elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

メッシが愛想を尽かしたバルサ地獄のスタメンがこちら

今世界を騒がせているメッシ移籍説に伴い、困難から逃げるのかという批判がされたり、もうメッシはオワコンで時代は終わったという事まで騒がれている。

自分自身も、ここ数年のメッシに懐疑的であった。

 

ただ、ここ一旦冷静になって考えてみよう。

例の8対2のバイエルン戦、バルサ目線なら2:8のスタメンだ。

 

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地獄も地獄だろこんなん笑

今冷静に見て酷すぎる。

ブラジルワールドカップのドイツ戦の時のブラジル代表並みに酷いメンバーだ。

 

まずサイドがゼロ、まともに攻撃の起点になれるウィンガーがいない。

 

スアレス→メッシと同じ運動量で、かつては行っていた駆け引きをしない、ワンタッチでの捌きをことごとくミスし、ポストプレーは不可能。メッシのお友達枠。この試合に関してはよく動いていたが、もう限界

ビダル→ファイターでありバルサに欠けている強度とメンタリティがあるものの、技術はバルサ基準ではない。

ブスケツ→とろいだけのロートル

デヨング→バルセロナの練習量が少なく、生温いため自主練をする優秀な若手だが、起用法が間違っているため本領発揮には程遠い。

セルジ・ロベルト→いつまでもカンテラ上がりの若手のような認識だが、実際はもうすぐ三十路。結局どの役割が相応しいかどの監督も見つけることができずにここまで来てしまった。流れが崩れた2失点目の戦犯

セメド→身体能力だけはアウベス以上だが、サイドバックに必要なその他何もかもが欠けている。無事戦犯に

 

ディフェンスラインに関しては割愛するとしてメッシが絡む周りの選手らがこのクオリティである。

メッシばかり運動量が少ないお散歩野郎だと批判されているが、こいつらと一緒にやるのも相当キツくないかと。

多少はメッシに同情する余地があるし可愛そうになってくる。

 

そりゃ愛想つかしてマンチェスター・シティに行こうとするわよ笑

まずデ・ブライネがいる、ダビド・シルバは退団するもののベウナウト・シウバやマフレズ、新加入のフェラン・トーレス、スターリング、そしてアグエロがいる。

まともなウィンガーもパサーも誰一人としていないバルサからすると天国だ。

 

こんな酷い試合になるのであれば、潔くデヨングとビダルのドブレピボーテにして左をファティ、右をグリーズマンの両サイドにして特攻した方がまだマシだった。それで美しく散るならここまで世界中のクレは怒っていないだろう。

メッシとスアレスを縦関係にして、ファティとグリーズマンが動いてくれればもう少し得点が入ったのではないか。

明らかに守備的で保守的な中盤であの大量失点は擁護不可能だ。

負けることを恐れて守りに入って大敗北するという一番ダサいパターンである。

この中盤でメッシになんとかしてくださいという攻撃は無理がありすぎる、最初から破綻していた。メッシとスアレスがまだ20代後半であればミラクルを起こせたかもしれないが、今の二人には厳しかった。

 

もし現在でもメッシを最大限に活躍させたいのであれば周囲のサポートは必要だ。

ゼロトップとしてペナルティエリア内でのプレーに専念させとにかくいいパスをチーム全体で送るということに徹すれば30ゴールは軽く超えるだろう。

 

バルサの選手であり続けてほしいという思いもあるが、今のバルサにその環境を揃えられないという現実も見えている。

今後高確率で見ることのできない才能であることを考えれば、最先端の環境でどういうプレーをするかということの興味を優先したい。

またバルサにとってもクラブ以上の存在は改革の阻害要因になっている。

ここが別れどきなのではないかと残念ながら思わずにはいられない。

バルサ以上にサッカーという競技そのものが好きな身としては、純粋にフットボールの限界がどこにあるのかという実験や開拓を見てみたい。

 

もしメッシがバルサ以外でプレーしたら、という永遠の謎を残すべきではない。神話には科学が入る必要がある。

しかしその実現にはこれから長い泥沼の交渉劇が待ち受けているだろう。