elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

Love musicに出演したBLACKPINKが中々よかったという感想

Love musicという音楽番組をまず初めて知ったというのが正直なところで、番組表を見ていたら「BLACKPINK出演」と書いていてこの度見てみた。

若年層向けのアーティストがよく出演していて、日曜深夜ということもあり新しい先鋭的なことを心掛けているようなプログラムだという印象を受けた。

実際に自分も知らないアーティストが出演していて、「今の若者にはこういうものが受けているんだ」と思いながらも、傍から見ればBLACKPINKもそうなのかもしれない。

 

このLove musicという番組、面白いのがアーティスト紹介の時にいかにもカタコト風の日本語で紹介する作りで、Mステを更に若者向けにしようという深夜番組という雰囲気を感じがある。

深夜に徹夜で見るコンテンツというのは解放区的なアンダーグラウンドであり、若者文化の土壌でもあった。

この番組自体それほど過激で先鋭的というわけではない物の、深夜にBLACKPINKを日本の地上波で見るという感覚は中々新鮮だった。

というのも自分にとってブラックピンクを見るのは、大抵がyoutubeで、今の若い世代もスマホで動画を見るというのがライフスタイルになっている。

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「普段ユーチューブで見る人達」というのが自分のBLACKPINKに対する印象で、日本の地上波で見るブルピンはまた違って見えた。

何が一番違っているかといえばやはり"カメラワーク"に尽きる。

日本のJ-POPと韓国のK-POPの最大の違いが何かと言われれば、自分はカメラワークなのではないかと考えている。

 

韓国のアーティストが日本の番組に出演したときに一番感じるのが普段との印象の違いで、特にカメラワークが一番違う。

どちらが優れているかというわけではなく、それぞれ独特な雰囲気がある。

 

これはスポーツにも言えることで、例えばサッカーだとイングランドとスペインでは全然見え方が違う。

韓国のK-POPは、カメラワークでいえばかなりダイナミックで計算されていてイングランドプレミアリーグのような印象を受ける。海外出身メンバーが多数在籍していることも含めて、アジアにおけるアイドル界のプレミアリーグのような立ち位置だ。

一方で、日本はよりローカルな魅力があり日本固有な雰囲気がある。

スペインリーグがラテン系の選手の技術を上手く映し出すのに向いているように、日本もまた日本のアーティスト向けのカメラーワークになっている。

 

国によって見え方が違うというのはスポーツにも芸能にも共通していて、「日本のカメラーワーク」で見たBLACKPINKもまた普段とは違う感じがあった。

披露した曲は『トゥドゥッ-トゥドゥッ』で、自分の場合youtubeで公式にあげられている韓国版のほうを最初に見ていたので受けた印象がまるで違った。

 

日本の番組で見る韓流アイドルも普段とは違って新鮮味があるし、逆に言えばもっと日本のアイドルを韓流のスタジオやカメラワークで見てみたいという思いもある。

それほどカメラワークはエンターテイメントにおいて重要な役割を果たしている。

 

もう一つ面白かったのが、BLACKPINKのインタビューでアンジャッシュの渡部健と自然体な感じで話す姿がとてもよかった。

一番思ったのが「ジスさんこんな感じだった?」というぐらいイメチェンしていて、髪色が明るくてなおかつメイクも日本向け風だったのでいつもと全然違う印象を受けた。

ただ喋り方はいつもと同じ感じだったのでとても不思議な感じがした。

逆に他の3人はいつも通りというか、特にジェニーは可愛かった!

 

ジェニーは自己紹介で自分のことを「チェニ」と言っていたけれども、これは韓国語の発音で言えば間違っていない。

韓国語は名詞の最初の音を濁音で発音しない上に、日本のカタカナでいう長音記号、伸ばし棒がないので「チェニ」と発音する方が韓国語的には正しい。

そのジェニーは、日本語での紹介を言い間違えてそれを言い直すシーンがあったり、別の韓国の番組では「日本アイドル風の自己紹介をする」ということをやっていたりと、ちょっとずつ日本語担当メンバーになりつつある。

4人全員並んでみるとやっぱりジェニーが自分には一番可愛く見えるというか、ますますジェニーが好きになった回だった。

他にはメンバー間で喧嘩しそうになった時に、全員で意見を出し合って解決するというジスのリーダー論が見れたり、ブルピンハウスという宿舎の話が聞けたりと中々見ごたえがあって楽しい時間を過ごすことができた。

 

そしてこの番組、『AS IF IT'S YOUR LAST』というBLACKPINKの代表曲でもう一度ブルピンを見れるようなので次も楽しみだ。

このAS IF IT'S YOUR LASTという曲は自分が一番好きな曲で、『最後のように』と邦訳されることもあるが自分の中では『マジモチョロ』と呼んでいる。

マジモチョロを日本の地上波番組で見れる機会も中々ないので楽しみなのと、日本語訳が上手くはまっているところもこの曲の魅力となっている。

BLACKPINKのブラックなかっこよさと、ピンクな可愛さ、共に見れたとても面白い出演回だったなと思う。