elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

本田圭佑の名言に自分が救われた話

本田圭佑と言えばその独特な言い回しで数々の名言が多い。

その発言は時に様々な解釈を招き批判されることもある。更に現状ACミランで非常に苦戦しておりその発言はさらに批判されやすくなっている。

 

そんな本田圭佑はかつてこう語った。

「俺は死ぬほど失敗するタイプ。天才じゃなくて凡人の域から飛び出した変人として最終的になんかこんなやついたなってタイプ」

失敗についての明言は多いが本田もまた失敗について何度も発言している。凡人の域からはみ出た変人という言い回しは本田節そのもの。本田は決して天才タイプじゃない、しかし努力やエキセントリックな言動で成り上がってきた。才能がなくても何か工夫をして何とか成功してやろうと独特な道を追求してそれを有言実行してきた。

とうぜん有言実行できない部分もある。

そういう意味で死ぬほど失敗するという言葉は本田の人生そのものだ。

 

そしてここ最近失敗続きだった自分に本田の言葉は凄く響いた。

「死ぬほど失敗する」

死ぬほど失敗してもいいんだなと本田のおかげで思うことができた。自分はもはや失敗しかしてない。人の三倍は失敗が必要なタイプ。ありえないミスもしまくる。覚えが悪いし学習能力がない。やらかしてばかり、ミスしてばかり。本当に死ぬほど失敗をしている。

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ある意味本田はそういう失敗哲学を追求してきた人間だ。

本田の人生はまさに挫折ばかり。順調なエリート街道ではない。現役になってからも順調に上手く行っていたシーズンなどほとんどない。自分が本田圭佑を応援してきてほとんどのシーンが何かに耐えているシーンばかりだった。懸命にその中から道を見つけようと打開しようと頑張っているシーンがほとんどで華やかに活躍することはたまにしかない。

しかし一瞬の輝きが強烈なのでまたあの輝きを見せてくれるのではないかと期待せずにはいられない。そういう不思議な魔力がある。 本田アンチに言わせればただ騙されてるだけなのかもしれないがそれでも本田圭佑には何かをやってのけるワクワク感がある。

 

そして失敗している姿もまた魅力だ。自分は失敗ばかりしてる人間なのでそういう時に本田圭佑が世界中に失敗を晒している姿を見ると「自分の失敗なんて本田に比べればしょぼい」と思うことができる。世界中に失敗を笑いものにされてもまだ諦めない、その姿は本当にかっこいい。自分はちょっとの失敗で落ち込むけども本田は世界中に批判されても決して挫けない。そういうメンタルの強さが彼にはある。

何度も何度も失敗してようやく成功する、いやその成功も大したものじゃない。だけど最終的にこんな奴いたなと残せるものがあればそれは凡人の域から飛び出た人間として大成功。そんな本田の考え方は生きるヒントをくれる。

 

はっきり言って自分なんて才能もないし要領もよくないししょぼい人間でしかない。文章にしても絵にしても過去にはしょぼい物しかない。自分でも恥ずかしい。だけどそれも死ぬほどの失敗の1つ。それがなければ成長ができない。

過去のものを恥ずかしいと思える時点でそれは成長した証。過去を恥ずかしいと思わなければそれは進歩していないという事。失敗や恥を量産してでも前に進む。

無数のミスを乗り越える、それでしか自分は前に進めないタイプ。ひたすらダサい失敗を繰り返したり、何してんねん、何言ってんねんという事ばかりやってその時は人から理解されなくてももしかしたら1年後、2年後結果が出るかもしれない。

そこをどう信じられるか。

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本田圭佑だって傍から見れば何をしているんだろうなと見える言動が多いし結果が出ていない時も多い。それでも間違っても間違っても本田圭佑はトライする。そういう生き様は決してかっこいいシーンばかりじゃないけどものすごくかっこいい生き方だとジブ運は思う。

しかし本田圭佑のような生き方は簡単にできるものじゃない。本田が上手く行っているときはかっこいい生き方に見えるけど上手く行っていない時は最強にダサい。その時でも貫けるか。順調な時に波に乗っていくのは簡単だけど波が来てない時にはその自信が揺らぐ。上手く行ってない時や結果が出ていない時が実は一番成長している、そういう考え方もできる。本田は今決してかっこよくない。

しかし1年後、2年後どうなっているかわからない。

サッカーの世界は何が起きるかわからない物だ、どうなるか様子を見てみよう。