンタリティーを沈む名門に吹き込んだ。

 

正直ワイミラニスタ、今度こそ期待してええんか?

マンUアーセナルがまだ羨ましく見えるほど地獄に沈んでいるミラニスタとして今度こそ最後の賭けですねん。

四十路前のロートル選手にガチで期待しているとなったら、おそらく今首位にいる同じ街の青と黒の方々は嘲笑するかもしれない。だが彼らを一瞬で論破できる事例がある。

サネッティ、はい論破

むしろインテリスタ程、ベテランの価値をわかっているだろうし、まあそもそもミラノの2大クラブは比較的仲がいいのでむしろ名門の復活を望んでいるかもしれない。イタリアとしてはミラノダービーより、ナショナルダービーであるインテルユベントスの方が激しく、青と赤の戦いは交流戦に近い意味合いがある。

 

そもそもトゥルタク老人選手に頼るのはセリエA全体の気風であって、実際イブラのおっさんにカツ入れられた頼りないゆとり選手の方が情けないのは事実だ。イタリアもゆとり化していているんだろうね。

というか全世界的にゆとり化していて、最近プリンスの方のボアテングもイマドキの若手はプレステばかりしていて野心がないと苦言を呈する有様だ。海外版ゆとり叩きと言いたいところだが、実際問題これまでのミランはふがいなかった。

そしてイブラヒモビッチ復帰で本当に見違えるようになった。

 

イブラの発言を聞くと「助けに来た」「より凶悪になって戻ってきた」「このチームは自身が足りていない」などと本気で語っているのが伝わってくる。38歳のおっさんがこんなにガチになっているのに対して、これまでの若手の温さ、緩さはゆとりと言われても仕方がない。世界的に深刻な20代の自信欠如で、アラフォーにカツを入れられる始末は情けないと思いつつも逆に世界共通でもある。

 

イブラの場合、ゴール以外のプレーでも、ターゲットになるポストプレーの落としでかなりチャンスメイクをしているし余裕でまだセリエAの選手をフィジカルで制圧しているのだから恐ろしい。覇王、侵略者、破壊者、カリスマ、キング、ゴッド、モンスター、いや、そんな普通名詞など必要ない。ズラタンの一言で済む。

彼はズラタンであり、なぜならズラタンだからだ。

これ以上の説明がいるか?笑

 

逆に、チームを助けに来たと言いながら監督が解任されたらすぐに辞めたあの御方と比較される。

もう東京五輪まで一試合も無駄にするわけにはいかないのに、イラン問題で世界平和を唱えたり、オーストラリアの火災で変顔チャレンジに参加しつつも変顔自体はしていないとか。

本田ファンとしてはスルツキ辞めたとしても、何とかフィテッセでプレーし続けて欲しかったし東京五輪代表に選ばれてほしいと今でも思っている。見たいのはサッカー選手としてのプレーだ。それがうまく行った上での発言ならば説得力があるし、とにかくピッチ上のホンダが見たい。

 

本さん「もう俺のキャリアなんてどうでもええねん。東京五輪とか個人の小さな夢や。やけどな、世界の平和と自然はそんなもんやないんや」

これはバーロー映画の服部並みに圧倒的主人公感

 

BLACKPINKロゼ「私のオーストラリアを助けて!」

本さん「わかっとるわ、ワイとてメルボルンで戦った過去があるさかい」

アジアのインフルエンサーの2人が今オーストラリアに向かっている、これが世界が動いてるってことかよッ!

もうそろそろWe are the world for Australiaが出てきそうなノリである。

 

最後ふざけたとけど、自分は思う。

本田圭佑のことをミランの10番としては駄目だったとわざわざ持ち出して批判せずにはいられない人もいるし、コアラリーグに落ちぶれたと叩いていた人もいた。でも、実際焼け苦しむコアラを見て、そのコアラのためにオーストラリアでの選手経験があるからこそ本田はここまで本気になっている。だから本田がAリーガーだったというキャリアは無駄にはならなかったのではないか。

 

話は強引に戻るものの、とにかくイブラの帰還というのは戦術としても大きな役割を果たすということは間違いない。それどころかチーム全体に対する影響だけでなく、アッレグリ監督の復帰の噂もあり、後にイブラ復帰というのは相当に大きな影響があったと評価されることになるかもしれない。

 

他のクラブを愛している人々はミランが哀れな悪あがきをしていると高みの見物をしているかもしれない。でもロッソネロはこのどん底からこそ復活するだろうし、もしそのきっかけになるのであればイブラヒモビッチの存在は、後世において本物の神として評価される事になる。