elken’s blog

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桐谷美玲の彼氏、無事スペイン移籍を成功させる

ただしスペイン2部の模様。CDテネリフェ、一瞬スペイン一部にいたシーズンがあったけど基本2部リーグのクラブなので正直な話決まったときはパッとしない移籍だなと持った。

やっぱりどうしてもクラブワールドカップ決勝のテンションがあるからあの柴崎岳がスペイン2部かぁ・・・とは正直思った。レアル・マドリード相手に2ゴール決めてモドリッチよりもよかった選手がよくわからないクラブに決まっちゃった感がどうしてもある。ラスパルマスでも微妙だなぁと思ってたけど、でも冷静に考えてクラブワールドカップでファンとしてもテンションあがりすぎたのかなとは思う。現実的に考えれば結構良い移籍だしとにかく決まったことは大きい。ユニフォームもかっこいいしスタジアムや街も雰囲気がいいので期待できそうな移籍。

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この移籍がレアル・マドリード相手に2ゴール決めた柴崎岳がスペイン2部へ移籍」だとちょっとがっかりするけど、現実として柴崎は昨シーズン通しては微妙だったし日本代表にも全然呼ばれてないパッとしない普通の日本人選手でしかなかった。Jリーグであまり活躍してなく代表にも呼ばれてない選手がスペイン2部移籍」と解釈すれば全然普通にいい移籍なんだよね。現実の評価はそっちだと考えればまずまずの移籍。移籍成功せずに帰ってくるほど情けない展開もなかったのでとりあえず決まったことは良かったなぁと思う。

しかもキーなのが「半年契約」なところ。高い移籍金で飼い殺しにされるようなことはまずない。とりあえず語学研修期間やスペインサッカーになれる実戦期間と考えればベストだしいきなり1部よりは2部を体験する方が良い。実際「柴崎岳が1部リーグはいきなり無理、スペインは無理」って意見もかなり多かったから半年間2部をとりあえず体験できるというのは大きい。

本人もかなりスペインへ情熱があるみたいだし結構期待できそう。個人的に柴崎岳って意識高いから環境先行型なのかなと思ってて高いレベルの環境に飛び込んだら刺激されて成長するタイプだと思う。最初は通用しなくてもその内絶対成長する。そもそもスペインリーグってプレミアリーグでの実績引っさげてやってきたモドリッチやベイル、スアレスですらいきなり通用し始めたわけじゃないほどレベル高い。だれもが最初は苦戦するリーグ。そういう意味で2部リーグからスタートというのはポジティブな選択と言えそう。

 

そもそも2部リーグで出世した選手と言えば今スペインで通用している乾貴士も元々はブンデスリーガ2部のボーフムで修行したわけだし大迫勇也も同じように2部リーグからステップアップした。

遠回りに見えるものが近道だというけども着実にステップアップしていくほうが結局サッカーの世界では生き残れる。柿谷もいきなりバーゼルというポジション争いが苛烈な場所に言ったし山口もドイツ1部に行ってすぐ出戻った。それだけ出場機会や適正レベルというのは大事だし日本代表のエースになりかけてた清武も泣きながらセレッソ大阪に出戻ったわけでリーガエスパニョーラのレベルはやっぱり高い。

24歳でもうすぐ25歳の選手がスペイン2部や海外移籍は遅いと意見もあるけども27歳でJリーグに逆戻りするよりは24歳から着実にステップアップして20代後半にスペイン1部で通用する選手目指したほうがよっぽどいい。Jリーグに逆戻りって言うと失礼だけどせっかくあれだけ上り詰めた清武弘嗣みたいな選手が全盛期にJリーグに戻ってたら意味ない。大事なのは遅咲きでもなんでもいいから最終的に定着すること。柴崎が3年後スペイン1部でガンガン試合に出られればそれぐらいの年齢でセレッソ大阪に戻った清武より成功したキャリアだという事ができる。

 

そういう意味で乾貴士って滅茶苦茶凄い選手だよね。歴史上唯一スペイン1部で通用してる日本人選手になった。最初のシーズンの大久保も含めれば2人目だけど実質ここまでやれてる選手は乾ぐらいしかいない。「活躍」というより「通用」ではあるけどその通用ですら今までできなかったのが日本人選手だから本当に凄い事。その乾もドイツ2部、ドイツ1部で着実に修行してやっとたどり着いたのが、減給を受け入れてスペインの昇格クラブでスタメンで出るというレベル。

「スペインリーグの昇格クラブでとりあえずスタメンで毎試合出してもらえる」って乾貴士レベルの選手がドイツ2部、1部で数年修行してしかも減給を受け入れて移籍してやっとやっと手に入れられる領域、それぐらいスペインのレベルは高い。

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そう冷静に考えるとやっぱり柴崎がいきなり通用するというのは甘い考えだったのかもしれない。だからとりあえず2部で修行できそうなのは朗報。最初微妙な移籍だなと思ったけど冷静に考えれば結構いい移籍だと思う。ほんと移籍市場最終日にギリギリ決まった感じだけどとにかく決まったことは朗報。

「しっかり評価してくれるチームだったので。熱心に誘ってくれたのでこのチームに決めた」

しかも柴崎のインタビュー聞く限りなかなかよさげなチーム。やっぱり本気で必要としてくれるところに行くのが大事というのは何度もサッカー選手の移籍で見てきた光景なのでそこらへん柴崎は賢い選択をした。

 

サッカーの世界では未来はわからない。一見すると良い移籍に見えた清武のような選手が結果的にJリーグに戻ることになったし、微妙だなと思った大迫や乾の移籍がブレイクのきっかけになった。

柴崎岳がこれからテネリフェ島という小さな島で大きな夢をつかめるか様子を見てみようじゃないか。

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