幻の機動戦士ガンダムSEED劇場版を自分が作るならこんな感じになる
ガンダムSEEDの映画版、ずっと楽しみにしてるけど
もう無理なのかなぁとあきらめムードが種厨の間に漂ってると思う
そこで考えたのが「ぼくがかんがえたさいきょうのガンダムSEED劇場版」
まず自分がガンダムSEEDにおいて一番大切だと思ってるのは
「コーディネーターVSナチュラル」という対立
ここをもう少しちゃんと描けばガンダムSEEDは人気だけではなく評価も得られたんじゃないかなと思う。
ガンダムSEED DESTINYにいたっては、こういう問題はおまけ程度でしかなく
いつのまにかメインキャラがガンダムにのって戦うお祭りと化してしまった。
なので劇場版ではここをしっかり描いてほしい。
「僕が考えた最強の劇場版」では、コーディネーターの出生率低下問題からスタートする。
始まりはコーディネーターの第三世代出生率低下が技術革新により解決されること。
これにより、コーディネーターの人口は増え、新規プラントの建設も進んでいく。
さらにこの増えたプラントを防衛するためZAFT軍も拡大
またガンダムSEED DESTINY以降の地球プラント間の友好関係で地球に数多くのコーディネーターが進出していく。
となると混血が進んだり、優秀なコーディネーターによって職を奪われていくナチュラルも増えていく。
この辺は「強い種族が増えていく」という生物の根本的な問題に焦点を当てて描いていきたい。
結局コーディネーターって優秀だから生物の法則によって絶対増えていくはず
世界中に白人が進出したり(南米やオーストラリアのように)
野生動物の世界でも外来生物が在来種を駆逐したり。
もっと昔で言えばネアンデルタールとホモ・サピエンスの交代劇のような再来が起こるのではないか
ナチュラルにこういった危機感が芽生えていく
ブルーコスモスがこういった説を煽り立てて、進出するコーディネーターに反発を抱くようになる。
人類は人工的な科学技術操作によって変化していくべきではない
もっと正しい進化があるのではないか。
かつて南米で起きたことが、地球全体で起きようとしている、そんなことまで言われるようになる
そこでやはりプラントやコーディネーターは滅ぼさなければならない、人類の進化においてなかった存在にしなければならない、となってきてコーディネーターやプラントに対して再びテロが起こるようになる。
そしてこういった世界において先の大戦の経験者であるキラ・ヤマトとかアスラン・ザラとかが「戦争がどれだけ酷いことになるのかわかってるのか!?」という感じで動き始める。
この大きな戦争の始まりを何とか止めようとする、キラやアスランの活動を描いていく、というのが「僕の考えた最強のガンダムSEED劇場版」である。
この世界は大体SEED DESTINYの10年後くらいの世界なので、キラやアスランもまだ20代後半(コーディネーターの設定上13歳で成人なのでSEEDの時はかなり若い)
十分ストライクフリーダムやインフィニットジャスティスの後継機でも戦える
またこの話では、戦争の経験者が知らない世代に対してどうやって伝えていくか、という問題も描けるのではないかなと思う。
追記
軽い感じで考えたけど、考えていくうちにいろいろ深く描けそうだと思いました。
とりあえずフリーダムとジャスティスの後継機体を描いてそれがうまく行ったら、偽劇場版を小説として描こうと思います。