今K-POPの舞台で滅茶苦茶アツい対決をしているのがTWICEとBLACKPINKという二つのガールズグループである。
どちわも今のK-POPを代表するガールズグループの一つとしてライバル争いを繰り広げている。
前者はJYPエンターテイメント、後者はYGエンターテイメントというお互いに譲れない韓国芸能界三大事務所のプライドをかけて活動している。
ここにSMエンターテイメントを加えれば、まさにそれは歴史で習う百済、新羅、高句麗のような様相を呈している。
韓国のポップミュージックといえばもはやダンスの技術が高いのは当たり前という時代になっていて、「ダンスが下手なことが可愛い」ということは一切許されないハイレベルで厳しい時代になっている。
そしてその厳しい韓国の舞台に挑戦した日本人と言えば、我らが日本代表TWICEモモ(京都府京田辺市出身)の平井ももこと「モモ」である。
TWICEの「ダンシングマシーン」とさえ評されるダンスのプロフェッショナル、そしてTWICEきっての愛嬌キャラクターでもある。関西人の面白いコミュニケーション能力が韓国でも通用すると証明した日本人、それがモモだ。
ちなみにモモの韓国語はどう聞いても日本人の話す言葉にしか聞こえないので、完全に日本育ちであることは間違いない。
今後もっと、こういうダンスのスペシャリストが日本のアイドル界でも評価されればモモのような才能も発掘されるのではないか、そう感じるほどのダンスのセンスが彼女にはある。
その一方で、BLACKPINKというもう一つのガールクラッシュなグループが存在する。
そしてそのエースがまさに「リサ」というタイ王国出身のメンバーである。
正直「このタイ人、ガチで有能なんだよなぁ」と思わざるを得ないほど"天才中の天才"なのがリサだ。
表現力に関してはもはやアジアの領域を超えて洋楽のレベルにある、英語の発音もパーフェクトでダンスだけでなくラップでも韓流アーティストの中でトップレベルの領域にある。
つまりこの「タイの天才」であるリサは、ダンスだけでなくラップにおいても優れた才能を発揮する。
日本代表のモモは先日LIKEYでラップを披露したように決してできないわけではないが、やはり英語を万能に扱えるリサには及ばない。
しかしダンスという部分ではモモの実力は間違いなくK-POPアーティストの中でトップクラスのレベルにある。
むしろリサと比べられるほど凄いのがモモだとも言えるし、日本からもこういった素晴らしいダンサーは登場するということをモモの活躍は示している。
今後「モモオンニ(モモ姉さん)」に憧れてダンスを志す若い世代が日本から現れれば、日本のエンターテイメントも新しい領域に進化していくのかもしれない。
それにしても、まさか韓国を舞台において日本代表vsタイ代表の一戦が行われるとは思ってもみなかったほどにこの対決は迫力がある。
日本の威信とタイの威信が、韓国でぶつかり合うとは誰が予想しただろうか笑
TWICEモモとBLACKPINKリサのダンス対決は本当にどちらが優れているかわからない。
日本人として、そしてONCEとしてモモに頑張ってほしいという思いもありつつ、BLACKPINKのリサも本当に良い子なのでどちらかを優遇できないのが複雑なジレンマとして迫りくる。
リサはステージ上のイメージと違って本当に私生活では面白くてかわいい子であるし、もちろんモモも韓国のグループの中で独自の魅力を発揮している。
タイ出身のリサ、そして日本出身のモモ、それぞれがお互い異国の地で自分の才能を発揮して活躍している。
これは選べない!
モモも凄いもん、そしてリサも凄いもん、だから選べない、その選択を迫らないでくれ!笑
どっちも凄いという結論に行き着く、そしてその答えはその姿を見た人の個人の嗜好にゆだねられる。
皆さん、モモとリサ、どちらがかっこいいダンサーと感じたでしょうか。
その答えはもはや自分自身がどう思うか、そんな僅差の均衡の中に存在しているのかもしれない。