ピクシブでなかなか評価されない時にはどうすればいいか
ピクシブに投稿していたらどうしても他人の評価が気にはなる。
他人に見せるためにイラストをアップロードしているのだからそれは自然な事。
それを自己顕示欲というけどもネットなんてほとんど自己顕示欲。ネットにアップロードしておきながらそんなことに興味ないですって言う人いるけどそれ嘘だよね。
承認欲求があるから皆イラストを上げる。
そして評価やブクマされたらうれしいしコメントされたらもっと嬉しい。それでやる気になってもっと絵を描いて上手くなる。それ自体は凄く良いことだと思うし自分だって評価を求めてる。
ただほぼ初期の頃はほとんど何も反応がなかった。
そうなんですよ、ピクシブって基本皆無反応。
「自分の絵は好きだけど他人の絵はどうでもいい」正直これがみんなの心理
自分の飼いネコが一番かわいいのと一緒で自分の絵は可愛いけど、他人の絵は正直他人でしかないことが多い。
基本皆他人で無反応な世界。見向きもされないし見てくれたとしても2,3秒見てそっ閉じ。そのあと反応までしてくれる人なんて稀も稀。
よっぽどクオリティが高くないとピクシブでは生き残っていけない。プロレベルの絵があふれまくってる中で素人がやったところで見向きもされない。
「ピクシブで評価されない」と思っている人のほとんどがそういう素人レベルの人だと思うし、自分だってそう。「素人はプロや専門学校生、プロ予備軍には勝てない」これをピクシブでは痛いほど思い知らされたよね。
とにかくレベルが高い。
普段からプレミアリーグやリーガエスパニョーラのトップレベルの試合見てる人がJリーグの試合見ても面白くないとかレベルが低いと思ってしまうのと同じでピクシブで普段からランキング入りするようなトップレベルの絵ばかり見てる人が俺の絵なんか見てもなんとも思わないよなぁと何度も思った。
Jリーグどころか部活レベルでしかないのが自分の絵。
普段からメッシやネイマールのテクニック見てる人が部活レベルでちょっと何かやっても何も思ってくれない。ピクシブって殆どの人が「公式の補完」のために有名ユーザーのハイレベルな版権絵を見に来てるだけ。
そういう中で俺らみたいなしょぼいのがいても、そういうロム専ユーザーからすれば邪魔でしかないしお呼びではないんだよね。ほんと匿名の人は全然反応してくれない。見る専門の人はたいてい有名ユーザーの凄い絵にはよくコメントするけど活気のない誰もコメントしてない素人の絵にはコメントもしないし評価もしないというのが基本的な傾向であるというのは事実。
それは正直なんかコメントしにくいな、という雰囲気があるのも同時に事実ではあるけど。
とにかく我々素人の絵はそれだけどうでもいい絵でしかない。こういう素人のオリジナル物の絵って需要が基本的にはない。部活レベルで少しうまい程度の人がプレミアやらリーガ見てる一流の欧州サッカーファンの前で何かやっても笑いものなのが現実。
初期の頃なんてこんなお笑い絵しか書いてなかった。
というか最新の絵でもあんま変わってないけど。
過去絵と最新の絵を比較した絵を投稿したけど、やっときたコメントが「どっちが最新絵?」だったときは情けなくなったよね笑
結局ピクシブというのは上手い人たちの場所だと割り切って、「初めから素人はお呼びじゃないんだな」と考えるのも評価されない事への一つの手段
ただ最近自分は評価が増えてきている。
昔の絵と最新の絵で比べてもらえればわかるけども評価は明らかに増えている。
本当に評価されてる凄いプロレベルの人からすりゃお笑いだけども我々素人からすればありがたいレベル。
ちなみに自分で評価しているわけではない。中にはランキングに上げるために複数のアカウントを作って自分で評価を入れている人がいるらしいけど、さすがにそれは虚しいのでやっていない。
これが何で増えたかというとずばり「固定ファンが増えた」ということ。
しょぼい絵なのに毎回見てくれる人は本当にありがたい
通りすがりの人とか初めてこのイラストを見た人はほぼ無反応というのがピクシブのテンプレ。だけどもフォローしてくれる人が増えるとフォローしてる人の新着の所に表示されるのでとりあえず見てくれて「あの人の絵か」と評価を入れてくれる。
こういう身内票には賛否両論あるけどもやっぱりうれしい
人間って同じレベルの物ならば知ってる人の方を評価するし親近感を感じる。
自分だってそうで自分がフォローしている人のイラストにはよく評価を入れる。そういうちょっとした反応でもうれしいってのがわかるしそういう反応がその人のやる気を上げてまた投稿してくれるならたとえ身内票でもいいんじゃないかなと思う。
そうやってなるべく反応するという文化が自分は素人絵の文化を育てると思う。自分はそういう個人のオリジナルイラスト文化が好きでそのためにピクシブを見ている。
何もプロレベルの公式版権絵とかネットの人気ジャンルの有名絵師の絵を見るために見ているわけじゃない。むしろそういう絵にはあまり興味がなく手作り感ある個人創作が見たくてピクシブを見ている。
こういう文化をもっと盛り上げようと思ったらやっぱり反応という物は必要。
ピクシブは絵師同士の交流の場という言葉がある。
現実としてレベルの低い個人がネットで生き残っていくのは難しい
そういう個人は集まらないとやっていけないのも現実。
ネットという物はもう何もかもがガチ化しすぎて普通にプロや公式がありふれたものになってきている。昔に比べてネットは良くも悪くも発達し整備された。
そういうプロが大正義の時代で生きていくとしたら交流とか弱小同士の連携で何かを模索していくしかない。そういう時代。
そういう意味で身内の交流みたいなのは大事。
ただネットの何もかもが交流やコミュニケーションありきになってしまっているのも自分はあまり賛成ではない
それはいい文化ではあるけども、交流しなきゃ何も反応されないし認めてもらえないとなると「実力かコミュ力のある人しか居場所がない」という状況になってしまう。
積極的にコミュニケーションを図らなければ反応してもらえないというのはさびしい事でもあると思う。世の中実力は素人レベルだし、ネットでのコミュニケーションが苦手だけども面白い絵は描いているって人が結構多いと思う。
そういう人たちが注目されずにいるのはこういう個人創作の文化を考えたときにちょっともったいないように思う。
皆グルメになっていてよっぽどすごいイラストじゃないと評価されないとか、当時の流行やファンが喜ぶことに媚びて反応を稼ぐとか、ユーザー同士でコミュニケーションをはかったり営業したりとかそういうのばっかになっちゃうとつまらないんじゃないかなとも思う。
1:実力を上げる
2:コミュ力や営業力を上げる
3:特定の何かに媚びるのか
実際問題この3つにはなっているのがピクシブの今日の現実
1は良いけども、2と3はなんか本当にそういうのが大事になってしまっていいのかなというのはある。ただ世の中の商品や芸能とかでもいい物よりもマーケティングが上手い物の方が売れるわけでこれもまた現実は現実
しかもそんなことやっても結局動画サイトのユーチューブとかには圧倒的に押されていて全然注目されないのがピクシブ。
そもそもピクシブ自体が本当に大正義コンテンツに比べれば狭い世界なんだよね。
結局ようつべのデカさには敵わない。今の時代は動画サイトが流行の中心でイラストサイトは端っこの存在
その狭い世界の中でどうやってファンを取り合うかという卑しい感じになってきてしまっているのがちょっと一人の投稿者としてはちょっと寂しさを感じる部分。
全てが悪いというわけじゃないし、自分だってそういう行為をすることもあるから「こういうことやるしかないのも確かにわかるな」という嘆きでもある。
正直自分もその卑しい中の一人だし、こうやってブログやってるのもピクシブで正攻法でやってても通用しないからというのも現実。
だから今日の絵師ってそれぞれ何か皆生き残り方法をサバイバルして模索してるんだよね。好きなことだけを自分のペースやってても生き残れないのも事実
どうやって指示や支援を集めるか、そういうことをやっていくしかない。好きなことをやっていくだけじゃなかなかこういう同人活動をやっていくのは厳しい
そういう世界でトップレベルの絵師から末端の素人投稿者までみんな生きてるんじゃないかなと思う。