今COVID19による世界的なステイホームの流れが起きているが、サッカー界も例外ではない。
有名選手が毎日のように自宅でのトレーニングやリフティングを動画にして上げたりメッセージを発信したりしている。
その脈絡で一つのトレンドになっているのが家でゲームをしようという動きで、特にサッカー界はFIFAシリーズで積極的にこのムーブメントを推進している。
元々「ゲームはFIFAかFIFA以外か」と豪語する大のFIFAプレイヤーである自分からすると本当にありがたい限りで自粛ムードの中、とても心の支えになっている。
その数多くあるFIFA企画の中、この度日本代表歴代3位の得点数を誇るレジェンドである岡崎慎司がこの大会に名乗りを上げた。
日本の有名選手でFIFAプレイヤーといえば過去に宇佐美貴史がインタビューで答えていたり、FIFAのプロモーションビデオで本田圭佑が語っていたりする。
ただこういった大会に代表選手クラスが参加するのは珍しい。
ちなみに今大会イタリアのACミランのCBであるロマニョーリ選手も参加しており世界規模の大会となっている。
有名選手が自分の競技をゲームでもして、ゲーム上の自分を操作するという光景はおそらくサッカーが一番多いのではないだろうか。プロがゲームというとやや遊びのように聞こえるが、サッカーの場合国内外問わずプロとゲームの世界が上手く連携しており普通にプロがゲームをしているのが日常だ。
野球でも最近はダルビッシュ投手がプロスピの配信をしておりますユーチューバー化しているが、サッカーはもはやそれが普通というか「プロが練習せず何ゲームしてんだよ」みたいな批判は無いに等しい。
だからこそ他のスポーツ界ももっとゲームに対してオープンになっても良いのではないと自分は考えている。
閑話休題で話を戻すと、昨晩の岡崎慎司の初戦はマレーシア代表だった。
まず今大会のルール規定は能力値を85に統一したもので、二人組同士の対決となる。つまりチームごとの格差がないため全員が同じチームを使うということは起きない。
また6分ハーフの12分マッチを一試合として二人ずつ試合行うので、一 1人目がファーストレグ、2人目がセカンドレグということになる。
昨日岡崎が出場したのはそのセカンドレグで、自分もリアルタイムで感染していたのだがこれが非常に面白かった。
FIFAの利点が試合店舗が早くて得点が多く入ることや、体力の消耗が少ないので毎日見られるということにある。実際昨日の劇的なマレーシア戦に続き、今夜はもうすぐ台湾戦だ、今から楽しみだ。
たかがゲームと思いきや知っている選手がプレーして国別対抗戦をやっているとこれが意外と熱が入るのが面白いところ。
世の中がこうなってしまう以前に当たり前のようにサッカーに盛り上がっていた時のように、思わず本気で盛り上がっている自分がいた。昨日の初戦で岡崎が使う岡崎がPKとダイビングヘッドを決めたときの喜びようと、その後のインタビューは見ていて非常に面白かった。
そして地味に解説者の方のトークも面白く、いろいろとFIFAの事情や現実のサッカーと関連した内容をトークしている。
特に「最近のFIFAサウジアラビア勢が異様に強い」という話は興味深かった。
まずゲーマーの友人によると、こういった謎の国がなぜか強いという現象は時々あるらしく例えば最近では鉄拳という格ゲーでパキスタン勢が席巻したことがあった。ローカルな空間で秘密のベールに包まれた訓練が行われているというのはグローバル化以前の世界情勢のようでワクワクする。
自分も一人の熱烈なFIFAゲーマーとしてトップの試合というのを一度つべで見ようとして何度か過去の大会を見ているのだが、確かに決勝にリバプール使っていたサウジアラビア人がいたなとそういえば思った。
FUTという重課金モードがあるのだが、それでレジェンド選手大五郎の方のロナウドを使っていたプレイヤーだ。
ただ前述のゲーマー友人から言わせると「レジェンド選手がちゃんと強いのはスポーツゲームの利点」らしく、昔のキャラが強くかといって今のキャラもしっかり強いという絶妙なバランスは中々貴重なことらしい。特にサッカーゲームの場合、昔の選手が強いことに対してあまり批判が無く、過去をリスペクトする文化があるというのは昔のユーザーにとっても入りやすい空気を作ることができている。
FIFAについて語るとついつい余計なことまで語りたがるくらい好きなのでこれくらいにして再び話を戻すと、とにかく日本代表どこまで行けるか、そしてこういった大会がもっと盛り上がってほしい。そういう未来に期待したい。サッカー好きなら絶対FIFAをやりましょう!