elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

どうぶつの森はキャンプのようなもの

今絶賛大流行中のどうぶつの森について思うことを書いていきたい。

なぜそう思ったのかというとネットで「結局どうぶつの森も人生と同じように持つ者が大都会を作ってるだけ」的な意見を見かけたからだ。

 

つまり現実とは別世界にスローライフを求めるゲームですら、もうそこには現実があるんだなと言うことだ。

 

これはゲームでよくある現象で、誰もが現実に疲れてゲームの世界にストレス解消を求めているのにそこでもまた現実を味わわされるというパターンだ。

こういう現象を腐るほど見てきた者として思うのは、ゲームに過度に期待するなと言うことである。どこにも幻想郷や桃源郷は無く人は現実を生きなければならない。

現実程しつこい存在はない。

 

言ってみればあつ森はキャンプと似ている。

最近キャンプを題材にしたアニメが流行ったり、芸能人の間でブームになりテレビの企画などでも取り上げられている。コロナウイルスが流行ってからでも、屋外は安全だという理由でレジャーとして人気が衰える兆しはない。

ここでまず前提として自分はキャンプやBBQに関しては思い出があるし、陰キャ的な意見で否定したいというわけではない。

そして今回自分はスイッチは持っているものの、どうぶつの森は買っていないしプレーしたことすらない。

 

まずキャンプは都会の生活に疲れた人が一時的に自然を求めるという意味合いがあり、それゆえに現代生活で疲弊しきっている日本人にマッチした。

ただそのキャンプも結局集団でワイワイしていたり、高いキャンプ道具を見せびらかすためのマウンティングコンテンツとなっている状況は否定できない。

誰も来ない場所にキャンプする本物のキャンプ好きと違って、安易に人気のキャンプ場に集まる人々はそこまで本質に興味はないわけだ。

そして彼らを傍目に隅っこで、一人みすぼらしいセットでキャンプをしていたら虚しくなり劣等感を掻き立てられ、現実に引き戻される。

 

どうぶつの森もギスギスしたネットや、ガチ化した対戦や競争に疲弊したユーザーが集まっているはずだった。

しかしそこにあったのはSNSでドヤ顔で共有される発展した豪華な街ばかり。コミュニティが既に出来上がっていて仲間内で楽しそうにしている。

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穏やかなスローライフどこ行った?涙

本来、どうぶつの森はガツガツ対戦や競争ばかり重視されるゲームと違って、緩い雰囲気のまったり感を求めているユーザーが多いのではないだろうか。

現実でキャンプに行くことも難しい、そういう層が一時の憩いの場を求めている。

 

それが結局他のゲームと同じく無限の競争とマウントですよ。

都会とは離れた島をのどかに自分好みにして遊んでいたら、隣に凄い街をドカドカ開発する人が出てきて雰囲気だだ崩れと言うことなのだろう。

そしてそれをSNSで見せびらかす。

 

ネットの雰囲気自体が、まったりゲームのこだわりを語るものからガチガチの攻略情報や結果ばかり重視されるようになって久しいが、ついにどうぶつの森にまでその波が押し寄せているのだなと。この風潮でつまらなくなったゲームがどれだけ多いことか。

おそらくベストな楽しみ方は、芸能人やアイドルが仕事の合間にマイペースでこんなものゲットしました、というのを見るくらいで良いのだ。

 

それかリアルの身内と報告し合うくらいがちょうどいい。

ネットの誰かも知らない他人がドヤ顔で先に行ってるからムカつくわけで、リアルで顔を知ってる奴が自分より先にクリアしても悔しくはない。アイツは自分よりゲーム好きなやつだからな、で終る。

 

それが今やネットなんて見ても、最速クリア!みたいな人が必ずいるし、流行りの新作に飛びつくユーチューバーが絶対にいる。

自分はポケモン剣盾の時、それが嫌でネットはあまり見ていなかった。まったりした個人のプレー日記みたいなのは好きだけどガツガツした効率のいい攻略情報あまり好きじゃない。

本当にゲーム愛ある人が個人で楽しんでる感はもちろん好きなのだが、今のネットではちょっと古い感覚になってしまうだろう。

 

今のゲームはもはや初期環境イナゴというよりも、初期のコミュニティを求めるイナゴばかりになっていてゲームの内容にそこまで興味がない人が多い。明らかにゲームの消費サイクルが早くなっており、初動で不評を買えば立ち直れない。一度大作が出ればじっくり数年考察するような古典的ゲーマーは少なくなりつつある。

要するに最新作の盛り上がってる感やコミュニケーションが欲しいだけなのだが、結局それは虚しい結果しか産まないことが多い。

それよりも自分の追求するゲームを細々とでもやってる方が楽しいのだ。

もちろんどうぶつの森が悪いというわけではない。

おそらく一年後、その時でもあつ森を続けていて、同じように続けている人同士だったら楽しく会話できるだろう。