売る方としてオークションサイトやフリマアプリのようなものを最近検討してて元々はヤフオクでやってみようかなと思ってた。
いろいろガチでお金が必要になってきたり、払わないといけない物があったり、更にバイト解雇されたりして少しでも現金が欲しい状況だから、ネットで不要なものとか売れないかなぁと。
でもヤフオクは結構敷居高い。いろいろ面倒なことも多いし、自分はそういう経験が一切ないからちょっとヤフオクは大変そうだなと思った。
あと自分が売りたい系統の物がヤフオクじゃあまり売れてないうのもあった。
・基本的な違いがヤフオクは値段を購入者側が決めて落札する。
・フリマの場合は基本的には売る側が決めてそれが上がっていくことはない。
オークションとフリーマーケットの違いというのが基本も基本
フリマはいわゆる値下げ要求で下がることはあっても上がることはない。ただその値段ですぐ売れるというのもあるし、ヤフオクは販売の回転率とか微妙そうではある。
自分の出したレアなものがガンガン値段釣りあがって言って高くで売れるってのは正直幻想だなとすぐわかった。「これヤフオクでみんな落札して高く売れるだろうなぁ」というのは甘い甘い夢物語で初心者には無理な話。商才があっていい品があるならばヤフオクはいいと思う。そもそも自分の場合高く売れるようなものなんて持ってないわけだしね。
あとやっぱりネットで聞くのがメルカリのほうがしょぼい物でも売れる。どちらが売れるかというのは状況にもよるけどヤフオクで売れない物がメルカリでは売れたって言う話はよくある。誰も買わない物が意外と売れたり。
ヤフオクじゃ800円でも売れないゲームがメルカリでは1700円で売れたとか。
とにかく結局いくらいい条件でも売れなければまるで意味がない。
売れてなんぼの世界。
理論上ヤフオクで高く売れるとしても結局売れなければメルカリで安い値段で売れたほうがいい。あとメルカリはなんか匿名取引みたいなのができるらしいのもいいなぁとは思った。
あと有象無象の他のオークションサイトやフリマアプリは結局人がいないからぶっちゃけあまり売れないらしい。結局条件悪くても人がいるってそれだけで正義なんだよね。こういう人気サイトで売るというのは東京で商売をすることと同じって書いてたけどまさにその通り。利用料とか手数料とかも東京の高い物価や場所代みたいなものだとわりきれば納得できる。
ただメルカリいいことばかりではない。手軽でもあるけど手軽故にデメリットもある。
1:民度が低い
調べる前からメルカリの民度が低いみたいな話は何度か聞いていて調べてみるとやっぱり民度が低い。年齢制限がないから小学生とかまで利用してるらしい。敷居低いからいろんな人もいる。
というか自分もヤフオクが敷居高いからまずメルカリでやってみようかと検討してる人だしね。自分のように上流とは言えない人間が多くいるのも事実。
ただこれもメリットがあって、相場を知らない人が多いから意外なものが高く売れたりとか、意外なものが安く買えたりとかもあるらしい。良くも悪くもカオス。
これ外国人の小学生だろうな~って人が「こんなん誰が交換するんだよ」って明らかに釣り合わない要求してるけど、そういう取引という概念を理解していない層も結構いるんだろうね。
2:送料は出品者負担が当たり前という風潮
これ驚いたけどもう送料負担じゃないとほとんど売れないらしい。最低価格が300円で送料も出品者負担で更にメルカリに手数料を10%引かれたらもうほとんど利益が手元に残らないなんてこともある。
これ赤字じゃないの?って出品もよく見かける。
結局フリマだから本当に要らない物をほんの少しの小銭に変えようってのが本来のフリーマーケットの発想なのかもしれない。
だから送料込の値段設定をしていないとやっていけない。買う人は送料は出品者負担だというのが当たり前だと思ってるから少しでも面倒な要素があると買わなくなる。かといって送料込の値段にしたら高くなって誰も買わないっていう厳しさもある印象
結局利益を上げてる人は売れるものを上手い売り方で売ってる商才ある人でほとんどは捨てるようなものを小銭に変えてるだけというのが大半だと思った。
3:値下げ要求される
これはもうメルカリでもっとも悪名高い現象の1つ。
出品してる人は値下げ要求がうざいとか厚かましいいう人もいるし、逆に買う人は「フリーマーケットだから値切るのは当たり前」という人もいる。どちらの意見も一理あるとは思う。値切る人もダメ元でワンチャン安くなればいいからとりあえず言っておこう見たいな感じらしいし。
後その人が販売したものが履歴になってるから、過去に値下げ要求に応じた履歴とかも残ってそれを見て足元を見てくる人もいるらしい。「この人は値下げに応じる人なんだ」という感じで。ただそのコメントそのものは削除できるらしい。
出品してる人も売れないよりは安くでも売りたいという心理があるから結局売れた商品とか見ると凄い安い値段で買いたたかれてる光景を目にする。「これはかわいそう・・・」というような買い叩かれ方もよく見かけた。ただ買う方もガラクタに金を払っているわけで良くも悪くもこれがフリマの光景
4:安く買おうと思ってる人がほとんど
結局お金持っててお金払いのいい人って普通にちゃんとしたお店で買うんですよ。皆お金がないからメルカリに安く転がってないかなって感じで見にきてる。メルカリにしかない珍しい物を買うというよりもみんなセール品や掘り出し物を探しに来てる。
どこにでもあるようなものとかほんとにありえないぐらい安くないと誰も買わない。
世知辛くて物が売れない世の中。使えるお金も余裕なくて何とか100円でも安く買おうとして皆来てる。中にはメルカリで仕入れたものをヤフオクで上手く高値で売る人もいるらしいし、結局そういう人たちもなるべく安く仕入れたいから安い物しか買わない。
それがやっぱり基本も基本。お金ないから売る方も買う方もみんなメルカリに来てる。
まとめ
結局普通にやってると絶対もうからないと思った。雀の涙のようなものにしかならず結局日払いバイトでもやったほうが効率いいレベル
いろんな手間がかかるから「簡単に出品して手ごろにフリマアプリでお小遣い稼ぎ♪」なんてのは夢物語。いろんな大切なものを売ってマジの小銭小遣い。
パッと見た感じこんなのが300円になるのかよ!!こんなでも300円で売れるんだ!って思うけど、実はそれ送料出品者払いだし結構発送に手間かかってたりその300円ですらほんとたまに売れるぐらいだったりする。
でも売れる物とかほんとタダ同然で手に入れたものでなおかつ需要があって供給が少なくて運よくそれを買う気のある人が見ていればすごく利益にはなる。場合によってはバイトの時給よりも効率が良かったりするかもしれない。
売り方とか売る物次第だからこれも結局商才
物が売れない世の中、お金を賢く使って無駄遣いしないことが正義、ただでさえそういう世の中で、更にメルカリのような安い物しか買いたくないという層が集まってる中で利益を上げようとしたらかなり厳しいものはある。
そもそも自分が物を売ることの厳しさをガチで痛感してるしね。カニとかあるでしょ、今日日マジで蟹とか誰も興味ないんだなって思ったもんねアレ。このご時世悠長にカニ食べれる人なんていないんですよ。本当に蟹が欲しくて購買意欲のある人は最初から自分で蟹サイト調べて買ってるし。誰も蟹食ってる余裕なんてないし。下の方にあるけど冬虫夏草エキスなんて誰が買うの!?こんなもの。中国の富豪しか冬虫夏草なんて買わないでしょ。少なくともこのブログの読者層とは大きく異なるに違いないけど一応紹介させていただく。~させていただくというLDH用語に最近はまってる
とにかくそもそも物を売るというのが難しい世の中って言う大前提がある。
フリマとかなおさらそうだと思う。
前述のように安く買いたい人がメイン層だから。
そういう物を売るという行為が難しくなってる時代。みんなが無駄遣いしてた時代じゃなくて「コスパ」って言葉がネット以外でも流行り出して皆物を買うことに抵抗を持つようになった気がする。コスパって言葉を流行らせたのは正直経済の盛り上がりにとっては良くなかった、コスパって言葉は日本経済の戦犯だと思う。中国の爆買いとか叩かれがちだけど、日本人も無駄な買い物しまくってた頃の方が結局経済は良かったんだよなぁと思ったり。
あとネットで「これをメルカリで売ればもうかる!」みたいなのもすでにもう皆真似してるし実際自分でやろうとしたら手間がかかる物が多かったりしてそう簡単に上手くいかないと思う。
そんな真似事はすぐパクられるし、競争相手も多いし上手い事自分で一工夫アレンジしないと厳しいはず。
結局いろいろ自分で考えていかない限りメルカリ攻略みたいなのは無理なんじゃないかなと感じた。ただ商売が何かというのは理解できるかもしれない。
そういうのを感覚でつかみながら時間かけて利益を上げていくという方向性が一番かもしれない。
そんなすぐ結果が出てっていう夢物語ではないよねって思った。