elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

FCバルセロナさん、心肺停止状態で発見される

8-2とかもはや伝説だろこれ、世紀の一戦を目撃してしまった。

2試合合計スコアではなく1試合でこの数字である。

なんと決勝トーナメント、ノックアウトステージでの8失点はCLの歴史上初とのことでチャンピオンズリーグ版ミネイロンの悲劇がここに誕生してしまった。

 

もう前半で4点取られてぐらいからはこれブラジルVSドイツの再現あるんじゃないかと見ていたが、まさかそれを上回ることになるとは。

畜生クロースがどっかのタイミングでまた煽りそうだ。

28とか82という数字には要注意だ。

野球における33-4並の数字になってしまった。

やっぱりバルサは野球に例えると阪神やったんや・・・

もうしばらくの間8と2の組み合わせには耐えられそうにない。

 

まずこの試合、パスミス地獄、そして高齢化地獄だった。

もう今のバルサは豆腐メンタルでちょっとでも上手く行かないと瓦解してしまう。パスミスの嵐から、しょうもない失点をして強度の高い相手に崩されてしまう。

駄目なやつのFIFAを見てるときにそっくりというか、完全に自分がゲームで大量失点して負けるパターンそのもので親近感すら湧いた。

前回の記事で書いたことが悪い意味で的中しまくり、バルセロナはロンドンにある都市だったのかと錯覚しそうだ。

ドイツ軍の電撃戦に蹂躙された哀しきカタルーニャよ。

スペイン内戦時のゲルニカ空爆レベルの大惨事だ。

 

笑えるのが流石にコウチーニョから得点されることはないだろと思っていたら見事に2点決められてハットトリックされかけたというところである。

もう悔しいというよりも呆れて笑いしか出てこない。

開始3分で決められて、コーナーキック地獄に晒されてブスケツが汗ダクダクだった姿を見て、もうこのチーム90分持たないだろうなという気がしてはいたが、まさかここまでとまでは信じられない。

完全に時代遅れのサッカーだ。

シニア軍団が技術も体力もメンタルも全て劣っていた。シルバーセロナと改名すべきだはないだろうか。

 

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それとメッシはすぐに諦めすぎ。

毎年のように頼りない姿を見てたけれど案の定

もうメッシ様とか言ってる小柳ルミ子姉さんくらいしか信じてないってというくらい、最近のメッシは信用がない。(ルミ子はセティエンをCL再開前に更迭すべきだと言っていたので見る目はある)

この表情また今年もだ。

ほんと、鏡で練習でもしてるのか?と言いたいぐらい毎度毎度の風物詩である。

プジョルのような強いメンタリティを持った選手が誰一人としていない。贅沢は言わない、せめてマスチェラーノくらいの選手が居てくれればと思ってもいない。

ネイマールのように流れとは無関係に打開する選手もいない。かろうじてスアレスが今日はやる気あったけれど、そのギャンブルも一度きりだった。

 

それにしても本当に、かつて世界最高のパスサッカーを披露していたチームとは思えない。ここまでバルサのパスが稚拙になるなんて信じられない。

セメドとセルジロベルトの連携ミスから2失点目が生まれたが、あの中盤でのミスを全盛期のシャビとイニエスタ、アウベスがするとは思えない。

キケ・セティエンはポゼッションの哲学を持っていると思っていたけど、選手の思いつきや個人の能力やセンス任せのパスワークでしかなく、組織として完成度の高い部分は見当たらなかった。

 

わけのわからないパスミスの連打はちゃんと戦術を浸透させていないという証明だ。

個人の選手が勘でやっているので、ちゃんとシステムを構築しているチームに圧倒される。中途半端に全盛期の栄光にすがっている選手が自分達はパスも上手いしテクニックがあると思っているが、研究され尽くしてどのチームの選手もパスが上手くなっている。もうかつてのようなアドバンテージは無いのに。

 

現状、焦土と化したこの状況から復興する姿を想像することは難しい。

もう一度バルサは哲学を見直し原点に立ち返るべきだが腐敗した体制はもうしばらく続く。

正直に言って心は折れかけている。シャビ先生の帰還まで情熱を取り戻すことも難しいだろう。