elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

ホン・ジニョンの『愛のバッテリー』は懐かしい名曲

TWICEのジヒョがシックスティーンの時に歌ったことでも有名な愛のバッテリー

韓国歌謡で自分はこの曲が一番好きというか旅情に浸るノスタルジーある曲だと思っている。男から見て「あなたがいないと駄目よ」みたいな曲は、まぁどの世代、どの国問わず好きなものだが観客を見ていると結構韓国のおばさん層からもこの懐かしいトロット調が人気だとわかる。

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youtu.be

 

この曲は深夜にお酒飲みながら一人で聞くにはいい曲だ。韓国のトロットは日本の演歌や昭和歌謡にも似ていて影響受けているし、多分こういう音楽は日本と韓国ぐらいにしかない。あったとしても言語や世界観が違いすぎる。

韓国語は他のアジアの言語よりもなんだかんだで日本語とリズム感が似ている。これは実際に勉強している自分が言うから間違いない。

こういう感性がわかるというか近い国も少ない。

 

アジアの言語は声調が重視される言語が多くて、韓国語にはそれがない。この特徴は日本語と同じで、アルタイ諸語という同族でもある。正確にはこの説は未確定で、日本語も韓国語も孤立語という説が学会では定説とされているのだが、中国語や東南アジアの言語よりは圧倒的に日本語に近い。

あと、韓国人が思ってることやネットに書いてることもめちゃくちゃ日本人に近くて感性が合う。悪い部分も似てる。

 

まずこのときのホン・ジニョンはめるるに似てる。

むしろめるるに日本語カバーで歌ってほしい。

昔ながらの情熱的な愛というかレトロな恋こそ愛のバッテリーの真骨頂

こんな世界観に酔いしれたいというか、溶けていきたいような曲調をしてる。

ただ古き良き韓国歌謡と見せかけて実は2009年の曲で、「現代に昔っぽい曲を作った」という意味で青春アミーゴに近い。実際のところこの曲自体は1970年代の曲とかではない。

21世紀の現代が思い描く古き良き昔というもので、本当は昔はそこまで美しくない。

こういうのと言うのは過去のノスタルジーと現代のテクノロジーが融合した真の幻想であって存在しないから夢のような幻想なのである。