elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

ぐるナイの中島健人が、わりとマジで面白くなってきた件

「あいつの適応力マジで半端ねぇな」と思うのが最近の中島健人で、もうなんかすっかりお茶の間に溶け込んでいて若干ビビる。

そうよ、やっぱ中島健人って面白い奴なんだよなぁと思いながらすげぇ楽しんでいる自分がいる。

 

常識的に考えて10年以上続いている大御所番組に、いきなりジャニーズの新人が飛び込んだら「そりゃ萎縮するだろ」って環境に、いきなりこれだけ存在感を打ち出しているのだからマジで凄い。

ナインティナインの岡村隆史も「ケンティーとはいい関係を気付けている」と番組内で発言していて、対立するシーンがあるかのように見えて裏ではどこか信頼している雰囲気がある。

 

というのも中島健人という男、異様に気が使えて気配りが効くナイスガイなので、誰かをないがしろに扱うということがまずない。

本当に一回しか共演することが無いような芸能人の方であっても、事前に情報を調べて本気で挑むのでこれだけの人気番組に何の準備も計画も無く適当にやるなんてことはあり得ない。

 

女性芸能人の共演者も常に「レディ」として扱い、これは母親に常にレディーファーストを教えられてきた教育が生きている。渡辺直美を「なおみさん」、ブルゾンちえみを「ちえみさん」と呼び、同じ空間で活動していく人への敬意は忘れない。

ジャニーズという職業柄、女性を褒めるということが生業だからというわけではなく、そもそも人間としてのレディファーストをナチュラルにしている。

道を歩く時に意識をせず車線側を歩いたり、ドアを開けたりするというのを、普段から何も意識せずに行っていて、椅子を引くという行為ももはや習慣なのかもしれない。

レディファーストをしていると押しつけがましい自意識を持つと駄目で、本当にイケてる男はもうそれが普通の習慣なんだろうなとケンティーをつくづく見ていて思う。

 

決して橋本環奈だけ可愛いから特別扱いするわけでもなく、この人はとにかく常に女性だけでなく他者への敬意を欠かすことが無い。

中島健人のプロ意識というか、ジャニーズであるという事に対する情熱や研究意識のようなものはもう何度も見てきたのでファンとしてそこは保証したい。

雑誌のインタビューなどを見ても本当によく考えているし、大学時代の話なんかを聞いても本当にしっかりしているなという印象を受ける。

 

マジでしっかりしすぎていて、ジャニーズの先輩のメンバーからも「おまえもっと適当で良いし、タメ語でいいよ」と言われてもかなり礼儀正しい。そんな奴が何の考えも無く適当にテレビ番組に出演するわけも無く、いろいろケンティーなりに考えて工夫してるんだろうなってのがすげぇ伝わってくる。

 

それでいて凄いのがじゃあ「新人のジャニーズタレントです、今日からよろしくお願いします」って感じで何もなくいるわけじゃなくて、個性を出すところはしっかり出すから凄いし、それはきっと気付かないところで積み重ねてきたからに違いない。

 

サッカーに例えると派手なプレーも上手いけど、地味なところでもちゃんと気が利いて、共演者との意思疎通も裏ではしっかりしてるという、まさに完璧な「新人選手」すぎていろいろと凄すぎる。

何気ないワンタッチやオフザボールのさりげないところで気が利いているし、自分がボールを持ってドリブルするところでは結構面白いフェイントをして本当に見ていて面白い。

周りも生かすし、自分のこだわりも出すというのを超大手番組でいきなりやっちゃうところはエグい才能がある。

 

芸能人としての頭の良さや適応力は本当に凄いし、かといって自分の能力だけが評価されればいいというタイプでもない。Sexy Zoneが今よりも難しい時代であっても、率先してグループのためにやってきたことは今でも印象深い。

自分を出すことでグループも活気づくという責任感もあるし、ぐるナイにしても番組として面白くしたいという意欲がとてもあるように見える。

「良い番組に出演させてもらって良かった」で終わるのではなく、むしろその番組に貢献して一緒に大きくなっていきたいという意欲が凄い。

 

そもそも、中島健人自体何かを楽しくしていきたいという明るさがあるように思う。

誰かを楽しませていこう、面白い工夫を自分なりにしてみようという感覚を凄く持っている。

一工夫できる男、それが中島健人なのかもしれない。