elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

平昌オリンピック開幕式でTWICEの曲が流れてワイ歓喜

今更ながらピョンチャンオリンピックの開幕式はいろんなことがあって、特に人面鳥は大きな話題をさらったり、北朝鮮の高官が参加したという話がワイドショーをにぎわせてたりしている。

 

その中でも選手団の入場で流れたK-POPメドレーの中にTWICEのLIKEYがあったことはONCEにとって嬉しかった事の一つだ。

自分もリアルタイムで見ていて「おっ、TWICEだ」とあのイントロを聞いたときはテンションがあがった。

 

他に流れたのはPSYのカンナムスタイル、BIGBANGのFANTASTIC BABY、防弾少年団のDNA、そして最後にはRed VelvetのRed Flaverだったはずで、アメリカやイギリスから借りてきた洋楽を流さなくとも自国に世界的に知られたポップミュージックがあることを羨ましくも感じた。

K-POPを知っていればわかる曲が多い上に、昔流行った曲ではなくわりと最近の物が多いというのも韓国のポップカルチャーの育成が成功したことの証左だと言える。

 

「オリンピックという格式高いイベントに最近流行の曲を流すのは合わない」という意見もあるかもしれないが、今の時代最先端の文化というのは軽視できない物になっている。

その意味で2年後の東京オリンピックではポケモンとマリオのような世界的に知られたゲームのBGMを流すのはありかもしれないとも思いながら見ていた。

 

そしてあの人面鳥は個人的には物凄く厨二病心をくすぐるデザインでかっこいいなと思ったけれども、子供も含めて世界中の人が見るイベントであの不気味な儒教ドラゴンを出すのは確かに場違いだったかもしれない。

夜に見るのはちょっと怖いとうか、子供の夢に出てきてもおかしくは無い笑

そもそも韓国人ですらあの古代の壁画に書かれた人面鳥を知らないというのだから、素直にもっとK-POPを出したほうが良かった気はする。

 

更に今回のピョンチャンオリンピック自体が韓国と北朝鮮の複雑な関係の舞台になっているのは否めず、「平壌オリンピック」だと揶揄する声もある。

実際日本のワイドショーを見ていても、北朝鮮関連の報道が多く韓国で開催されている感じがあまりしない。

 

それもそのはず、平昌がある江原道(カンウォンド)という地域は韓国国内では地方の部類に入るので最先端のポップカルチャーとはあまり縁がない場所だと言われている。

 

ワイドショーを見るような層は韓国の若者文化にはそれほど興味が無く、北朝鮮への関心度のほうが高い。

更にK-POPのような文化に関心がある層にとっては、江原道の小さな町にはそれほど関心を持てる要素が無い。

OH MY GIRLのスンヒとビニの出身地域であり、サッカーではソン・フンミンの出身ということと、かつて冬のソナタの舞台になったことぐらいしか関心を抱かせるものは無いのが現実だ。

個人的には韓国の中で好きな地域の一つではあるけれども、江原道に行くぐらいなら日本人観光客はソウルに行くだろう。

 

これがもしソウルで開催される五輪ならば、もう少し流行となるような要素があるかもしれないが、平昌から若者受けする文化を発信することは難しい。

TWICEの韓国人メンバーは殆どソウル周辺地域が出身で、あまり江原道には縁がない。

日本以上に都会と地方の差がある国なのでピョンチャンで開催されるからと言ってそれが韓国のポップカルチャーの絶好のアピール機会になるというほど事は単純ではないようだ。

 

日本の旅番組も韓国ロケに行くなら、江原道ではなくソウルや釜山を選ぶだろう。

その結果、結局北朝鮮の話題の方がテレビ側としても扱いやすく、北朝鮮としてはしてやったりという感じなのかもしれない。

金正恩「やったぜ」

文在寅「計画通り」

 

つまりTWICEファンとしては残念ながら開幕式がピークになる可能性が高いということで、韓国で開催されているからと言ってこれといった期待はあまりしない方が良いのかもしれない。

そもそも韓国人ですら平昌や江原道の旅行は高いというレベルで、むしろ同じ雪国に行くなら日本の北海道にでも行ったほうがいいと考えている人も多い。

 

個人的には冬季オリンピックの雰囲気自体が好きなのでもちろん期待は大きい。

終わってみれば開幕式が一番面白かったとなるのか、日本人選手が活躍し始めればオリンピックムードが出てくるのか、とにかくまだ始まったばかりなので4年に1度の冬の祭典を楽しんでいきたいなと思う。