サッカー界には様々な美しい選手が存在する。
ドラガン・ストイコビッチ、ボバン
バレロン、ラウル・ゴンサレス、デ・ラ・ペーニャ、グティ、グアルディオラ、チャビ
美しく華麗なスタイルを持った選手はいつの時代も存在する
綺羅星のごとく輝く偉大なる歴代選手
人々は彼らのプレーに酔いしれる
彼らはピッチに魔法をかけ人々を夢へといざなう
人々に美しい時間を体感させる偉大な選手たち
彼らが存在するからこそフットボールはこれほどにまで美しい
フットボールの世界において美しさという概念は多くの論争を呼ぶ。
美学か結果、しかしその美学に反してでもフットボールの美について語ろうとする時点で人はその美という物に心を奪われているのだ。
フットボールの歴史はそういった美をもたらす選手によって今日まで発展してきたと言ってもよい。
しかしそれらのスターを上回るほどの輝きを放つ選手がいると断言できる
それはイニエスタだ
彼ほどピッチ上で輝きを放つ存在はいない
彼の美しさは眩いばかりだ。その輝きは見るものを支配する。
イニエスタはミケランジェロと同等のレベルに存在する。イニエスタによってフットボールはさらに華麗なものへと生まれ変わり美しいフットボールは現代サッカーにおいても一つの時代を築いた。バルサとスペイン代表において彼がもたらした輝かしい功績はもはや伝説であろう。
その輝きは見る者の注目を集め虜にする。
イニエスタはまさに魔法使いであろう。
「美しさ」という言葉は抽象的な概念である。
その言葉を安易に使うことの虚しさも危うさも、十分にわかっているつもりではある。
いや、わかりすぎていたがゆえに最近では、使おうという思い自体が浮かばなくなってきていた。
それでも、彼のプレーを初めて見たとき真っ先に浮かんできたのはあの言葉だった。
「美しい」
美しさという観点では紛れもなくフットボール史上最高の天才である
チャンピオンズリーグ パリ・サンジェルマン戦のときのイニエスタ
現代サッカーはファンタジスタがないと言われるがイニエスタは紛れもなくファンタジスタだ。現代サッカーにおけるファンタジスタはイニエスタを無くしては語れないだろう。
歴代のファンタジスタと比べてもその美しさは負けていない。
イニエスタがファンタジスタだと言われない事が疑問だ。そのファンタジー性やクリエティビティ、イマジネーションはフットボールという球技そのものを支配する。全知全能の神が芝の上にはいる。
イニエスタの宇宙人的発想、芸術家的発想から唐突に出されるパス
優雅なステップで抜き去るドリブル
そのあまりのさりげなさに人はもはやそれが高度で難しい事だとさえ思わないレベルに達している。
余りにも凄すぎるとそれが自然すぎて普通のことに思える。あまりにも難しすぎるが故にあまりにも簡単に見えてしまう。
ファンタジスタを超えた存在
ファンタジスタの上を行く、ファンタジスタ以上のファンタジスタ
それがイニエスタだ
何度も言うがアンドレス・イニエスタだ