サッカーとは酒を飲みながら見るものである。アルコールが入るとサッカー観戦がより楽しくなる。ブンデスリーガではビールを飲みながら観戦するドイツ人の光景をよく見かける。試合という最高のつまみを酒の肴にサッカーをみたり、みんなでハイになりながら見るからサッカーは面白い。
自分は言ったことが無いがスポーツバーなどもきっと普通に見るより楽しいだろう。スタジアムやバーの一体感があるから更に面白い。
ただ自分は一人テレビ観戦派である。その時に酒があると最高に面白い。
ダレる展開の時も酒があると楽しく見れるし、当然盛り上がる展開でも更にハイになる。ゴールが決まったときはスタジアムにいるような臨場感になる。
スタジアムで飲みながら見る試合>>>スタジアムでしらふで見る試合>家で飲みながら見る試合>>>>家でしらふで見る試合
これくらいの違いがある。
家で飲みながらみるとスタジアム観戦の楽しさに近づくことができる。まさにサッカー観戦の必須アイテムでもある。90分の試合を乗り切る時に酒があると本当に楽しくなる。ただあまりにも飲みすぎると何が起きているかわからない。
ほろ酔いで程よく脳が冴えわたっている状態が一番試合を楽しめる。
更に贔屓のチームの試合の時は特別な酒を見る。週に一度の特別な日のために少しばかり高い酒とつまみで飲む。いい酒とつまみでのんだ試合はなぜか思い出に残っていることが多くて後々懐かしいなと思う事がある。
普通の試合でもそうやって少し華やかにするだけで違ったものになる。バルセロナの試合はイニエスタのワインを飲みながら見ても楽しいだろう。ワイン好きのイニエスタも自分が見るときはワインを飲みながら飲んでいるに違いない。
欧州ではサッカーは酒と共にあるというのがむしろ一般的だ。週末をゴージャスにするのが酒とサッカーである。
友達と集まってもいいし、一人でスナック菓子とお酒で見たり、ワインとディナーで見たりそういう日常光景が欧州にはある。
更に言えば贔屓の試合でなくても何の思い入れもないチーム同士の対戦の時も酒があると助かる。どうでもいいチーム同士だとダレることがあるがそこに酒があると楽しく見ることができる。ワールドカップのよくわからない国同士の試合などはこうやって見るのがおすすめだ。チャンピオンズリーグのグループリーグの試合なども酒があると助かる。
結局贔屓だろが贔屓じゃなかろうが飲んでいるのが自分のスタイルだ。ただ単に飲みたいだけで半ば理由づけにすぎない。サッカーはやはりお酒が似合うのだ。日常にはないハイテンションを求めてサッカーを見るし酒を飲む。だから面白い。
つまらない試合を面白くするし面白い試合をさらに面白くする魔法の飲み物。
他スポーツなどでもたとえば野球ではビールを飲みながらじっくり観戦するという事がある。居酒屋でじっくりのみながらとか、球場で売り子から高いビールを買ったりとか。そういう非日常のときは特別にするのがさらに楽しむための方法だ。
一人で見る試合も楽しくなるし大勢で見る試合も楽しくなる。
そんなサッカーやスポーツの最高の相棒がお酒である。一週間に一度しかない特別な試合を思う存分に楽しめる。勝てば最高にうれしいし、負けたときはヤケ酒もできる。そんな風にエキサイトできるのもサッカーと酒の魅力だ。
欧州基準ではむしろ飲みながら見る、飲みながら見るという文化がむしろ欧州のサッカー人気を支えているともいえる。真面目に分析をしながら見るときもちろんあるし、飲まないで見るときも当然ある。ただその観戦方法だけでは飽きるので、飲むときは飲んで試合を楽しむ。これが非日常の刺激をもたらす。
まさにサッカー観戦の最高の相棒が酒である。